物価高が続く一方で、AIは日常に浸透し、SNS発のトレンドはますます細分化。スポーツやエンタメ界では次々と話題が生まれ、人々の関心も多様化した。そんな2026年上半期を賑わせたのは、社会現象級の大ヒットではなく、ファンやコミュニティの支持を集めつつ成長する〝育成型〟ヒットだ。その事例から、次代のヒットを占う新法則が見えてくる!
今年10月より、ビール系飲料の酒税が一本化される。これを見据えて、各社は独自技術を駆使した、ビールの新ブランドを続々と発表。キリンビールは「日常的に楽しめるご褒美感のある新・定番ビール」を、アサヒビールは「麦芽100%の新スタンダードビール」を9年ぶりに投入することで、本格ビール派の期待に応え、選択肢を広げた。

発売から約9か月で9000万本突破

キリンビール『グッドエール』
オープン価格(実勢価格約253円/350ml)
『一番搾り』『晴れ風』に続く新ブランドはフルーティーな味と香り、後味の良さを両立したエールビール。価格は定番ブランドよりも高めだが、満足感のある味わいとごほうび需要でヒットにつなげた。
発売1か月で年間目標の1/4、100万箱を販売!

アサヒビール『アサヒ ゴールド』
オープン価格(実勢価格約237円/350ml)
スタンダードビールとして9年ぶりの新ブランド。麦芽使用量を従来品の約1.5倍に増やし、『スーパードライ』と同じ酵母を使用。麦芽100%でありながらすっきりとしたキレのある後味が評価された。
〈HIT’S RULE〉各社の強みを活かした新ブランドのビールが市場活性化に寄与しました。(編集・井田)
取材・文/高山 惠 編集/原口りう子
※本記事内に記載されている商品の価格は2026年6月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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