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トグサは最も視聴者に近い存在。声優・中村悠一が語る新生「攻殻機動隊」の魅力

2026.09.01

現在、発売中のDIME9/10合併号では「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」を大特集!脳とネットが直結した電脳社会、そしてサイボーグが街を駆ける未来──。30年以上も前に、現代の生成AIやネット社会の到来を予言していた『攻殻機動隊』が、2026年、ついに再始動する。最新アニメシリーズが掲げたテーマは、士郎正宗の原作コミックを意識した「原点回帰であり、原典回帰」。最先端のテクノロジーが、始まりのイマジネーションへ追いついた今、どのような『攻殻機動隊』が描かれるのか。誰も見たことがない、だが私たちが最も渇望した〝新生・公安9課〟の全貌を目撃せよ。

今回は、トグサ役・中村悠一氏のインタビューをお届けする。

トグサ

トグサ役・中村悠一が大切にした現実の世界と地続きにある視点

 長い歴史と多くのファンを抱える『攻殻機動隊』の新作にトグサ役として参加できることは、僕にとって本当に光栄なことです。僕から見たトグサは、公安9課のメンバーの中でも特に「人間らしい感覚」を持った人物です。電脳化や義体化が多い公安9課において、彼は最も視聴者の目線に近いと思います。だからこそトグサという存在は、このサイバーパンクな世界の持つ魅力や異質さを鮮明に映し出す、とても重要な役割を担っていると感じています。

 そんな彼が持つ「人間味」の部分は、今回の物語でも大きな魅力になっています。トグサは元刑事で優秀な捜査官ですが、愛用のリボルバーへのこだわりがあったり、家に帰れば家庭を持つマイホームパパでもあります。超人揃いの9課の中で、時に迷ったり葛藤したりしながらも泥臭く前に進むその姿は、彼ならではの魅力です。演じるうえでも、その正義感や誠実さに加え、どこか「人間臭さ」が表現できればと思いました。

トグサ

 9課といえばメンバー間の掛け合いも見どころですが、今回はスケジュールの都合もあり、一人での収録や少人数でのアフレコなど、様々な形での収録となりました。それでも、少佐やバトーの声を聞きながら収録に臨めた時は、9課の空気感を肌で感じられて本当に楽しかったです。逆に自分が先に録る場合は、後から収録する仲間に向かって演技のパスを出せるよう、様々なことと考えながら演じさせていただきました。

 今作は『攻殻機動隊』が持つ魅力の原点に改めて真っ向から向き合った作品になっています。昔からのファンの方には懐かしさと新たな発見を、初めて触れる方には時代を超えて色褪せない面白さを感じていただけるはずです。刺激的な世界観はもちろん、この世界で生きる人々の濃厚なドラマにもぜひ注目してください。懐かしさと新しさを両立させた本作を、楽しんでいただければ幸いです。

中村悠一

トグサ役 中村悠一

1980年生まれ。代表作に『呪術廻戦』の五条悟役、『ONE PIECE』のロキ役、『日本三國』の賀来泰明役、『黄泉のツガイ』のデラ役など。ナレーションや吹き替えでも活躍中。

取材・文・編集/石﨑寛明
©2026 Shirow Masamune/KODANSHA/THE GHOST IN THE SHELL COMMITTEE

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2026年7月16日(木) 発売

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