今年の夏も屋外では蚊対策をお忘れなく!!
いよいよ梅雨が明け、夏本番。夏は観光、アウトドア、キャンプ、ビーチ遊び、釣りなど、外で過ごす時間も長くなるはずだ。しかしそこでの大敵が、刺されると痒く不快な蚊である。筆者は大の蚊嫌いで、刺されると不愉快で仕方ない。そこでずいぶん前から外では「5倍効く!どこでもベープ1未来」を腕に巻いて蚊対策をしていたのだが、それでも蚊に刺されるときは刺される・・・。
蚊に効くと思っていた器具が蚊に効果がないことも
で、効能を今一度確認したところ、な、なんと「5倍効果! 屋外でも優れた効果を発揮!※初代どこでもベープNo.1と比較」とはあるものの、適用害虫はユスリカとチョウバエのみ。ユスリカとは、夕方などに「蚊柱」を作り群れ飛ぶ、蚊と見た目には同じながら、血を吸わない(刺されない)ハエの仲間。ただの不快害虫だったのである。筆者を含め、多くの人が一部は日本脳炎やデング熱などを媒介するヒトスジシマカ(やぶ蚊)や夕方から夜に活動が活発化するアカイエカ、チカイエカなどに効果がある蚊よけになると思っているかも知れないが、大間違いだった。3つも持っているのに・・・。
どこでもベープシリーズでも、据え置き型の「どこでもベープ」は、適用害虫:蚊としっかり書かれていて、刺さないユスリカとチョウバエに適用されるベープとは別物だったのだ。ちなみに、ベルトなどに下げられる「どこでもベープ未来」なども適用害虫はユスリカとチョウバエのみである。
では、ヒトスジシマカ(やぶ蚊)などの人や動物を刺す蚊に適用する、どこでも使える電子蚊取り器にはどんなものがあるのか。外でも使える例としては、アースの「蚊に効く! おそとでノーマット」が蚊成虫の駆除及び忌避とある(残念ながら2025年に生産終了)。ベープなら「どこでもベープ蚊取り」が蚊に適用、「どこでもベープ未来 蚊取り」の据え置き型が蚊成虫に適用している。つまり、”蚊に効く”、”蚊取り”と謳う製品が、ヒトスジシマカ(やぶ蚊)などの害ある蚊に効果があるということらしい。
よって、外で身につけられるアイテムは、すべてが人やペットを刺す、ヒトスジシマカ(やぶ蚊)や夕方から夜に活動が活発化するアカイエカ、チカイエカなどに効果があるとは限らないのである。残念無念!!
家の中では電源式やプッシュ式、シャッター式の蚊よけアイテムが活躍する
もちろん、家の中の対策としては、コンセント式の「どこでもベープ」や「アースノーマット」などが定番で、最近ではプッシュ式の蚊とり、電源、電池いらずで、置いてシャッターを開けるだけの「アースOH!ノーマット」などもあり、蚊対策の選択肢は数多い。
とはいえ、蚊に刺されるのは夏の観光中、アウトドア、庭仕事など、外がほとんど。手に入りやすい身につけられる虫よけが、刺す蚊に効果がないとすると、いったいどうしたらいいのか・・・と勝手に悩む、蚊が大嫌いな筆者である。
屋外ではイリカジン成分配合の蚊よけミスト・スプレーを使うといい
どうしたらいいかの答えは明白だ。肌を露出しないか、ミストまたはスプレー式の蚊よけ剤を、露出しているところにしっかりと塗り込むしかない(スプレーするだけではダメ)。それも、肌に優しく、蚊よけに効果がある、年齢制限や回数制限のない「イカジリン成分」配合でないと意味なし。イリカジンについては「蚊などの吸血害虫は人間や動物が発する炭酸ガス、温度、湿度、匂いなどを認識して、吸血源を感知。イカリジンは虫よけ成分として有名なディートと同様に、吸血害虫の感知能力を撹乱し、吸血行動を阻止する効果を持っています」とのこと。イカジリンは蚊よけ効果はもちろん、ブヨ、アブ、マダニ、ノミ、トコジラミ、ヤマビルなどにも効くそうだから、山の中やアウトドアで心強い。赤ちゃんから大人まで使え、皮膚アレルギーテスト済み(すべてのアレルギーではないが)と謳われているものを使うと安心だ。※同種のディート成分の場合は生後6カ月未満の赤ちゃんには使用が禁じられ、12歳以下の子供は1日に使用できる回数に制限がある。
屋外で最強なのはやっぱり蚊取り線香と蚊よけバリア剤!!
しかし、それでも、蚊が出没する家の駐車場で洗車する機会も多く、仕事で山奥に入ることも多い筆者は安心できない。やはり、昭和な!?アナログの蚊取り線香が最強だと思える。であれば、蚊取り線香を入れる蚊取り線香ホルダーにセットし、据え置く。動き回るならホルダーをズボンのベルトに引っかけて置けばいい。蚊取り線香の臭いが衣服に付くのは避けられないが、「フマキラー虫よけアロマ線香」のような、お香感覚の匂いのものなら、蚊取り線香臭さは気にならないはずである。※風の強い環境下、雨の日の効果は微妙だが・・・。
ちにみに、我が家では、玄関内、各部屋に電源いらずの蚊取り器を置き、庭仕事をする際にはフマキラーの「ヤブ蚊バリア」といった、外で噴射し、ヤブ蚊を最大24時間バリアし、マダニ・ハエもしっかり退治してくれるアイテムを、蚊取り線香と併用している。これは森の中、水辺のキャンプ場、アウトドアフィールドでも効果があるはずだ。電源不要の蚊取り器なら、アウトドアなどで窓を開け放った車内でも使えるからオールマイティだ。ちなみに、100均のダイソーには、アースノーマットのUSB電源タイプ(300円/液剤は別売)もあり、デスク周りや車内でも活躍してくれるに違いない。
蚊を寄せつける臭いを拭き取るのも蚊に刺されにくくなる方法
もちろん、いかに対策したとしても、蚊が生息している場所にいて絶対に蚊に刺されない保証はない。そこで筆者は、足の裏などの汗の臭いに蚊が寄ってくる・・・という説を信じ、蚊がいそうな場所ではボディ用のウェットティッシュで体の露出部分と足の裏を拭き(蚊よけミストやスプレー未使用時)、合わせて蚊に刺されたときの対策として「かゆみ止め」を携帯。液体タイプとクリーム状のものがあるが、効果のより高いものを選ぶといい(薬剤師さんに聞くといい)。
しかし、突き詰めれば、洋服の青山が発売している”着る虫よけ”メッシュアノラックプルオーバー【防虫加工】3289円に行きつくかもしれない。繊維に特殊加工することで虫が嫌がって寄り付きにくいメッシュアノラックで、着るだけでできる防虫対策になるそうだ。通気性抜群な伸縮性に優れたメッシュ素材を採用し、シワにもなりにくくウォッシャブルなので楽に着られ、手入れが簡単なのも魅力。
プルオーバーパーカーでフロントポケット、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムだ。サイズはSから3Lまで。ただし、7月21日現在、洋服の青山の通販サイトではほぼ売り切れのようだ・・・。


我が家では今年の夏も、高原の緑に囲まれたコテージを訪れ、テラスでまったりする予定だが、蚊よけ対策は万全を期することにしている。夕方から夜にかけては活動が活発化するアカイエカ、チカイエカも出現し、より要注意である。手持ちの蚊取りがあれば、その効能を再確認してほしい。虫除けといっても適用害虫がユスリカとチョウバエのみでは、刺されるとかゆい蚊対策としては意味なしだ。
※画像の製品の中には現在、販売されていないものも含まれます。
文・写真/青山尚暉




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