DIME (ダイム) 2026年 9・10月合併号は「僕らのタミヤ再入門」特集!ホビー界の最先端を走り続ける模型メーカー・タミヤ。実物取材に基づく精密なスケールモデルにはじまり、RCカー、ミニ四駆、工作シリーズなど数々のエポックメイキングな製品と徹底したユーザーサービスにより、多くのファンに支持される同社の〝今〟に迫る。
連載漫画やグラフ記事(カラーページ)で製品を魅力的に紹介し、通販では限定アイテムを取り扱う……。そんな、タミヤと『月刊コロコロコミック』(以下『コロコロ』)の関係性はRCカーから始まり、ミニ四駆で一層強まり、3度のブームにつながった。その足跡を、関係者3名への取材をもとにたどる。
あの頃夢中になった思い出が蘇る!DIME最新号はタミヤの大特集、「レッツ&ゴー!!」激レア付録つき!
DIME最新号の特集はプラモデルからRCカー、ミニ四駆、工作まで僕たちを夢中にさせてきたタミヤ製品の魅力を約40ページのボリュームで大特集! 特別付録に合わせて…

前ちゃん
本名は前田靖幸さん。タミヤのデザイン室に在職中、各メディアへの同社製品PRに尽力し、ミニ四駆関連イベントやRCカーグランプリの司会なども担当。

タミヤ ミニ四ドクター
ジャパンカップには第1回(1988年)から参加。ミニ四駆のイベントではステージへの登壇や出場マシンの診断を行ないながら、日本中のミニ四レーサーたちを見守る。

小学館 佐上靖之さん
強面の〝サガミネーター〟としても知られた『コロコロ』の第7代目編集長。『レッツ&ゴー!!』には、編集担当として連載の立ち上げから関わる。現職は役員。
『コロコロ』の漫画なくして今までのミニ四駆人気はない
1987年の『コロコロ』では『ダッシュ!四駆郎』の連載開始と同時に、改造したミニ四駆を紹介するグラフ記事の企画がスタート。改造例を誌面で紹介したのは、グレードアップパーツ(以下、GUパーツ)をどんどん製品化したい狙いがあったと前ちゃんは言う。
「私が作る改造例に対して反響があれば、それを真似できるようなGUパーツを製品化する……という試みを繰り返していました」
『ダッシュ!四駆郎』の作品から生まれたGUパーツも存在する。コーナリング性能を向上させるため、南進駆郎は裁縫道具の〝まち針〟をマシンの両側に取り付けたこと(第21話)が、読者の間で大きな話題に。『スタビライザーポールセット』の製品化につながる。
「その昔『コロコロ』編集部、タミヤ、徳田ザウルス先生、ミニ四ファイターらがそれぞれチームを作り、ミニ四駆の耐久レースを開いたことがあります。その際に私は、軽量化をしつつフロントから着地しやすくするため、モーターをリアからフロントへ置き換えたんです。その結果、計3回のレースで2回も勝ってしまって(笑)。それをふまえて誕生したのが『ダッシュ!四駆郎』の『クリムゾングローリー』なんです。ミニ四駆のフロントモーター製品を展開するきっかけになりました」
1988年に始まったタミヤ主催の「ミニ四駆ジャパンカップ(以下、ジャパンカップ)」は『コロコロ』の影響力もあり、応募が殺到。当日は、会場限定品(第1回は『ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)』のボディ)を求めて大勢の人が来場したと、ミニ四ドクターは言う。
「名古屋・松坂屋会場では、地下鉄のひと駅分くらいの行列ができました。レースに参加する子供たちのすごく真剣な眼差しは、今でも鮮明に覚えていますね」
1994年にはミニ四駆漫画の新作『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(以下『レッツ&ゴー!!』)の連載がスタート。編集担当の佐上靖之さんは、タミヤとのより密な連携が必要だと連載前から感じていた。
「私は『てれびくん』編集部時代から玩具会社と連携し、記事での露出、番組のオンエア、商品広告の各種タイミングをドンピシャに合わせることに協力しました。なので『レッツ&ゴー!!』でも同じことをしようと。物語に登場するミニ四駆は、こした先生がほぼすべてデザインし、ラフスケッチの完成後は、製品に落とし込むための打ち合わせをタミヤの担当者さんと夜通しで行なったものです」
『レッツ&ゴー!!』は連載開始から大人気に。『コロコロ』のアンケートで2年間以上も1位が続いた。
ミニ四ドクターによれば『レッツ&ゴー!!』の勢いはジャパンカップでも感じたという。
「烈や豪になりきる参加者も見られたと思います。作品に登場するミニ四駆の売り上げも好調で、生産が間に合わないくらいでした」
その後、子供の頃に『ダッシュ!四駆郎』や『レッツ&ゴー!!』に熱中した世代が火付け役となり、2000年代後半にはミニ四駆人気が再燃。1999年に終了したジャパンカップは、大人も参加できるかたちで2012年に復活した。その盛り上がりの中、2014年、2015年には『レッツ&ゴー!!』『ダッシュ!四駆郎』に関連する新作がスタート。新規ファンも巻き込み、現在に至る潮流が始まったとミニ四ドクターは語る。
「『コロコロ』の漫画によってミニ四駆の世界を知った多くの人が成長し〝新しい仲間〟とともに世代を超えてミニ四駆の文化が根付いたことが本当に嬉しく思います」
第1次ブーム
『ダッシュ!四駆郎』の連載開始に続くジャパンカップの開催でミニ四駆人気が爆発!

1987年~ 『ダッシュ!四駆郎』

レーサーの父から託されたのをきっかけに、ミニ四駆に熱中する日ノ丸四駆郎が、ライバルや仲間とのレースを繰り広げる。『ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)』など作品から生まれたマシンが次々と製品化された。
第2次ブーム
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の連載開始でミニ四駆の各種大会に参加する人数はうなぎのぼりに!

1994年~ 『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』

土屋博士から託されたマシンを、烈と豪の星馬兄弟が各自のアプローチでカスタムし、熾烈なレースに挑む。登場人物たちのミニ四駆は、それまで主流だったバギースタイルではなくフルカウルの新デザインを採用した。
第3次ブーム以降の現在まで
2012年に復活したジャパンカップと人気シリーズの新作連載開始で人気が再燃!

2014年~ 『爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!』

『レッツ&ゴー!!』の烈と豪が大人になって以降の物語を描く。『コロコロ』を卒業した中学生から大人が読者ターゲットの『コロコロアニキ』に連載され、作品に登場する新しいマシンの製品化も進められた。

前ちゃんの有名なグラフ記事のひとつが、苗字(前田)をもじった『エンペラー』(『ダッシュ1号・皇帝』のこと)の改造マシン『前(ぜん)ペラー』を作る企画だ。

『レッツ&ゴー!!』の連載時、佐上さんはミニ四駆の写真をできるだけカッコよく見せるため、炎のCGを組み合わせるなど、グラフ記事の作り込みにも尽力した。
RCカーやダンガンレーサーも含めてタミヤのレーシングホビーを扱う漫画作品を次々に連載してきた!

『コロコロ』とタミヤの深い関係性が始まったのは、1983年連載開始の『ラジコンボーイ』から。コラボの一環として、タミヤ製RCカー『スーパードラゴン』(ドラゴン3兄弟のひとつ!)の誌上通販限定オリジナルボディを販売することもあった。なお、ミニ四駆から派生したレーシングホビー『ダンガンレーサー』を、タミヤが展開した際、2000年に『音速バスターDANGUN弾』、2004年に『かっとびレーサー!ダンガン狼(ウルフ)』の連載を開始。同製品の魅力を伝える大きな役割を果たした。
撮影/福永仲秋(ANZ) 取材・文・編集/田尻健二郎 撮影協力/TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO
©大林かおる/小学館 ©徳田ザウルス/小学館 ©こしたてつひろ/小学館 ©青木たかお/小学館 ©てしろぎたかし/小学館 ©武井宏之/小学館 ©今田ユウキ/小学館
プラモ、RCカー、ミニ四駆、DIME最新号は「タミヤ」の大特集、人気漫画「レッツ&ゴー!!」のスチールギアケース付き!
特集はプラモデルからRCカー、ミニ四駆、工作まで僕たちを夢中にさせてきたタミヤ製品の魅力を約40ページのボリュームで特集!
特別付録に合わせて、こしたてつひろ先生による描き下ろしピンナップ付きで「タミヤ」の魅力を徹底取材した特集となっているますので、ぜひご覧ください。
今号の特別付録は『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』とコラボした限定スチールGEARケース!サイクロンマグナムかハリケーンソニック、どちらが出るかは開けてからのお楽しみ。
さらに注目のモナキの巻頭インタビューから始まる2026年上半期のヒット商品特集や、新作アニメがスタートした『攻殻機動隊』の原典回帰の舞台裏に迫るなど、大人の好奇心を刺激する一冊です!
オンライン書店は完売しております。お近くの書店、コンビニでお買い求めください。
【特別付録】
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』スチールGEARケース
今号の特別付録は、アニメ放送30周年を迎えたミニ四駆の大ヒットアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』とコラボした激レアなアイテム。
ミニ四駆の各種パーツをはじめ、周辺機器、文具、アウトドアグッズまで、様々な小物の収納&持ち運びに打ってつけ。
カラーは物語終盤で烈と豪の兄弟が使うミニ四駆にちなんだ、ハリケーンソニックver.とサイクロンマグナムver.を用意。
どちらなのかは箱を開けてからのお楽しみ!!
※2種類のデザインのうち、どちらか1点が入っています。種類の選択、交換はできかねますのでご了承くださ




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