「スイート&ライトなサワーにハンバーガーならぬ『貧バーガー』を!」
先日、この夏に発売される缶アルコールを調べてたら、マンゴーを使ったサワーが、いろんなメーカーから期間限定や数量限定で発売するらしいのよ。流行りなのね、マンゴー系サワー。
ということで今回のアルコールはマンゴー系サワーにしよう。ってことで近所のコンビニやスーパーに買いにいったら、時期が早かったのか一種類しか売ってなかった。でもマンゴーだけにとどまらずココナッツなんて書いてあって夏っぽさ全開。なにしろ「美味そうだ!」ってことで買ってきたのがコレ!
↑『ほろよい〈マンゴー&ココナッツ〉』(350ml/サントリー)。近所のコンビニで177円でした。
限定商品なんで、この記事が公開される頃には売り切れてるかもしれない。でもその頃には、他社の別のマンゴー系サワーが売ってるでしょう。今回はとにかくこの手のマンゴー系サワーに合うツマミをご紹介いたします。
あの~この手のサワーってアルコール度数がたいてい低いんですよ。この『ほろよい〈マンゴー&ココナッツ〉』は3%だし。で、こういうライトアルコールって、酒のアテ的なつまみでゴリゴリに呑むっていうよりは『昼間の軽い食事と一緒に呑む』みたいな呑み方の方があってるでしょ? ハンバーガーとか食べながら呑むみたいな。
そこでハンバーガーを作ります。とはいえ最近のハンバーガーって和牛使ったり、高級なチーズを大量にかけたり、なんかプレミアム化が著しいじゃないですか? そこで、そんな風潮に真っ向から対抗し、安い食材でパパッと作れるのに、なぜか美味い貧者のハンバーガーなるものをご紹介します。
その名も『ハンバーガー』ならぬ『貧バーガー』だ!
では材料です。
食パン:8枚切り1枚。6枚切りでもいいですが、8枚切り推奨。
豚挽肉:50グラム。ハンバーガーといえば牛肉ですが、材料費を少しでもケチることをモットーとする貧バーガーは豚挽肉です。それも脂の多いヤツがいい。脂の多い挽肉ってのは、見た目が白っぽい挽肉ね。あと50グラムがどのくらいかというと、だいたいピンポン玉を一回り大きくしたくらいの大きさの量。
バター:トーストを1枚に自分が塗るくらいのバターの量。ようするにバター好きでトーストにタップリ塗ってるような人は多め、控えめが好きな人は少なめという、自分の好みに合わせた量。
塩:ひとつまみ程度。
トマトケチャップ:これも好みで。
さぁ作ります。
フライパン(火はまだ点けない)に油(材料記載外)を少量ひいて、その上に豚挽肉を乗せて、上から手で薄い四角形に形成してやる。その上から全体に軽く塩を振ったらば、ここで初めてガス台の火を点ける。火は強めの弱火。
5分程焼いて、焼いた面が写真のように薄いこげ茶色になったらひっくり返して、塩を軽くふり、バターをフライパンに投入する。
2分程焼いたら、その上に食パンを乗せて、フライパン返しで上から軽く押してやる。こうすることで、豚挽肉から溶け出た脂と溶けたバターを食パンに吸わせてやる。この脂の旨みをパンに吸わせ、なおかつ脂を吸ったパンをカリッと焼くのが重要!
さらに約2分焼く。
パンと肉が写真のような色合いになり、パンの焼けた部分がカリットしてきたら、肉とパンをくっつけた状態に裏返して皿に盛る。焼く時間を5分だの2分+2分だのと色々書きましたが、ガス台の性能だったり、フライバンの厚さだったりで、色々変わってくるので、バカラでトランプを絞って数字見るような感じで、フライパン返しでパンの端っこを絞って(めくって)、色合いで焼き加減は判断してください。
その上にトマトケチャップを好きな量かけて完成! どうです? ハンバーガーといいながらもチープさ漫研でしょ? これが貧バーガー! せっかくなんでケチャップで『貧』の字を書いてみました。もちろここにマスタードかけたり、チーブ乗っけたりしてもうまいでしょう。レタスやトマトを添えてもみたい。スライスしたピクルスなんか絶対合う。しかし! とりあえずはこの『貧バーガー』のシンプルバージョンをまず作って食べていただきたい。自分の好みにアレンジするのは、それからでいい。そしてその後に気付く。このシンプルバージョンがなぜか一番ウマイということに。
それでは『貧バーガー』を『ほろよい〈マンゴー&ココナッツ〉』と一緒にいただく! 甘めでライトなサワーに、貧バーガーの豚脂とバターの混ざった風味が格別に合いますよ、マジで。オレ、一時期家で本格的なハンバーガー作るのに凝ってた時があるんだけど、この貧バーガーを開発して以来、「これでいいや!」ってこればっか作ってる。
まぁそれは、オレが根っからの貧乏性ってのもあるのかもしれないが…。
文/カーツさとう
コラムニスト。グルメ、旅、エアライン、サブカル、サウナ、ネコ、釣りなど幅広いジャンルに精通しており、新聞、雑誌、ラジオなどで活躍中。独特の文体でファンも多い。
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