2026年4月に気象庁は「酷暑日(こくしょび)」を新たに制定した。最高気温が40℃以上の日を指す気象予報用語だ。日本の夏は〝危険な暑さ〟や〝猛烈な暑さ〟が年々当たり前になっている。春頃からすでに30℃近い気温を記録することも珍しくなくなってきた。
手で持って顔や体に風を当てて涼むための携帯型小型扇風機「ハンディファン」は、そんな酷暑を少しでも和らげてくれるアイテムだ。最近では、身体に当てて冷やすことができる冷却プレート付きのモノも増えた。
さまざまなタイプのハンディファンがある中で、最近筆者が使用してハマったのが、『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』。パワフルな風量と、アクセサリーを変えることで幅広い使い方ができて、日常生活の中でかなり重宝している。
シャークニンジャ『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』2万2000円※
※本体、ミストプレート、冷却プレート、ストラップ、充電コード、給水芯の価格。販売数量:5000台限定(完売次第終了)。アクセサリー販売価格:クランプ:3300円、取付クリップ:3300円、斜め掛けストラップ:2200円、筒状ケース:6600円、トラベルケース:5500円
今回は、実際に使ってみて感じた『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』の特徴や魅力をお伝えする。
クラファンで1.1億円越の大ヒット!従来のハンディファンを超えた〝3つの涼しさ〟を1台に凝縮
『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』は、小型家電メーカー・シャークニンジャが販売する次世代型ハンディファン。もともと2026年3月にクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で発表され、支援総額1.1億円超を達成した大ヒット商品だ。6月4日から5000台限定で一般販売をスタートしている。
まず見た目からしてスタイリッシュだ。扇風機型ではないため、一見するとハンディファンには見えないかもしれない(筆者は最初、超小型ドライヤーか美容器具だと思っていた)。
ボックスを開けると、本体の他に付け替え用の冷却プレートとミストがついている。これこそが『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』の最大の特徴で、「ファン」「ミスト」「冷却プレート」という3つの機能を組み合わせた、新発想の3WAY冷却システムとなっている。
別売りのトラベルケースを購入すれば、本体、ミスト、冷却プレート、充電コード、ストラップ、給水芯すべてを1つにまとめて保管できる。バッグ状なので、遠出や旅行などにも持ち運べて便利だ。
送風・ミスト・ダイレクト冷感の3WAY
早速、『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』の特徴を詳しく見てみよう。使い方としては、ロックを解除して黒いパネル部分を長押しすると電源が入る。パネル部分はダイヤルのように左右にくるくると回すことができて、ここで風量を調節する。
◎特徴1:パワフルな風(ファン)
筆者が実際に使ってまず驚いたのが、ファンの風力・風圧の強さ。なんと最大風速7.5m/sの大風量を実現している。パネルを回すことで1~10段階の細かな風量調整が可能で、屋外でもしっかりと涼しさを届けることができる。
7や8レベルになると、顔や髪に風圧をしっかり感じることができ、涼しさを実感できる。最大レベルの10であれば、酷暑の日でも心強い。
◎特徴2. うるおう涼しさ(クーリングミスト)
気化熱効果を利用したドライミスト機能を搭載。付属のアクセサリーを付け替えることで、ミストを楽しむこともできる。
粒子の細かなミストのため、屋内でも濡れることを気にせず使用でき、ファンと併用することでさらに涼しさがアップする。使い方はミストのタンクの中に給水芯と水を入れ、本体につけて電源を入れるだけ。
最初からミストが出るのではなく、ミスト用の穴からも風が出る。再びパネルを押すことで水滴のマークがパネルに表示され、送風からミストに切り替わる。
◎特徴3. 瞬間冷却(冷却プレート)
本体底面にペルチェ素子を用いた冷却プレートを装備。ファンやミストを冷却プレートにつけかえ、電源を入れるとパネルに氷マークが出て冷却プレートが瞬時に冷たくなる。
肌に直接当てることで、皮膚温度を最大マイナス9℃まで瞬間的に下げることができる。運動後のクールダウンにも最適だ。
洗練されたデザインと「場所を選ばない」フレキシブル設計
手持ちハンディファンでは難しい角度調節ができるのも『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』の魅力。
ひねるだけで角度を変えられるユニークな「ツイストデザイン」を採用しているので、手に持って使う「ハンディ」としてはもちろん、角度を調整してデスクに置く「卓上ファン」としても活用できる。
筆者はこの卓上ファンとしての使い方がお気に入り。原稿を書く際や、子どもたちが宿題をする際にそばに置いて使用している。コンパクトで持ち運びできるため、外出先のカフェなどで作業する際も、風量弱めで使用することが多い。
ちなみに大容量バッテリーを内蔵していることから、最長11時間の連続駆動が可能(風量設定1、ミストなし時)。USB Type-C充電に対応しているため、モバイルバッテリーからの給電もスムーズだ。
ハンディファンなのに〝ノーハンディ〟になる!使い道が広がる魅力のアクセサリー
一般販売では、ファッション性の高い5色のカラーで展開。筆者はローズを使用しているが、その他にホワイト、ターコイズブルー、ピンク、ベージュがある。※クラウドファンディングで提供されたチャコールグレー(写真の左から3番目)の販売はなし。
筆者が今回、風量や3WAY以外に『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』にハマったもうひとつの理由に、別売りの専用アクセサリーがある。クランプ、取付クリップ、斜め掛けストラップ、筒状ケースストラップ、先述のトラベルケースなどを組み合わせることで、ライフスタイルに合わせてカスタマイズできるからだ。
特に筆者が日々重宝しているのが、「クランプ」。これは本体をベビーカーに取り付けられるもの。
筆者の子どもたちはベビーカーを卒業しているが、次女(5歳児)を電動自転車に乗せる際に、チャイルドシートの取手部分にクランプをつけて使用している。
夏前からすでに、幼稚園に送っていく朝の時間帯でも高温になっている。日差しが強いことも多いため、クランプに本体を取り付けて風量強め(8~10)で使用している。
ちょうど子どもの顔や首あたりに風が届くので、〝子どものチャリ送迎時〟の暑さ対策としてもオススメだ。お迎えの時間帯はさらに気温が高まるので、ミストプレートに付け替えてミストを出すこともある。
送迎は毎日のことなので、アクセサリーを変えるだけで1台のファンを自転車やベビーカーにも付け替えられるのはありがたい。もちろんハンドルバーに取り付ければ自分を涼めることができるし、ジムのランニングマシンなどに取り付けることも可能だ。
そして「取付クリップ」は、縦向きに本体を差し込むことで、服や胸ポケットなどに留めて使用できるパーツ。
上の写真は筆者が自分の身体を上から撮ったものだが、取付クリップで服にハンディファンを留めて、手を使わずに風を下から当てることが可能だ。
「筒状ケースストラップ」も便利だ。双眼鏡のように見えるが、この筒状ケースストラップに本体を装着し、首からかけるだけで持ち運びでき、そのままの状態で使用できる。こちらも手を使うことなく、下から風をあてることができる。
つまり、別売りアクセサリーを使えば、「ハンディファン」ながら「ノーハンディ」として使用でき、移動時もラクに過ごせるのだ。
パワフルで小型、持ち運びも便利で、形状もフレキシブルな『Shark® ChillPill パーソナルクーリングファン』は、夏の外出やビジネスシーンを快適に変える〝持ち運べるプライベートエアコン〟ともいえる。3通りの涼しみ方で、酷暑を乗り越えよう。
取材・文/コティマム
自宅で暑さを感じる場所TOP3、3位キッチン、2位リビング、1位は?
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