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エアコンの「切タイマー」と「つけっぱなし」一晩でどれくらい電気代に差が出るのか?

2026.07.08

7月に入り、夏の暑さが厳しさを増してきた。寝苦しい夜などは一晩中エアコンをつけっぱなしにしたいところだが、一方で、物価高騰が家計を直撃している今、電気代をできる限り節約したいという人も多いことだろう。

こうした中でパナソニックは、最適な快眠対策を考える上で重要である「エアコンの使用方法によって睡眠環境と消費電力量はどのくらい変わるのか」を明らかにすることを目的とした実験を行い、その結果を発表した。

「切タイマー」と「つけっぱなし」を実験で比較

本実験は、パナソニックの環境試験室(6畳)にて、夏季の日中と夜間それぞれの外気温と日射を再現し行ったものだ。試験室内の天井から140個のセンサーを吊るし、実際に人が接する「空間」の温度を計測。さらに、人一人分の熱源を試験室内に配置し、室内に滞在する人が発する熱による室温への影響も考慮した。室温とエアコンの消費電力量は10秒ごとに計測し、消費電力量から電気代を算出した。

(1)3時間切タイマーの室温上昇

夜間を想定した計測では、30℃だった室温はエアコンの運転開始とともに低下し、30分後にはほぼ安定した状態となった。エアコンをつけっぱなしにした場合、計測が終了する8時間後まで大きな室温変化はみられず、26~27℃を維持した。明け方にかけて室内が快適な環境に保たれたことがわかる。

一方、3時間切タイマーの場合は、エアコンの運転停止後30分で早くも室温は28.6℃となり、その後も上昇を続け計測が終了する8時間後には31.2℃に達した。快適に入眠できたとしても、睡眠時間の大半が多くの方が寝苦しいと感じるような環境となっていることが明らかになった。

(2)3時間切タイマーとつけっぱなしの電気代比較

夜間にエアコンをつけっぱなしにした場合と3時間切タイマーを使用した場合に、電気代はどのくらい差があるのだろうか。

今回の実験で、それぞれでの消費電力量から試算した結果、8時間での電気代は、つけっぱなしにした場合は26.7円(862.5Wh)、3時間切タイマーの場合は11.5円(372.1Wh)となり、その差は15.2円だった。

(3)日中と夜間の電気代比較

日中と夜間とではエアコンが消費する電力量が異なる。本実験では、日中に8時間エアコンをつけっぱなしにした場合の消費電力量も計測し電気代を試算した。その結果、電気代は52.7円(1.7kWh)となり、夜間(26.7円)との差は26円だった。

この差の主な要因は、外気温の違いと日射の有無だ。エアコンの電気代は外気温と設定温度の差が影響する。夏場に設定温度を1℃上げると約10%の節電に繋がるが、夜間は昼間よりも外気温が5℃以上低くなり、日射の影響も受けないことから、夜間のエアコン運転は日中よりも冷房の負荷が小さく、少ない消費電力で室温を下げることができる。今回の実験の場合にも、日中に比べて夜間の電気代は約半分となっている。

<実験概要>
計測内容:室温、消費電力量
計測時間:8時間
計測方法:
・当社環境試験室(6畳)にて、当社独自の条件により評価
日中 <外気条件>気温35℃/湿度40% <日射>あり <エアコン設定>冷房28℃/風量風向自動
夜間 <外気条件>気温30℃/湿度90% <日射>なし <エアコン設定>冷房28℃/風量風向自動
・室内に一人滞在していることを想定し、人一人分の熱源を試験室内に配置
使用機種:エオリア インバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン CS-J226D

出典元:パナソニック「エオリア」調べ

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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