2026年6月23日に気象庁が発表した3ヶ月予報によると、7月〜8月にかけては全国的に気温が平年より高く、9月前半も厳しい残暑があるという。つまり今年も暑い夏になることは、ほぼ確定。夏に熱いのは甲子園だけにしてほしい……。
そこで春から酷暑対策アイテムがよく売れているという『モンベル』へ。ビジネスシーンにも活躍する製品をチェックしてきたぞ!
夏が暑いのは山も街も同じ
昨今の夏の暑さを受けてか、日本を代表するアウトドア用品メーカー『モンベル』では、春から酷暑対策アイテムが売れているそうだ。
「日傘は3月〜4月から、そのほかのアイテムは夏日を記録した5月くらいから動いています。今年はUVカット素材のアームカバーもよく売れていますね」と、『モンベル』広報部・仲間さん。

仲間さん曰く、アウトドアアイテムは酷暑対策にも適任なのだとか。
「夏が暑いのは、山も街も同じ。夏場を想定したアウトドアアイテムは、日差しが降り注ぐ自然の中でも、なるべく快適に過ごせるように開発されています。だから私たちスタッフも、ふだんから機能性素材のアウトドアアイテムを取り入れて暑さ対策をしているんですよ。手前味噌ですが、夏場は今回ご紹介するアイテムが手放せません」
ビジネスシーンにもおすすめの「酷暑対策アイテム」
そこで仲間さんと、同じく広報部の野﨑さんに、夏場特有の悩みやシチュエーションに合わせておすすめをピックアップしていただいた。
Q.革靴の中で足が汗でムレて気持ち悪い……
夏場は靴下が汗でしっとり濡れ、靴の中がムレるというお悩みも。がんばって働く証とはいえ、どうにかしたいものである。

野﨑さんのイチオシは、清涼素材「紙系プラス」を使用したソックスだ。とりわけ5本指タイプの「KAMICO トラベル5トゥソックス Men’s」は、足指の間の汗も吸収し、ふんばりもきくのでおすすめ。
「採用している紙系プラスは、2〜3年と短期間で収穫できるマニラ麻からつくられた紙系をベースに、ソックスに求められる性能をプラスしています。清涼感と通気性があり、吸放湿性にもすぐれているので、夏場もムレにくく、汗をかいても爽やかです」
また、洗濯しても衰えない消臭効果も備えているところも嬉しい。写真のブラックほか、カーキ、ライトグレーと、ベーシックな3色展開。ビジネスシーンでも履きやすいだろう。
Q.日傘を1本買うのなら、どれがおすすめ?
『モンベル』といえば、機能性が高く、丈夫な晴雨兼用傘も人気アイテムのひとつだ。売り場には多彩なバリエーションが並び、折りたたみか長傘か、骨の本数は?など、迷ってしまう。『モンベル』スタッフが自腹で買うのは、どれなのだろう。

仲間さんは「晴雨兼用折り畳み傘『トレッキング サンブロックアンブレラ55』です」。野﨑さんも「トレッキング サンブロックアンブレラ55」を奥さんと兼用しているそうだ。
スタッフが本気買いし、タイミングによっては入荷待ちになる「トレッキング サンブロックアンブレラ55」。そのキラッと光るシルバーカラーは、デザインではなく機能性の一つだ。
「表面のシルバーカラーは日差しを反射するコーティングで、優れた遮熱効果を発揮します。裏面は黒色。これで地面からの反射光も吸収します。骨長は55cmと使いやすい長さで、風などにあおられても強い8本骨で、重量はスマホくらいの200gです。軽量・コンパクトだから、鞄に備えておいても邪魔になりません」(仲間さん)
Q.通勤にバックパックを愛用しているのだが、夏場は背中が汗でびっしょり。
ビジネスパーソンにも定番のバックパック。しかしタウンユースのものは、背中とバッグの間に隙間がないことがほとんど。背中が汗でびっしょり……という経験をした方は少なくないだろう。

「風が背中を通り抜け、ムレを軽減する『V.B.P.バックパネル』がイチオシです。バックパックに後付けできるアイテムで、背中に直接ふれる部分はメッシュ素材。バックパックとの間に金属製の軽量なフレームで空間をつくり、通気性を高めています」(仲間さん)

装着は、上下左右のバックルとテープで簡単に行える。つまりサイズさえ合えば、手持ちのバックパックが快適になるというわけ。これはイイ!
だがしかし、去年評判になり早々と売り切れたことから、今年も早めにチェックする人が多かったもよう。現在は売り切れで、8月中旬以降に入荷予定だ。
Q.自転車通勤中も日差し対策をしたい!
両手がふさがり、日傘がさせない自転車通勤時。降り注ぐ日差しから頭や顔、首周りを守りたいと悩むのは、編集部のイダ。

仲間さんがおすすめしてくださったのは、日除け布「WIC.UVテクト フルシェード」である。これは以前からある定番アイテムに、新登場した〝着る日焼け止め〟ことUPF50+の生地「ウィックロンUVテクト」を採用した最強アイテムだ。
「わたしは別の生地のものを愛用していますが、フルシェードなので顔から後頭部まで前後左右をカバーしてくれます。夏場はこれとサングラスで鉄壁ガード。ただ、顔がほぼ隠れるため、誰かわからないと知人から驚かれます(笑)」(仲間さん)

試着したイダも「安心感がすごい!」と驚いたようす。生地がさらっとしたふれ心地で通気性もよく、息苦しさもないという。
「フロントはスナップボタンで開閉できるので、信号待ちで止まったときなど暑さを感じた場合は、ボタンを開けて調整していただくと快適ですよ」(仲間さん)

ちなみに組み合わせた「3Dメッシュハット」(税込4,900円)は、その名の通りメッシュ素材でできている。手のひらをかざすと向こうが透けて見えるほどで、夏場も快適にかぶれそうだ。

Q.夏場も襟付きの長袖シャツの着用が必須です。
職場やシーンによっては、夏場も襟付きの長袖シャツを着る必要があるだろう。クールビズでノーネクタイだとしても、長袖はどうしたって半袖より暑く、かいた汗で生地が体に張り付いたりして……。

「通気性や肌離れのよさにこだわった長袖シャツも、たくさんありますよ。
たとえば、この夏登場した『ウィックロン ブリーズ』という新素材のシャツ。この素材は、夏場の登山といった、汗をしっかりかくシーンでも快適なように開発されています。繊維の間を風が通って熱やムレは放出し、体をクールダウンしつつ、生地もすばやく乾くので、汗をかいてもストレスがありません」(野﨑さん)
「ウィックロン ブリーズ」は、麻のような風合いがあるポリエステル100%素材で、適度にハリがあり、ノーアイロンでもシワになりにくいのも特徴だ。

また、紙糸プラスを使用したシャツも仲間さんのお気に入り。
「私は、夏場は毎年こればかりリピートしています。軽くて涼しい紙がベースの素材を使うことで、通気性が高く、肌離れもよく、清涼感のある快適な着心地です。コットンを50%混紡しているので、肌触りもやさしいのが特徴。リラックスして着られますよ」(仲間さん)
Q.ビジネスシーンでも快適に過ごせるジャケットやパンツはありますか?
ビジネスパーソンの必須アイテムといえばジャケット。ただ、やはり夏場にジャケットは、暑いし窮屈だ。また、ビジネス用のスラックスは、デスクワークや出張などで長時間移動する際、座り続けるとお腹周りや足回りが窮屈に感じられることも……。少しでも快適に着られるものはないだろうか?
「シワになりにくく、さらっとした素材の『トラベル ブリーズジャケット』と、通気性がよくすっきりとしたシルエットの『クールパンツ』がイチオシです」(仲間さん)

「トラベル ブリーズジャケット」は、ポリエステル素材を使用した軽やかな2つボタンのジャケットだ。重量はおよそ278g!あえて裏地と肩パットをつけないことで、通気性がよく、コンパクトにたたんで持ち運べる。
「ご自宅で洗濯することができるので、汗をかきやすい夏場にも便利ですよ。収納ケース付きですので、出張の荷物にも入れていただきやすいと思います」(仲間さん)
カラー展開は、写真のタンのほか、ダークグレー、ネイビーと、合わせやすい色がそろう。

「クールパンツ」は、すぐれた通気性と速乾性を備えた軽量パンツだ。重量はおよそ199gと、こちらもめっちゃ軽い!汗をかいてもベタつきにくいのだとか。
「下半身にも汗をかきやすいトレッキングでも快適に履いていただけるよう開発しています。サイドにポケットなどがなく、すっきりとしたストレートシルエットですので、ビジネスシーンにもおすすめです」(野﨑さん)
こちらもカラーは、写真のタンのほか、ブラック、ダークグレー、グリーンの4色展開。もちろんメンズサイズもあるぞ!

取材や商談でジャケットを着る機会もあるイダが試着してみた。
「ジャケットは、想像以上に軽く、羽織っていてストレスがありません。生地にハリがあり、シワになりにくいのもいいですね。パンツも伸縮性があるので、立ったり座ったりもラクです。長時間のデスクワークや歩き回る日にもいいのでは?」(イダ)

ジャケットは、「KAMICO トラベルジャケット」もおすすめ。
「清涼素材の紙糸プラスで仕立てた、涼しく軽やかな2つボタンのジャケットです。こちらも裏地と肩パットはありません。収納ケース付きで、コンパクトに持ち運んでいただけるので、出張にもおすすめです」(仲間さん)

Mサイズを身長159cmのニイミが試着。近ごろ大きめサイズも流行っているから、案外違和感がない。
「麻のようなニュアンスのある素材が気持ちいいですね。わたしのようなカジュアル派の人も、抵抗感がなく着られそうです」(ニイミ)
カラーは、写真のネイビーほか、ダークグレー、タンの3色。重量はおよそ313gと、こちらもストレスなく着られる軽やかさであった。
チェックはお早めに
今回ご紹介したアイテムは、店舗やECですでに大注目を集めている。暑さが本気を出す前にチェックしよう!

取材・文/ニイミユカ




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