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渋谷騒然!?バイク王新CMで『バリバリ伝説』×ずまの激熱コラボが実現!週末は巨大ビジョンも注目

2026.06.26

1983年から1991年にかけて連載され、バイクブームまっただ中の日本を駆け抜けたレーシングマンガがある。それが『バリバリ伝説』だ。

そんな不朽の名作と、バイクの販売から買取までを主な事業とするバイク王がコラボレーションし、2026年2月2日からCMの放映を開始したのは記憶に新しいところ。

〝バイク愛と〟というコピーとともに、ライダーのバイクへの愛情に寄り添い、バイク王の買取・販売サービスもその気持ち(愛)に応えていく、そんなサービス姿勢を表していた。

(C)しげの秀一/講談社

バイク王が、『バリバリ伝説』×ずまの新CMを2026年6月24日より放映開始

そして2月のCM放映開始から4か月あまり。2026年6月24日より、バイク王は新たなCMの放映を開始することになった。

今回の新CMは、同社が掲げる〝バイク愛と〟のテーマはそのままに、『バリバリ伝説』と人気音楽クリエイターの「ずま(虹色侍)」がコラボレーションした、これまでにないエモーショナルな作品に仕上がっている。

(C)しげの秀一/講談社

CMは「走り継がれる、愛車との記憶編」と「走り継がれる、憧れとの出逢い編」の2種類で展開され、CB750FやNSR500といった作品を象徴する名車が疾走。特筆すべきは、ずまが書き下ろしたCMソングだ。

<走り継がれる、愛車との記憶 篇>

<走り継がれる、憧れとの出逢い 篇>

圧倒的な歌唱力と記憶に残るメロディにより、バイクを走らせる爽快感やライダーたちが抱く熱い「バイク愛」をより一層引き立ててくれる。そんなドラマチックでエネルギッシュな世界観は、一見の価値ありだ。

CMの収録現場には、CB750Fがスタジオに持ち込まれたという。

(C)しげの秀一/講談社

ホンダCB750Fは、1979年6月23日より発売された。空冷4サイクルDOHC4気筒16バルブ748ccエンジンを搭載し、68PS/9000rpmを発揮。当時は珍しいジュラルミン鍛造のセパレートハンドルの採用とあわせ、スポーティな走りを可能とした。

そして、ホンダ独自の躍動感あるストリームラインボディにより、シャープなルックスを実現した名車だ。

今こそあらためて知りたい。『バリバリ伝説』とは?

さて、『バリバリ伝説』について改めて確認しておこう。『バリバリ伝説』は、しげの秀一氏により『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され、天才的なライディングテクニックを持つ主人公・巨摩 郡(こま ぐん)が、公道レースからやがて世界グランプリの頂点を目指していく姿が描かれたレーシングマンガだ。

そのリアルなバイクの描写と迫力に満ちたレース展開に、バイクブームの渦中にいた多くのライダーが胸を熱くしたのだった。

(C)しげの秀一/講談社

連載開始からすでに43年、連載終了からも35年もの月日が流れたにもかかわらず、いまだにファンの熱は冷めない。そして、今なお世代を超えて多くのバイクファン、モータースポーツファンから愛され続けているのだ。

希代のエンターテイナー、ずまとは?

今回CMソングを手掛け、バイク王公式アンバサダーとしても活動しているのが、アーティスト・動画クリエイター・プロデューサーとマルチな才能で多くの支持を集める「ずま(虹色侍)」だ。

(C)しげの秀一/講談社

YouTubeやSNSの合計フォロワーは350万人を超え、YouTube総再生数は6億を突破。リスナーからもらったお題を即興で歌に変えるといった、独自の音楽センスとあふれるユーモアで人気を博している。

【取材レポート】渋谷マークシティでのサプライズイベント&CB750Fに密着

今回、『バリバリ伝説』×ずまのCM放映開始にあたり、渋谷マークシティで6月24日(水)にサプライズイベントが開催された。会場には2台のCB750Fが持ち込まれ、バイクレジェンドだけが持つ、特別なオーラに包まれた。

(C)しげの秀一/講談社

『バリバリ伝説』の映像やパネルが目を惹き、「これから何が始まるのだろう……」と道行く人も興味深く眺めていく。そんな中、ずまさんがステージに登場、バイク王の新しいCMソングを熱唱する。

(C)しげの秀一/講談社

ずまさんはCMのアンサーソングや〝続き〟の即興制作を得意とするが、今回の曲は即興というよりは、しっかりと作り込んだ感があるのが印象的だった。なんというか、ちょっと懐かしい昭和歌謡のようなメローな曲調。アレンジもどことなく80年代っぽい。でも、古くさくない、不思議な感じ……思わず、歌の世界に引き込まれていく。

「最初に『風になるんだ』っていう言葉が頭に浮かんだんです。自分で言うのもなんですけど、『このフレーズ、かっこいいし好きだな』って思ったんですね。だから、そのフレーズを軸にして全体を少しずつつなげていきました。でも、パッと思い浮かんだ曲じゃなくて、2週間くらいず~っと練りに練りました。何度も作り直して、何度も悩んだ。だけど、おかげで完成度の高い曲に仕上がったし、今までに無い感覚で旧車について考えることができたりと、制作中はずっと楽しかったです」(ずま)

今回のCMソングはすでにご紹介した通り、「走り継がれる、愛車との記憶編」と「走り継がれる、憧れとの出逢い編」の2作。2作とも「風になる」が主題となっている。

長年連れ添った愛車を手放すオーナーの視点を描いた「走り継がれる、愛車との記憶編」で、ずまさんは、「埃を被るためにこの世に生まれたわけじゃない」と、愛車に語りかける。「錆びた時間をほどけるのは俺だけだ」と。そして、「コイツは風になる」のだと歌いあげる。

愛車を手放すのは悲しいことだ。でも、ずまは「バイクは自分よりも、次に買ってくれた人が、もっと大切にしてくれる可能性がある、特別なもの」と語る。それは、バイク好きへの救いの言葉になるはずだ。手放すことで愛車に自由を与える……そんな優しさあふれる、名曲だ。

そして、新たなオーナーとして受け継ぐ側の視点で描いた「走り継がれる、憧れとの出逢い編」では、「こんなに近くで時を静かに待っていた」一台と出会うことで、「さあ 風をつかまえにいこう」と歌う。

「胸の奥で 鳴りやまない音 それが答えだと 気づいていた」と歌うずまさん。そう、バイクと出会い、走り出すことは、すでに自分が気づいていた「夢」だったのだ。愛車と出会う歓び、そして走り出す楽しさ……その夢がかなうのは、バイクを走り継ぐことなのだ。

(C)しげの秀一/講談社

端から見れば、バイクの売り買いとふだんの買い物なんて、そんなに大きく変わらないことと思われるかもしれない。

しかし、バイク好きにとってのバイクは、単なる〝もの〟や〝道具〟ではない。愛機なのだ。そんな特別な存在との出会いと別れを切なく、そして前向きに歌いあげるこの曲はCMの枠を超えた、「バイク愛」の集大成といって過言ではないだろう。

今週末も渋谷駅周辺の街頭ビジョンで放映! 大迫力の新CMを体感せよ

SNS広告やCMの枠を飛び出し、渋谷の街で行われた今回のバイク王の新しい取り組み。ライブは6月24日に実施されたが、チャンスはまだ終わっていない。

6月26日(金)と6月27日(土)の2日間も、渋谷駅付近にある超大型デジタルビジョンにて、この新CMが放映される予定だ。

(C)しげの秀一/講談社

放映時間は両日ともにAM7:00~24:00の間で、1時間あたり2回のペースを予定している。

巨大スクリーンに映し出される『バリバリ伝説』の疾走感と、ずまの圧巻の歌声は、街頭だからこそ味わえる大迫力のクオリティ。今週末、渋谷駅周辺に立ち寄る予定のある方は、ぜひ足を止めて、「バイク愛」に満ちた映像を、ご自身の目で体感してみてはいかがだろうか。

撮影/江藤大作 取材・文/中馬幹弘

慶應義塾大学卒業後、野村證券にて勤務。アメリカンカルチャー誌編集長、モノ情報誌編集を歴任。iPhone、iPad登場時よりスマホ実務に携わる。

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