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結局どれが一番得なのか?酷暑になる前に加入しておきたい「熱中症保険」徹底比較

2026.06.28

日本の四季は既に消滅している、とも言われている。

体感的には確かにその通りで、寒い冬が終わる3月から気温が勢いよく上がり、4月後半には夏日……いや、真夏日になってしまう。桜が散った後の新緑の春はどこに行ったんだ、と叫びたくなるほどだ。

そんな地球沸騰化(温暖化ではない!)の時代に欠かせないのが、熱中症保険である。

この記事では、近年の保険会社が盛んにPRしている熱中症保険を比較してみたい。

「日射病」から「熱中症」へ

熱中症がかつて「日射病」と呼ばれていた時代、それ自体が軽視されていた。

中学や高校の運動部がまさにそうだったように、日射病は根性で乗り切るべきものと思われていた。このようなことを書いてもZ世代の人には信じてもらえないが、かつては「休憩中も水を飲むな」という指導が運動部ではまかり通っていたのだ。それが是正されたのは、1984年生まれの筆者が小学生の頃だったように思える。

同時に、「日射病」という言葉が「熱射病」になった。「日射」にすると、まるで野外でしか発症しないというイメージを持たれてしまうからとのこと。この症状は、今いる場所が野外か屋内かは全く重要ではない。そして現在では「熱中症」という言葉にどうにか落ち着いている。

実は筆者も、去年軽い熱中症にかかってしまった。近所をジョギングしていた時のことである。あのような炎天下の中で走るなど、今思うと愚かな行動だったと反省しているが、幸いにも路上で倒れる前にどうにか帰宅を果たした。ただ、あの辛い頭痛が収まるまで3日ほどかかったことを覚えている。

そのような具合に、熱中症は極めて身近(?)な症状だ。

月240円で万単位の保険金

もしも重篤な状態に陥った時のため、筆者はPayPayほけんの『熱中症お見舞い金』に加入している。これは文字通り、熱中症で入院した時の入院保険金と治療保険金が支払われるもので、月額200円から加入できる。しかも、手続きはPayPayアプリで完結できるという手軽さだ。

お手軽プラン、基本プラン、安心プランの保険料/月は順番に200円、220円、240円。が、お手軽プランの治療保険金と入院保険金がそれぞれ5,000円/回、1万円/回であるのに対して、安心プランのそれは1万円/回、3万円/回と大きな差がある。4ヶ月加入するとしても、お手軽プランと安心プランの料金差は僅か160円だ。以上の理由から、筆者は迷わず安心プランに加入している。

日単位の契約も可能だが…

これに対抗するのが、楽天少額短期保険の『熱中症のほけん』である。

こちらは月単位だけでなく、日単位での契約が可能。1日100円、2日110円、3日120円と10円単位の刻みになっている。治療保険金は1万円/回、入院保険金は3万円/回。

だが、正直この日単位の契約はお勧めできない。それよりも月単位の安心プランに加入したほうが遥かに条件がいい。この安心プランの保険料は230円/月、保険金は上の日単位のプランと同額である。

この『熱中症のほけん』は、楽天ペイのアプリから申し込むことができる。キャッシュレス決済アプリの普及により、こうした少額保険が充実するようになったことは「現代文明の成せる業」と言えるだろう。

冬はインフルエンザに備える

ニッセイプラス少額短期保険では、熱中症の他にもインフルエンザの感染にも対応した『熱中症・インフルエンザ保障保険』を用意している。

保険料は250円/月。夏は熱中症、冬はインフルエンザというオールシーズンの疾病対策に対応したプランになっている。現実問題、日本では熱中症とインフルエンザがこの国に住む人の活発な行動を阻害する大きな障害となっている。そうした災難に一律対応できる保険が存在するのは、至って自然な流れと言える。

こうして複数社の熱中症保険を比較すると、どの保険会社のプランも月額250円を上回ることがないという事実が浮かび上がってくる。熱中症保険に入っているせいで生活が困窮する、などということはあり得るのだろうか?

むしろ、熱中症保険に入っていなかったがために生活が一時困窮してしまうという可能性があるのではないか。

保険は「物々しいもの」ではない!

こうした保険をチェックし、実際に加入する段になった時、その手軽さに驚愕する人は少なくないはずだ。上でも少し触れたように、そうした少額の短期保険はスマホアプリから手続きができるようになっている。いや、スマホが普及したからこそ実現した保険と表現するべきだ。

現代における「保険」とは、決して物々しいものではない。

となると、次に訪れるのは「保険に入っていないのはナンセンス」というような風潮の到来ではないか。「風潮」と書くといささかネガティブなイメージになってしまうが、たとえば自転車損害保険は今や多くの自治体の条例でその加入が義務化されている。しかし、それ以前に自転車損害保険はPayPayやau PAYのアプリを使えば、簡単に手続きと決済を済ませることができる。申込用紙などは最初から用意されていない。実に手軽に加入できるからこそ、誰しもが保険に入っていて当たり前の時代が既に到来しているのだ。

「備えあれば患いなし」とは使い古された言葉だが、地球沸騰化の時代だからこそ、その言葉をもう一度噛み締めてみたい。

参考

「楽天ペイ」アプリ、2026年も「熱中症のほけん」を提供開始 楽天ペイ
熱中症お見舞い金 PayPayほけん
熱中症保険 ニッセイプラス少額短期保険

文/澤田真一

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1984年生まれ。静岡市生まれ相模原市育ち。グラップリング歴20年超。世界のスタートアップ情報からガジェットレビュー、Apple製品、キャッシュレス決済、その他諸々のジャンルの記事を執筆。

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