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続々登場するAI搭載ビジネスツールはどれくらい実用的なのか?

2026.07.16

ここ20年ほど、デジタルギアといえば、PCやスマホが中心だった。が、AI時代の到来で、ビジネスシーンに合わせた効率化と時間短縮に繋がる多様なツールが登場しはじめた。その使い勝手をDIME編集部が検証する!

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これまでとは違う〝使えるヤツ〟に2026年のAIは、なりつつある

サムスン『Galaxy S26』

サムスン『Galaxy S26』では、Geminiが「Uber」などのアプリをバックグラウンドで代行操作する(日本では未提供)。

「Gemini Spark」

Google I/Oで発表された「Gemini Spark」。電源を切っても24時間バックグラウンドで働く、パーソナルAIエージェントだ。

進化の止まらない生成AI!ビジネスに当たり前の存在に

 私たちは日々、生成AIの驚くべき成長を目の当たりにしているが、その賢さはすでに、人間の専門家を超える領域に入ったとも言われる。物理・化学・生物の博士レベルの難問を集めたテスト「GPQA」では、博士号保持者の正解率65%に対し、最新のAIは94%をマーク。2年半前の39%から急成長を遂げている。また米国の独立調査機関METRは、AIが自力でこなせる仕事の「長さ」が、約7か月ごとに倍増していると発表している。業務での利用も広がり、言語系生成AIを導入、または導入を検討中の国内企業が、4割を超えたとする調査もある(※)。もはやAIは、ビジネスの当たり前になりつつある。

 中でも最近、注目を集めているキーワードのひとつが、「エージェンティックAI」だ。ITジャーナリストの西田宗千佳さんによれば、エージェンティックAIは、これまでのような一問一答のAIとは根本的に異なる。「AIが自ら段取りを組んで、複雑な作業を最後までやり遂げる」という。

 Googleは、5月に開催した開発者向けイベント「Google I/O 2026」で、スマートグラスを使い、AIにコーヒーを注文させるデモを披露した。「いつものコーヒーを注文しておいて」という問いには、〈いつもの……とは何か〉〈どこで頼むか〉〈どう注文するか〉など、いくつもの複雑な問いが詰まっている。人間には簡単な一言でも、AIにとっては判断の連続なのだが、Gemini はタスクを難なくこなしていた。

自律的にタスクをこなすエージェンティックAI時代へ

 こうした機能の一部は、すでにスマートフォンにも搭載されはじめている。サムスンの『Galaxy S26』では、Geminiがアプリをまたいで、タクシーやフードデリバリーをバックグラウンドで手配する、「AIエージェント機能」が利用できる(日本では未提供)。西田さんはエージェンティックAIによって、スマホだけでなく、その周辺のガジェットも「より便利に使えるものに進化する可能性がある」と指摘する。次ページでは、その兆しが感じられる、最新のAIガジェット事情を紹介する。

Google検索

Google検索もエージェンティックAI化。指定したテーマを24時間追い、要点をまとめて知らせてくれる新機能が披露された。

「Operator」

OpenAIは2025年に、ブラウザを自ら操作する「Operator」を発表。のちの「ChatGPT agent」へと発展させている。

※日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査2025」より

取材・文/太田百合子 編集/千葉康永

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