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異色の4人組「モナキ」はなぜヒットした?本人たちに”バズった理由”を聞いてみた

2026.07.15

モナキ、パンチくん、ボンドロ…2026年上半期のヒット商品&トレンドを総力取材!SNSで話題の『みぃちゃんと山田さん』やマンジャロも独自視点で切り込む大特集! 記念すべき第1回を飾るのは4月にデビューしたアイドルグループ・モナキのインタビュー「異色の4人組「モナキ」はなぜヒットした?本人たちに”バズった理由”を聞いてみた」を掲載。

>>>特集「上半期ヒット商品&トレンド2026」はこちら

デビュー曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』がデビュー前からSNSで大バズり。4月のデビューイベントでは2500人以上のファンが池袋サンシャインシティの噴水広場に集まり大きな話題になった。4人組アイドルグループ・モナキは2026年上半期、最もブレイクしたアイドルと言って過言ではない。

では、なぜ彼らはヒットしたのだろうか?他の誰でもない、彼ら自身にその理由を聞いてみた。

デビュー前から『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』が7億回再生の大ヒット!モナキが今年のブレイクを振り返る

メンバー紹介①:おヨネ/1997年生まれの28歳。趣味は歌うこととゲーム。高校時代には『THEカラオケ★バトル』に出場したこともある。チャームポイントは片えくぼ。普通の会社員からモナキとしてデビューしたシンデレラボーイ。

ーーモナキのみなさんは2026年上半期の”顔”と称されることも多いと思いますが、率直な感想をお聞かせください

ケンケン:”顔”っておっしゃっていただいていますけど、僕らは”顔”っていう自覚は一切なくてですね…。そう言っていただけることはありがたいことですが、まず僕たち本人にその自覚がないんです(笑)。

「流行っているね」って周りの方からおっしゃっていただいて「あ、そうなんだ」って感覚で。自分たちで「俺らモナキやで!流行ってんだ!お前ら知らんのかい!」っていうような気持ちは一切ないですね。

サカイJr.:再生回数は何億回とか数字で出てくるので多くの方に見られている事実は理解するんですけど、SNSの小さいコミュニティの中だけで見られているのか、もっと多くのいろんな方に見られているのかは測ることができなくて…どこまで皆さんが知ってくださっているのかは体感として未知数なんです。

ーーでは、SNSで自分たちが「今バズってるな」と感じたのはいつ頃ですか?

おヨネ:純烈さんのファンの方々がモナキの動画を投稿してくれて、その動画の再生回数が回り始めた時に思いました。

ケンケン:そこなんだ!

おヨネ:うん、そこ。

ケンケン:僕はアーティスの方々が『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』を踊ってくださった時に思いました。確かにヨネが言ったタイミングもそうなんですけど、その時は「なんで再生回数が伸びているんだろ」って感じで。他のアイドルさんやインフルエンサーさんたちが踊り始めてくれた時に僕はバズを感じました。たぶん、2月末か3月頭ごろですね。

じん:俺は両方で感じましたね。ヨネが言ってるファンの投稿の再生回数が回り始めたタイミングもそうですし、そこから紅白に出ているようなアーティストさんも踊ってくれた時にもう一段階フェーズが上がった気がしました。2段階でバズを感じました。

サカイJr.:僕は取材を受けている時に「バズっているようですけど、どうですか?」と質問が変わってきた時に「あ、バズっているんだ」と実感しましたね。

メンバー紹介②:じん/1987年生まれの39歳。メンバー最年長。10代で芸能界に入り、2014年には『烈車戦隊トッキュウジャー』にてトッキュウ2号・トカッチ役として出演するなど代表作多数。趣味は映画鑑賞と筋トレ。

「本気」と「ヘンテコさ」の両立ーーモナキの4人が考えるヒットの理由

ーーご自身たちでは、なぜモナキはヒットしたと思いますか?

おヨネ:良くも悪くも目につくんだと…(笑)。なんかカラフルやし、髪型が変な人おるし、戦隊やってた人おるし。目についた段階で”気になる”っていうところには入っているわけです。そこから嫌いになるか好きになるかは人それぞれやと思うんですけど、単純に目に触れる割合が高かったんだなと分析しています。

じん:僕は「何これ!?」って友達に勧めたくなる要素がすごく多かったからだと。自分も昔、好きなバンドやアーティストがいましたけど初めて見た時に友達に「見てよこれ!なんだと思う?」って言ってたんですよ。それって半分は本当は良いと思っているけど、もう半分は「変じゃない?(笑)」っていう意味も絶対あったと思うんです。違和感とかヘンテコさは新しいトレンドには必要な気がしていて、ヨネが言ったように髪型もそうですし、年齢もそうなのかな。あとは楽曲も。「フッフー」みたいな合いの手も面白いし。たぶん最初のリーチで多くのところにタッチできた気がします。

ーーそれは計算した部分もあった?

じん:酒井(一圭)さんはあったかもしれませんけど、僕らはしていない。僕らがしちゃうと、とってもあざといものになると思う。僕らは本当に100%良いと思ってやるのが正解なんです。

ケンケン:2人が言ってくれたこともそうですけど、やっぱり曲がインパクトに残ったことも要因の一つなのかなって思いますね。聞いたら耳から離れないですし、覚えやすい。歌もダンスも完璧じゃないところのツッコミどころも面白かったのかな。あとネット見ていると「こんな景気がいい感じを求めてた!」という声もあって、そういう捉え方もあるんだとは感じました。

サカイJr.:老若男女みんなが歌って踊りやすいのは、真似しやすいという意味でバズる上で大事なことだと思いますね。セカンドチャンスを掴むために集まった4人ってコンセプトも実はありそうでなかったキャッチーな部分だったのかも。いい年齢をした未熟な大人4人がトンチキな雰囲気でがむしゃらに汗をかいている。こんな僕たちを見たら、自分の悩みがバカバカしく思えてきますからね。

メンバー紹介③:サカイJr./1988年、アメリカ・テキサス州生まれの37歳。千葉大学工学部大学院主席卒業、鉄道会社や大手デベロッパー勤務経験あり、一級建築士資格保有など異色の経歴を持つ。既婚者。

誰に感謝を伝えたい?おヨネ「同僚」、サカイJr.「両親」、ケンケン「みんな」、じん「メンバー」ーー四者四葉の答え

メンバー紹介④:ケンケン/1996年生まれの29歳。2016年に『動物戦隊ジュウオウジャー』でタスク / ジュウオウエレファント役を演じる。一度、芸能界を去るもののモナキで芸能界に復帰する。

ーーモナキのブレイクは同世代の方にも大きな刺激になっていると思います。新たなチャンレジをしたいけどその一歩がなかなか踏み出せない、そんな普通のオジサンたちにアドバイスはありますか?

ケンケン:こういうのはサラリーマン経験の長いJr.じゃない?

サカイJr.:僕も普通のオジサンですけど…。それこそ僕も会社員を15年近くしてたんですけど、何かを新しいことを始めたがっている会社員の方って実は結構多いと感じます。毎日動画を投稿してみたり、趣味を副業に活かしたがっている人はすごく多い。僕は何かを始めるには”今が一番早い”と思うんです。

僕は37歳で会社員を辞めてモナキにチャレンジしました。リスクをとってでも何かに挑戦することはすごく大事なことだと感じます。仮に、その選択肢が失敗だったとしても、その経験は次に活かせることができると思うんです。本気で取り組んだことならば無駄なことはひとつもないはずなんです。だから、やりたいことがあるならすぐにでも挑戦してください。その先に幸せが待っていると思います。

ーーありがとうございます。最後になりますが大ブレイクをしたことについて誰に感謝を伝えたいですか?

おヨネ:私は送り出してくれた元同僚に感謝を伝えたいですね。大阪のイベントにも来てくれたんですが人が多すぎて見ることができなかったみたいで…。いつかステージ上で踊っている姿を見てもらって恩返しができたらいいなって思ってます。

サカイJr.:僕は両親かな。両親はいつも「自分が決めたことは正しいと思ってやりなさい」と送り出してくれる方たちです。今、こうしてデビューをして、ファンに応援してもらえて、多くのメディアさんに取材してもらえて、”2026年上半期の顔”と言ってもらえる現状は両親にもう一度報告したいなと思います。

ケンケン:僕はファンやメンバー、関わってくれた方、全員です。僕に関わってくれた人たちのおかげで今がありますと感謝を伝えたいです。

じん:僕はメンバーです。自分は17歳から芸能界で活動していて、これまでそれなりにチャンスに恵まれた方だと思っています。それでも”届きそうで届かない”という時期を長く経験していました。モナキというチャンスは今のこのメンバーでなければ、これほどのムーブメントは起きなかったと思うんです。モナキの凸凹さ故に、自分をフォローしてくれたり、尊重してくれたり。お互いがお互いに、自分にないものを持ち寄った4人だからこそ倒れそうで倒れない。1人だったら倒れたかもしれないけど、4人なら強固になれる。だから、この状況を一番感謝したいのはメンバーかなって思います。

モナキの撮りおろしインタビューも!DIMEの最新号は2026年上半期のトレンド&ヒット商品を大特集、7月15日発売

7/15発売のDIME最新号は注目のモナキの巻頭インタビューから始まる2026年上半期のヒット商品特集!

デビュー前にもかかわらずTikTokなどSNSの関連動画が7億回再生突破の一大旋風を巻き起こし、デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」もヒット中、モナキ旋風の舞台裏とは…?

さらに長引く物価高や不透明な社会情勢の中で、ヒットしたプロダクトやトレンドを総括した一大特集となっていますので、ぜひチェックしてみてください!

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取材・文/峯亮佑、撮影/須田卓馬

Author
大学卒業後、『週刊ポスト』で週刊誌記者としてキャリアを始める。医療、芸能、政治、社会問題などを担当し現場取材を中心に経験を積む。2023年からは@DIMEで編集者兼ライターを務め、ビジネスからエンタメまで幅広く取材・執筆を行なう。取材・執筆した企画(一例)/「ポケモン超進化論」(「DIME 2023年9・10月合併号」)、「ガンプラ45年の軌跡」(「DIME 2025年9・10月合併号」)

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