鉄道に乗るときSuicaなどの交通系ICカードを利用すると、切符を買わないのであまり運賃を気にしないかもしれません。しかし、最近は毎年のようにどこかの会社で運賃改定があり、各社値上がりしています。
今回はそんな値上がりに対抗すべく、お得に鉄道やバスに乗れるキャンペーンをご紹介します。
運賃値上げが続く今こそ注目したい“クレカ乗車”
以前、Oliveのスマホのタッチ決済で対象の鉄道やバスに乗車すると最大8%還元されるキャンペーンをご紹介しました。月に1,000ポイントまで還元されるというキャンペーンで、終了日は決まっていないのでしばらく続きます。
Suica派も要注目!クレカタッチ乗車の還元キャンペーンが意外とお得な話
電車に乗るときに交通系ICカードを利用している方は多いと思います。電車に乗る前に運賃を確認して切符を買うという作業が必要ないのでとても便利ですよね。僕は2003…
そして、これよりも還元率が高いキャンペーンが登場しました。それがJCBカードでのクレカ乗車です。JCBカードにはJ-POINTパートナーというサービスがあります。対象店舗を利用すると通常よりポイント還元率がアップされるサービスです。
事前にポイントアップ登録する必要があり、一度登録すれば期間中ずっと還元率アップです。対象店舗によってポイントアップの倍率が異なり、最大20倍。JCBカードは通常200円(税込)につき1ポイント還元なので還元率は0.5%です。なので、最大10%還元ということになります。
対象は全国約190の鉄道・バス事業者
J-POINTパートナーには飲食店やオンラインサービスなど80店舗以上がラインナップされています。そして20倍還元の対象店舗はマクドナルド、ガスト、スタバ、ドミノ・ピザなど有名なチェーン店ばかりです。
その20倍還元の対象に今年の5月から「クレカ乗車」が追加されました。J-POINTパートナーで「クレカ乗車」を一度登録するだけで、来年の5月15日までずっと最大10%還元です。しかも月の上限はないので、対象路線に乗れば乗るほど10%もポイント還元されます。
対象路線は鉄道やバス、フェリーなど全国約190事業者で、関東だと東急電鉄、東京メトロ、京王電鉄、小田急バス、京成バスなどです。JRはJR九州のみ対象です。
対象のカードはJCBオリジナルシリーズです。たとえば楽天カードやPayPayカードなどのJCBブランドはJ-POINTパートナーの対象外です。
対象カードかどうかの見分け方は、MyJCBアプリか利用代金明細のカード名称の先頭に【OS】と表示されているかどうかです。【OS】と表示されているカードは10%還元対象です。
Oliveや三井住友カードのキャンペーンはスマホのタッチ決済が還元対象ですが、JCBカードは実物のカードでもスマホのタッチ決済でもどちらでもキャンペーン対象です。ただ、スマホに取り込んで利用した方が持ち歩くカード枚数を減らすことができ、スムーズに利用できるのでおすすめです。
J-POINTは何に使うのがお得?
還元されるのはJ-POINTです。J-POINTはAmazonで利用できたり、ギフトカード・商品券と交換できたりします。しかし、それだと手数料がかかってしまい、1ポイントが1円未満の価値になってしまいもったいないです。
そこでおすすめはMyJCB Payです。これならJ-POINTを1ポイント=1円として利用できます。MyJCB PayはPayPayや楽天ペイなどと同じQRコード決済で、Smart Codeマークがあるドラッグストアやコンビニ、飲食店など全国160万カ所以上で利用できます。
少し不便なクレカ乗車、iPhoneユーザーはエクスプレスカード設定に
ところで電車乗るときに他の人を見てみると交通系ICカードを利用している人が大半です。クレカ乗車で改札を通る人をまだ見かけたことがありません。それくらいまだクレカ乗車は広まっていないので、広めるためにお得なキャンペーンが開催されています。
僕はずっとiPhoneのモバイルSuicaを利用しているのですが、今回のキャンペーンはほとんどの私鉄が対象なので、ここ最近は私鉄に乗るときは毎回クレカ乗車しています。
クレカ乗車の場合、改札でタッチする場所が交通系ICカードと異なります。クレカ乗車対応の改札機もまだ少ないのが現状です。駅によっては1箇所しかない場合もあるので、対応改札機を探すのに手間がかかるかもしれません。
また、iPhoneではモバイルSuicaの場合はスマホを取り出して改札機の端末にタッチするだけで通れますが、クレカ乗車用の端末にスマホをタッチするだけではクレジットカードが反応せず通れません。
Apple Walletを開いて利用したいカードを選び、顔認証してからタッチする必要があります。ポイント還元がありお得なのでそれくらいの手間は仕方ないかと思っていました。
しかし、エクスプレスカードに設定すればその手間を省けることを知り、それからはスムーズに改札を通れるようになりました。
エクスプレスカードとはスマホのスリープやロックを解除しなくても、Face IDやTouch ID、パスコードで認証しなくてもカード利用できる設定です。Apple Payに複数枚のカードを入れている場合、1枚のみエクスプレスカードの設定ができます。
JCBカードをエクスプレスカードに設定しておけば、iPhoneを改札にかざすだけで通れるようになり、モバイルSuicaと簡単に併用できてとても便利です。
そして、iPhoneの充電が切れてしまった場合、カードによってはエクスプレスカード設定にしておくと、予備電力機能で最長5時間まで利用できます。
エクスプレスカード設定は交通機関の利用時のみ活用できるサービスです。とても便利ではあるのですが、スマホを盗まれて誰かに不正利用された場合の補償対象外なのでお気をつけください。
そうはいってもやはり便利な機能なので、僕は今後もエクスプレスカード設定で使い続けます。
クレカ乗車は今後拡大していくと思います。OliveやJCBカードのキャンペーンに追随して他社のクレカ乗車でもキャンペーンが始まるかもしれません。今後の動向に注目です。
文/井上ポイント







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