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誰でもワンランク上のドライブを楽しめるボルボのコンパクトSUV「XC40 Ultra」

2026.06.20

2017年にワールドプレミアされ、2018年には欧州カー・オブ・ザ・イヤー、日本カー・オブ・ザ・イヤーを立て続けに受賞したボルボのエントリーモデル/コンパクトシティSUV、そして日本でもっとも売れている北欧のボルボがXC40。現在はそのマイルドハイブリッドモデルとXC40のBEV版であるEX40がラインナップされている。

ボルボのコンパクトシティSUVが今、話題のXC40

2018年のXC40の発売当初に初めて試乗したとき、走り始めてすぐに「思わず頬がゆるみ、これはいい、すごくいい!!」と、その滑らかで上質な走行感覚やサイズ感などに感動したものだった。日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいても、選考委員として満点の10点を配点させていただいたのである。

ドッグフレンドリーカーとしての資質も高いXC40

女優 杏さんが出演する「XC40」の新TVCM放映中

そして今、日本への導入から8年を経た今、XC40が再注目されている。そう、この5月にボルボXC40のアンバサダーとなった俳優の杏さんを起用した新CM放映開始されたのがきっかけだ。第一弾のCM「人を思いやる、あなたへ。」は、ボルボが長年大切にしてきた安全への想いを描いたもので、杏さんが家族や愛犬とともに過ごす日常を通して、「安心」を選ぶことの価値を描いている。また、本CMでは、杏さんがXC40で家族や愛犬とともに人通りのある街中をドライブする日常の姿を通して「安心」を選ぶことの魅力を表現している。

さて、今回、久しぶりに試乗したXC40はサンドデューンと呼ばれるシックなオシャレなベージュ色を纏った、現時点でXC40シリーズ唯一のAWDモデルとなる特別仕様車のXC40 Ultra B4 AWD Selectionである。じつはこの車両、俳優の杏さんを起用した新CMで使われた車両そのものだったりする。

最新のXC40は熟成とともにGoogleが搭載されている

基本スペックをおさらいすると、ボディサイズは日本の交通環境にも適した全長4400×全幅1875×全高1655mm。ホイールベース2700mm。最低地上高210mm。最小回転半径5.7m。

B4の48Vマイルドハイブリッドのパワーユニットは直4 2Lターボエンジン+モーターで、ターボエンジン197ps、30.6kg-m、モーター定格出力6.1kW、最高出力8.5 kW。ミッションは電気モーター式7速ギヤトロニック(DTC)となる。WLTCモード燃費は14.2km/Lである。タイヤはXC40最大サイズの235/50R19サイズが奢られ、駆動方式は四輪駆動のAWDだ。

もちろん、ボルボ最新の安全性能、先進運転支援機能、テレマティクスサービスが与えられ、ボルボがXC60でいち早く導入したGoogleインフォテイメントシステムも、Qualcomm Technologies社の次世代コンピューター基盤Snapdragon Cockpit Platformの採用で標準搭載されているから嬉しい。

XC40 Ultra B4 AWD Selectionは特別装備を施したXC40の最上級仕様

XC40 Ultra B4 AWD Selectionの価格は649万円。特別装備として本革シート、オレフォス社製クリスタル・シフトノブ、harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム、19インチアルミホイール等を装備するほか、従来はオプション設定だったチルトアップ機能付き電動パノラマ・ガラス・サンルーフを標準装備した最上級仕様となっている。

画像は欧州仕様
harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム
画像は欧州仕様

サンドデューンのボディカラーを纏ったXC40で箱根芦ノ湖を目指した

スカンジナビアデザインが薫る上質なインテリアに身を置き、東京から箱根芦ノ湖を目指して走り出せば、マイルドハイブリッドモデルならではの軽快感、スムーズな加速力が、まずは印象的だ。30.6kg-mものトルクを発揮するターボエンジン+モーターは文句なしのレスポンスを示し、言ってみればアクセルペダルの踏み方次第で自在かつ頼もしい加速フィール、身のこなしが得られるということになる。7速DTCはXC40の熟成とともにますますスムーズさとダイレクト感が増し、その気になればエンジンの高回転を使ったパワフルな性能を味わせてくれるほどだった。そしてパワーステアリングの切る、戻すの操作のスムーズさも依然として素晴らしい。

スムーズな走行性能と乗り心地の良さや車内の静かさはXC40の大きな魅力

2018年にXC40に初試乗したときにも感じられた極上の乗り心地は、19インチタイヤを履いたこのXC40 Ultra B4 AWD Selectionでも変わることはない。そう、乗り心地の快適感、乗員へのやさしさ、スムーズさ、ロードノイズの小ささなどの”感動ポイント”は、一般道、高速道路、山道を含め、そのままだ。それでいて、路面とのコンタクト感にも優れ、腰高なSUVにしてロールやピッチングが絶妙に抑えられているため、路面、速度、シーンを問わず、軽快で安心感たっぷりの運転感覚に浸っていられるのである。もちろん、箱根の山道を安定感たっぷりに気持ちよく走らせることができた。

Googleインフォテイメントシステムの優秀さもまた、XC40との付き合いをよりフレンドリーにしてくれる。走行中でも「OK グーグル」と発声すれば、目的地検索、エアコンの設定、インフォテイメントの操作などが行え、運転に不慣れなドライバーにとってはとくに大きなメリット、安心さえもたらしてくれるに違いない。もちろん、スマホと連携したコネクティッド機能も充実している。車両側の熟成以上に各所で大きな進化を遂げているのが最新のXC40ということになる。やはり、今乗っても、XC40はすごくいいのである。

最後にXC40のパッケージングについて説明すると、身長172cmの筆者のドライビングポジション基準で後席頭上に110mm、膝回りに200mmのスペースがあり、前席シートサイズは座面長500×座面幅500×シートバック高660mm。後席シートサイズは座面長450×座面幅1200×シートバック高676mmとたっぷり。後席にはエアコン吹き出し口も完備し、頭上方向を除き、ゆったりとした居心地が得られる空間となっている。標準装備されるハーマンガードンサウンドシステムはXC40の室内空間をリスニングルームに変えてくれるほどのいい音を聴かせてくれるから、音楽好きはたまらない。

ハンズフリーのパワーテールゲートを備えた荷室は開口部地上高750mm(フロアとの段差なし)、フロア奥行き890mm、フロア幅1000mm、天上高最低740mmと十二分。後席を倒せばフロア長は1530mmに達する。コンパクトな全長にして、荷室スペースがしっかりとられていることが分かる。

東京~箱根芦ノ湖往復の高速道路・山道・渋滞路を含む実燃費は17.8km/L!!

今回の試乗は東京~箱根芦ノ湖往復で行い、高速道路と山道を中心に約250km走ったのだが、帰路の都心大渋滞を含めた実燃費はWLTCモード14.2km/Lを大きく超える17.8km/Lと優秀だった。

なお、杏さん出演のXC40の新CMはこちらからもご覧いただける。

「人を思いやる、あなたへ。」 “安心を選ぶ”篇(60秒)

メイキング映像

インタビュー映像

文/青山尚暉
写真/ボルボ 青山尚暉

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