BeReal.をはじめとするSNSを通じて、従業員による企業内部の情報漏洩事象が相次いで発生しており、企業におけるデジタルリスクが高まっている。
エルテスはこのほど、従業員のBeReal.を起因とした社内情報の漏洩事象の頻発を受けて、BeReal.を日常的に利用する300名を対象に「BeReal.利用に関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。
1.利用者の約8割が取り直しは「恥ずかしい・気になる」
BeReal.を日常的に利用する人は、投稿・撮影をする際に一発撮りにこだわりがあるのかを問う質問では、「(取り直し回数は)多少は気になるが、内容を確認して撮り直す」と回答した利用者が46.3%で約半数という結果となった。一方で、「できるだけ一発撮りで投稿したい」と回答した利用者も30%にのぼった。
投稿・撮影の経験があるシチュエーションを問う質問では、「自宅」が最多の回答となった。自宅の次に多い投稿場所としては「職場・アルバイト先」となっている。さらに「職場・アルバイト先」での、投稿・撮影タイミングについては「休憩中や残業中」より「勤務時間中」の方が多いという結果となった。
2.撮影禁止場所でも2割が「すぐ投稿」、映り込みなどのリスク投稿の経験者は7割超
BeReal.にリスクのある写真を投稿したことがあるかどうかを問う質問では、回答者300人の70.7%にあたる212人の利用者が、何らかのリスク投稿をしたことがあると回答している。内訳としては、「学校や職場の写真(教室・社内風景・デスク周りなど)」が39%で最多、「授業のレジュメ・テスト・資料・PC画面などの映り込んだ写真」、「先生・同級生、上司・同僚・顧客などが写った(または特定できる)写真」に関しても投稿経験を持つユーザーが1割以上いる実態が浮き彫りになった。
シチュエーション別に、BeReal.の通知が来た際の対応を聞いた質問では、「その場ですぐに撮影・投稿する」利用者がどのシチュエーションでも2割以上は存在する結果となった。「立ち入り禁止区域や撮影禁止場所」というシチュエーションにおいても20%が「その場ですぐに撮影・投稿する」と回答している。
3.友人・知人のリスク投稿を目撃した利用者の8割以上がスクショ保存
自分以外の利用者の投稿に対する、危機意識を測るため、直近3ヶ月以内でフォローしている友人・知人のリスク投稿を見かけたかどうかを調査した。その結果、「勤務先・通学先や、仕事・学業の内容が推測されるもの(社名・学校名、オフィスやキャンパス内の風景、仕事や授業の愚痴、未発表のプロジェクト・テスト内容など)」に関しては、51.3%の利用者が見かけたことがあると回答している。
一番割合が少ない「セキュリティ上のリスクがあるもの(IDカード、パスワードのメモ、PC画面、鍵の形状など)」という選択肢も51人が選択しており、約6人に1人が見かけているという結果となった。
リスク投稿を見かけたことがある254名に、該当のリスク投稿をスクリーンショットなどで保存したかどうかを問いた。その結果、82.7%にあたる、210人もの利用者がスクリーンショットを撮ったと回答した。さらにその210人のうち約70%は、撮影したスクリーンショットを今(アンケート回答時)も保存していると回答している。
<調査概要>
名称:BeReal.利用に関するアンケート
対象期間:2026年5月28日
対象:15歳~99歳のモニタリストのうち、事前のスクリーニング調査にてBeReal.利用頻度「毎日欠かさず投稿(閲覧)する」「週に数回投稿(閲覧)する」「月に数回投稿(閲覧)する」と回答した人
有効回答者数:300名
方法:インターネットリサーチ
構成/こじへい







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