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夏は5月から10月までが常識!?6割の人が汗ケア対策に課金する時代へ

2026.06.12

近年の暑さの長期化で、日本の夏は「5月から10月まで」という意識が広がっているという。長期化する過酷な暑さで、汗の不快感や夏への苦手意識を抱える人も増えている。汗や匂いをQOLに関わる“社会的な問題”と捉えて研究に注力しているマンダムは、10代から50代の男女に『汗とにおいに関する意識調査』を実施して結果を発表した。最近の異常気象や季節外れの暑さで多くの人が「夏の早期化・長期化」を感じており、汗対策が日常を快適に過ごすための「生活インフラ」にもなりつつあるという。

体感上は半年が夏と感じている人が半数以上

最近の日本の夏に関して体感期間を質問すると、夏の始まりは「5月」で終了は「10月」と感じている人が最多という結果になった。夏の始まりの体感は、4月までは1割を下回っているが、5月には約6割(57.9%)が「夏が始まった」と実感していると回答している。夏の終わりを感じる時期では、10月下旬(28.9%)がもっとも多く、2位も10月上旬(25.9%)だった。過半数は、10月に入ってようやく夏の終わりを感じていた。暦の上では秋とされる時期まで暑さを感じるために「夏といえば7月・8月」という季節の概念は変容しており、現代の日本では「1年の半分(5月~10月)が夏」という新しい季節感が定着しつつあるようだ。

4割以上が汗の量や不快感が増えたと回答

ここ数年の汗の量や不快感の変化では、全体の4割以上が「増えた」と回答しており、汗に関する悩みが増えていることが推察できる。特に10代の男女、30代の女性、40代の男性では半数以上が「増えた」と実感している。夏の早期化・長期化による厳しい暑さを背景に、汗に対する悩みが世代や性別と関係なく広がっているようだ。汗で困ったことは、「リュックの跡の汗がついてしまい、下ろすたびに恥ずかしかった」や「外を歩くだけで汗をすぐにかき、外出するのが億劫になった」など日常生活に支障を感じている声も挙がっていた。

猛暑の影響で半数以上は夏が苦手になったと回答

ここ数年の夏に対する印象の変化では、「以前より苦手になった」と答えた人が全体の半数以上で、「好きになった」(10.9%)を大きく上回る割合になった。年代と性別を問わず幅広い層で夏を敬遠する傾向はあるが、顕著なのは10代女性で、67.0%が苦手と回答している。夏は、お祭りや花火大会などイベントが多い季節だが、近年の過酷な暑さで「楽しい季節」から「耐える季節」へ変化しているようだ。

約6割が汗ケア対策に課金して3割以上が毎日使用

アイテム購入やクリーニングなど夏の汗対策にかける金額では、63.7%が汗対策に課金していた。支出額でみると、ひと夏に3000円以上を費やす層が14.0%も存在しており、1万円以上を費やすヘビー層も2.9%ほどいた。長引く猛暑で汗対策への意識が高くなっており、汗ケアは日常に欠かせない「生活インフラ」へ変化しているようだ。

汗ケアアイテムの使用頻度については、34.7%が「毎日」使っていると回答しており、中でも17.2%は「1日に2回以上」と複数回使用していた。こまめな汗ケアは、現代人にとって必要不可欠な生活のルーティンになりつつあるようだ。

夏の汗ケアアイテム第1位は「ボディシート」

夏に使う汗ケアアイテムのランキングは、1位「ボディシート」(50.7%)、2位「制汗スプレー」(34.5%)、3位「フェイスシート」(30.1%)、4位「ロールオン/スティック」(27.4%)、5位「制汗ミスト」(18.2%)」という結果だった。

1シーズンの「ボディシート」購入個数では、全体の3割が「2個以上」購入しており、6個以上購入する人もいた。夏場の1日当たりのボディシート使用状況では、20.1%が「1日に3枚以上」も使用しており、暑さの深刻化で汗ケアアイテムは「生活必需品」という位置付けになりつつあるようだ。

汗ケアアイテムの使用は「通勤・通学の直後」や「外出前の身支度時」などが上位

汗ケアアイテムを使用する場面は、1位「通勤・通学の直後」(25.1%)、2位「外出前の身支度時」(22.2%)、3位「屋外での長時間待機時」(15.0%)」がトップ3だった。スポーツ時やレジャー時などの大量に汗をかく場面での使用以上に、外出前の汗予防や目的地到着後のリフレッシュといった毎日の生活習慣として汗ケアが組み込まれている印象だ。

この調査では、現代の汗対策はスポーツ時やレジャー時だけでなく、毎日の身支度や通勤・通学時に欠かせない「生活インフラ」として日常化していることが浮き彫りになった。汗によるストレスを我慢するのではなく、日々のルーティンとして早い時期から「適切な汗ケア」を取り入れることで快適度は上がりそうだ。汗ケアアイテムを生活必需品として活用して、猛暑に対する対策にすることで今年の夏をなるべき快適に過ごしたいものだ。

『汗とにおいに関する意識調査』概要

調査対象:15歳~59歳の男女/n=1000
調査時期:2026年3月7日~2026年3月10日
調査手法:インターネットリサーチ
出典:マンダム調べ

マンダム「汗とにおい総研」

構成/KUMU

30年以上暮らした東京から実家に戻った地方在住フリーライター。得意分野は、ゲーム、アニメ、マンガやIT&デジタル関連など。自宅でリモート取材や自宅作業が増えたので、20年以上ぶりにフル自作PCを作成して活用中。最近の取り組みは、実家で発掘したセガマークⅢ以降の昭和から平成のゲーム機が動くか点検すること。

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