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葬儀経験者の4割以上が「逝去から3時間以内に葬儀社を決定」

2026.06.07

大切な人の逝去に際しては感傷に浸る間もなく、ただちに葬儀の準備に取り掛からねばならない。

そのため、葬儀会社の比較検討が満足にできぬまま、お葬式を開いた経験がある人は多いのではないだろうか?

燦ホールディングスはこのほど、過去5年以内に葬儀に関与した40代から80代の男女500名を対象に「葬儀における意思決定と費用に関する実態」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

約8割が比較せずに葬儀社を決定、約4割がご逝去から葬儀社を決定するまで3時間以内に判断

葬儀社を選ぶ際、複数社を比較せずに決定した人が約8割にのぼった。また、約4割が3時間以内に葬儀社を決定しており、半日以内に決定した人でみると約7割に達し、葬儀社選びは非常に短い時間の中で行われている傾向がみられる。

また、複数社を比較した人は全体の2割程度にとどまり、十分な情報収集や比較検討が行う余裕がない状況がうかがえる。

こうした結果から、葬儀社の選定は限られた時間の中で行われるケースが多く、十分な比較検討が難しい状況がうかがえる。

また、実際に比較検討をしなかった理由で一番多かったのは、「時間的余裕がなかった」という結果になった。大切なご家族がなくなった直後の悲しみや混乱の中で、時間的猶予もなく葬儀社を選ばざるを得ない現実が見受けられる。

その背景には、病院で亡くなられた場合、病室や霊安室から速やかな退去を求められるケースが多いことも影響していると考えられる。病院側にも、次の患者の受け入れや施設運営上の都合から、限られたスペースを確保しなければならない事情があり、ご遺族は短時間で判断を迫られる状況に置かれやすい実態がある。

最終的な支払額について、約半数が「想定より増えた」と回答

葬儀会社に見積をもらう前に 自分で調べたり、自分が想像していた金額と最終的な支払額最終的な支払額については、「ほとんど変わらなかった」が36.4%だった一方、「増えた」とする回答は合計で47.6%にのぼった。

支払金額に差が生じた理由としては、「事前に見ていたプランには含まれていない項目を追加したため」が45.8%で最多となり、「事前に見ていたチラシやWEBサイトなどで見たプラン内容の認識と実際とのズレ」も29.4%みられた。

金額の違いに目を向けがちだが、事前にどこまで内容や費用構成を把握できているかが大切だ。突然の出来事の中で判断を迫られる場面が多いからこそ、あらかじめ情報を整理し、自分や家族にとって必要な内容を確認しておくことや、実際に事前に葬儀社に相談しておくことで納得感のある判断につながると考えられる。

全体金額について、40代・50代の2.5人に1人が「十分に理解できていないまま進んだ」と回答

契約時の最終的な全体金額の目安については、「説明は受けたが十分に理解できている自信はなかった」が25.8%、「よく分からないまま進んだ」が5.4%、「ほとんど理解できていない」が2.8%となり、これらを合わせると34.0%にのぼった。

一方で、「内容を把握しており、他人にも説明できる状態だった」、「説明を聞いて理解できており、必要な質問もできた」とする回答は66.0%と過半数の方が契約時、最終的に「いくらくらい支払うことになりそうか」という全体金額の目安について度理解・納得していることがわかった。

年代別に見てみると、「説明は受けたが、十分理解できている自信はなかった」「説明を受けたが、よく分からないまま進んだ」「ほとんど説明を理解できない状態だった」の合計は40代では、42.2%、50代では40.2%、60代以上だと29.1%という結果に。

全体金額について、40代・50代の2.5人に1人が「十分に理解できていないまま進んでいる」実態が明らかになった。葬儀経験や事前知識の差により、比較的若い世代ほど、説明内容を十分に理解しきれないまま進行している実態がうかがえる。

こうした結果から、葬儀における全体金額については、説明を受けていても十分に整理しきれないまま判断に進むケースがあることがうかがえる。背景には、突然の出来事に直面した際の精神的な負担や、落ち着いて考える時間の少なさもあると考えられ、費用の全体像をあらかじめ確認しておくことの大切さが示唆される。

※燦ホールディングス「葬儀における意思決定と費用に関する実態」に関する意識調査」より引用

<「葬儀における意思決定と費用に関する実態」概要>
調査期間:2026年4月15日
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査対象者:全国の過去5年以内に葬儀に関与した40歳~80歳の男女
回答者数:500名
調査主管:燦ホールディングス株式会社
※グラフ中の回答割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならないことがある。

出典元:燦ホールディングス株式会社

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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