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2026年の台風発生数は平年より多い28件前後、日本に接近する台風は14件ぐらいになる見込み

2026.06.06

ウェザーニューズは、2026年の「台風傾向」を6月2日に発表した。なお、最新の台風見解は、「ウェザーニュース」アプリまたはウェザーニュースウェブサイト「台風NEWS」から確認できる。

5月までの発生数が6個と平年に比べて多いペースとなっているが、6月以降は概ね平年並のペースで発生する見込み

今シーズンの台風発生数は、独自のAI統計予想などから28個程度と、平年の25個より多い傾向となりそうだ。このうち日本へ接近する台風は、現在西日本に接近中の台風6号を含め、平年より多い14個程度になる予想となっている。また、台風シーズン後半の9月以降は、エルニーニョ現象が強まってスーパーエルニーニョに発展する可能性があり、台風の発生しやすい地域が平年より南東へシフトする見込み。そのため、台風の進路は、日本の南から東日本太平洋側を中心に接近しやすくなると見られる。

■台風の発生場所について

2026年の太平洋熱帯域では、今後エルニーニョ現象が発生し、シーズン後半にかけてスーパーエルニーニョに発展する予想。また、インド洋では夏から秋にかけて正のインド洋ダイポールモード現象が発生、もしくはそれに近い状態となる見込みだ。

シーズン前半(6~8月)は、これら2つの現象が発生することにより、インド洋から西太平洋熱帯域へと吹いてくる西風が平年よりも強まり、この風がフィリピンの東で貿易風(東風)とぶつかることで、平年に比べて対流活動が活発になる見込み。また、下層の低気圧性の渦もできやすくなるとみられ、台風が発生しやすい環境場が形成される見込みだ。

↑フィリピン近海の対流活動と太平洋高気圧の関係(シーズン前半)

シーズン後半(9~11月)は、エルニーニョ現象が強まってスーパーエルニーニョに発展することによって、対流活動の活発な領域が平年よりも南東へシフトする見込み。このため、グアム近海からその南東海上で台風が発生しやすくなりますが、フィリピンの東海上は発生しにくい状態となる。

また、9月を中心に平年より海水温が高いエリアを長時間進むため、勢力の強い台風が日本付近へ接近するおそれがある。

↑フィリピン近海の対流活動と太平洋高気圧の関係(シーズン後半)

■台風の発生数について

2026年の台風発生数は、28個前後の予想(※)。6月以降は概ね平年並のペースで発生する予想だが、5月までの発生数が6個と平年に比べて多いペースとなっているため、年間発生数は平年より多くなりそうだ。このうち日本へ接近する台風は、6月2日現在西日本に接近中の台風6号を含めて、平年より多い14個程度になるとみている。

※ 台風発生数の予想は、独自AI統計予想、類似年の傾向及びロンドン大学(Tropical Storm Risk)の予想を参考にしている。

■台風の進路傾向について

エルニーニョ現象が発生した年の台風の進路は、日本の南から東日本太平洋側を中心に台風が接近しやすくなる傾向がみられる。今年も同様の傾向となるとみている。

↑台風進路傾向

関連情報
https://weathernews.jp/onebox/typhoon/

構成/立原尚子

東京都出身。出版社勤務を経て、現在はフリーライターとして活動中。好きなジャンルは家電まわり。最新ガジェットから暮らしに役立つアイテムまで、読みやすくて、ちょっとためになる記事を目指して執筆中。

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