JR東海は「インバウンド専用特別列車」の運行を開始した。東海道本線や身延線を通り、車窓から美しい富士山を楽しめる。インバウンド専用の特別列車の運行はJR東海としては初めて。いかにして誕生したのか。
インバウンド専用特別列車
「訪日客向けのツアーを長年企画しているJTBグローバルマーケティング&トラベル様では、静岡方面からも富士山の情景を楽しみつつ地域の魅力に触れられるルートの構築をかねてより構想していました。弊社としても、新幹線や在来線にもご乗車いただいて、車窓からの雄大な富士山を快適にお楽しみいただきたいと考えており、両者の想いが合致して実現しました」(JR東海広報部)
インバウンド専用としたのにはこんな理由が。「訪日目的として、美しい日本の富士山を一目見たいという思いを多くの訪日客が持っていると伺っています。」
JR東海は、今後も旅行会社と連携し、新たな旅行商品の共同企画にも取り組んでいきたいとする。「コロナ禍を経て、新たな視点・柔軟な発想により、需要を創出する挑戦を続けています。富士山だけでなく、JR東海の圏内は魅力的な観光地が多いので、積極的に伝えていきたい」
【DIMEの読み】
JR東海では、5月10日に南信州伊那谷のお酒を味わう特別列車「伊那谷お酒学園」を運行。秘境駅を巡る鉄道旅を楽しめる「飯田線秘境駅号」へも乗り継げる。今後別の観光列車にも期待したい。
車内も「北斎特別列車」仕様に!

「美術館列車」をコンセプトに、富嶽三十六景に関連する絵画を車内に展示。本物の富士山と絵画を同時に楽しめる。ポストカードのプレゼントも。
富士山以外の静岡県の魅力もたっぷり堪能できる

三島駅までは新幹線を、その先は東海道本線、身延線と在来線を利用。わさび田の見学や白糸の滝観光もできて、料金は2万4000円〜とお得なプランだ。
取材・文/金子長武 編集/轡田緒早







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