ベトジャンとは?
近年のヴィンテージ市場の熱狂ぶりが凄まじい。先日、某百貨店で5500万円のデニムジャケットが売れるなど、ファッションの枠を超えて、投機の世界へ足を踏み入れつつあるヴィンテージ。これは日本だけのブームではなく、お膝元のアメリカやタイなど、世界各地で盛り上がっているのだ。そんな中、注目したいのが〝ベトジャン〟ことベトナムジャンパーだ。原宿の老舗店『フェイクα』の名物店長・澤田一誠さんは次のように解説する。
「簡単に言えば、日本のスーベニアジャケットである〝スカジャン〟のベトナム版です。ベトナム戦争時に米兵へ販売されたお土産品で、黒のコットン素材や簡素な刺繍が特徴。’90年代の古着ブーム時は知る人ぞ知る存在でしたが、デザイナーズブランドがサンプリングし、徐々に知名度がアップ。スカジャンの高騰に引っ張られる形で、人気が急上昇しています」
数年前に比べると2〜3倍の相場になった一方で、スーベニアジャケットで知られる『テーラー東洋』を筆頭に完成度の高いリプロダクトモデルも多くあり、選択肢は様々。価値が下がりにくいので、思い切ってヴィンテージを買うのも一興かもしれない!?
【DIMEの読み】
ベトジャンが人気を集めている大きな理由が合わせやすさ。スカジャンよりも大人しい刺繍のデザイン、日本でも着やすいコットン素材、古着では希少なブラックベースという点が支持されている。
ベトナムの地名や地図、部隊がモチーフとなる

ヴィンテージは価格が2~3倍に高騰!

原宿の名店『フェイクα』では、毎月アメリカから買い付けたヴィンテージが入荷する。ベトジャンは急騰しており、サイズが大きくて状態が良ければ20万円オーバーのアイテムも。
取材・文/佐藤周平 撮影/小倉雄一郎 編集/井田愛莉寿







DIME MAGAZINE











