クレジットカードに交通系IC、スマホ・QRコード決済にデビットカードなど、様々な種類があるキャッシュレス決済。その中で、特に多くの人から選ばれている決済手段とは、いったい何だろうか?
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)はこのほど、対面決済におけるキャッシュレス決済およびモバイル決済の使い分けに関する調査を実施し、その結果を発表した。
今回の調査では、事前調査にて18~69歳の一般消費者30,000人、本調査にて全国18~69歳のキャッシュレス利用者9,279人を対象に行われた。
キャッシュレス決済は9割超に定着
事前調査によると、対面での支払いにおいて、9割以上(92%)の人がキャッシュレス決済を利用しており、現金のみで支払いを行う人は、全体の1割未満(8%)にとどまっている。キャッシュレス決済が半分以上を占めるキャッシュレス派が約6割(約57%)を占め、キャッシュレスが多くの人の日常に定着していることがわかる。
決済手段は「スムーズな体験」で選択
本調査からは、決済手段を選ぶ際に、「支払いの簡単さ・スムーズさ」といった決済時の体験を重視している消費者が多いことが明らかになった。
クレジットカード/デビットカードによるモバイル決済を利用している理由について、「レジでの支払いが簡単、スムーズで楽」(41%)が上位に挙げられた。また、「ポイント付与や還元率が高く、お得」や「財布を持ち歩かなくてもよい」、「使えるお店が多く、日常の買い物で使いやすい」といった利便性と経済的なメリットも支持されており、決済における重要な選択基準となっている。
モバイル決済は拡大、若年層で高い利用
こうしたニーズを背景に、モバイル決済の利用は広がっている。事前調査では、クレジットカード/デビットカードによるモバイル決済を利用している人が4割超(43%)に拡大していることがわかった。さらに、モバイル決済を月1回以上使う人は約6割にのぼり、若年層ほど利用率が高く、男女ともに年代が上がるにつれて低下する傾向が見られた。
日常の買い物シーンに広がるモバイル決済
モバイル決済は、特別な場面だけでなく日常生活の中でも広く利用されている。
クレジットカード/デビットカードによるモバイル決済を1年以内に利用した人は、スーパーマーケット(61%)やファーストフードなどの飲食店(56%)、コンビニエンスストア(51%)、ドラッグストア(48%)など、日常生活に身近な店舗での利用が上位を占めていた。
この結果から、モバイル決済は日々の買い物の中で自然に活用されていることがうかがえる。
複数のモバイル決済手段を、目的やシーンに応じて「使い分ける」が主流に
モバイル決済の普及とともに、消費者は単一の手段に集約するのではなく、目的やシーンに応じて複数を使い分ける傾向が主流となっている。
本調査では、現在、複数のモバイル決済を使い分けている/使い分けたいとする「使い分け派」が約7割(69%)、「集約派」が約3割(31%)と、利用頻度が多い人ほどモバイル決済を使い分ける傾向がみられる。
今後の意向については、「使い分け派」が約6割(59%)、「集約派」が約4割(41%)とやや「集約」の意向が高まる一方、「使い分け派」が引き続き主流となった。また、約9割の人が「支払い時間」、「キャッシュレス」、「ポイントやお得な情報の積極活用」に関心を示しており、スムーズな決済体験と利便性が重視されていることがうかがえる。
<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査対象:
事前調査:30,000人が対象。東京首都圏(一都三県)、大阪首都圏(大阪、兵庫、京都、奈良)、上記以外の各エリアにおいて、18~69歳の人口動態比で各10,000人
本調査:事前調査から9,279人を対象に実施。18~69歳で、スマホを所持し、キャッシュレスでの支払いが6割以上あり、うちモバイル決済が3割以上。また、モバイル決済を月1回以上利用している人
調査時期:2026年3月
調査会社:マクロミル
出典元:Visa
構成/こじへい







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