小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

40歳以上の女性がファッションや美容にかけている金額、月平均で9343円

2026.06.02

いくつになってもおしゃれを楽しみたい…そう考える女性は多いはず。では、40~80代の女性たちはファッション・美容に毎月どれくらいのお金を投じ、また、日々のおしゃれにおいてどのようなことを特に意識しているのだろうか?

ハルメク生きかた上手研究所はこのほど、40~89歳の女性1,000名を対象に「ファッション・美容に関する意識・実態調査」をWEBアンケートにて実施し、その結果を発表した。

ファッション・美容の月当たり購入金額は9,343円で、大きな変化はなく横ばい

ファッションや、メイク・シャンプーなどの美容商品にかける月当たりの購入平均金額は9,343円。前回(24年)、前々回(22年)と比較すると大きな変化はなく横ばいとなった。

物価高によるメイク変化は「特に変化はない」が最も多く、56.6%。猛暑によるメイク変化も「特に変化はない」が62.2%と最も多かった。

おしゃれは「きちんとして見える」よりも「場に合っているか」が大切に

おしゃれをする上で大切にしていることは「似合っていること」が増加し1位。前回1位だった「きちんとして見えること」は17.5ポイントダウンした。対して、「場に合っていること」は12.5ポイントアップした。

おしゃれをする目的として頻出した声は「気分を上げる・楽しい」「気持ちの切り替え」「自己満足・自己表現として」 。

おしゃれ着の定義も自分軸での評価が目立ち、「自分が気に入っている服」「自分の生き方を表現するもの」「着心地の良さ」といった声が挙がった。また、「衣」への価値観としては、「良いものを長く着続けたい」がトップとなった。

●おしゃれをする目的(自由回答)

《気分を上げる・楽しい》
・自分の気分を上げ、楽しくなれて、活気があふれるようにするもの(83歳)
・ウキウキして楽しい気分になれるもの(68歳)
・それを着ることによって、気持ちの充足感を得られるもの(54歳)
・テンションを上げたいときにおしゃれする(42歳)

《気持ちの切り替え》
・気が引き締まるような気分になれるもの(43歳)
・気合を入れるためのもの(83歳)
・気持ちの切り替えをするためのもの(67歳)
・普段着とは違う気持ちになれること。姿勢が伸びる様な気持ちになるものです(71歳)

《自己満足・自己表現として》
・自分のためのもの 自己満足(55歳)
・個性を発揮したいとき(81歳)
・自分が好きな自分を表現するもの(65歳)
・自分らしくいられるためのもの(40歳)

●おしゃれ着の定義(自由回答)

《自分らしさ・好み重視》
・自分が気に入っていて似合っているもの 自信をもって人前にでられる服(66歳)
・普段着は子供に合わせた服装だけど、おしゃれ着は動きやすさなどを考えずに自分が着たい服装のこと(47歳)
・自分の生き方を表現するもの。トレーニングした成果を、最大限魅力的に見せる道具(64歳)
・お気に入りで、長く着たいから普段はあまり着ないようにしている服(43歳)

《機能性》
・着心地の良さ、機能的なこと(82歳)
・動きやすく乾きやすい(83歳)
・自分にあったゆったりできる服(85歳)

《素材・高級感》
・手洗いしなければいけないようなデリケートな素材でできた服(44歳)
・普段はあまり着ないような汚れたら困るような洋服(53歳)
・動きづらさや着心地の悪さがあっても見栄えがいい、デザインが良いもの(43歳)
・普段は着ないスカートや、やや高価な素材の服(68歳)

■専門家の見解

値上げラッシュが止まらず、生活費の圧迫が続いています。では、40~80代女性のおしゃれ消費は縮小しているのでしょうか。今回の調査からは、むしろそのイメージとは異なる実態が見えてきました。ファッション・美容への月あたりの支出は9,343円と、ほぼ横ばいで推移しています。

一方で、おしゃれに対する価値観は静かに変化しています。重視されるのは「きちんとしているか」よりも、「自分に合っているか」。シニアのおしゃれは、「他者に合わせる正解」から「自分や場に合わせる最適解」へと軸足を移しています。「きちんとして見えること」は2年前から17.5ポイント低下し、「場に合っていること」は12.5ポイント上昇しました。社会的な正しさをなぞるものから、自分やシーンに応じて調整するものへと進化しているのです。

その背景には、「自分のためにおしゃれをする」という意識の広がりがあります。自由記述では「気分を上げる」「楽しい」「気持ちの切り替え」「自己満足」といった声が目立ち、おしゃれが感情を動かす役割を担っていることがうかがえます。おしゃれ着の定義も「自信が持てる服」「自分らしさを表現できる服」「着心地が良い素材」など、自分軸の言葉が中心です。さらに印象的なのは、「お気に入りの服を大事に長く着たい」「汚したくないからあえて普段は着ない」といった声です。新しく買うこと以上に、手持ちの服をどう活かし、今の自分に合わせてどう着こなすかに関心が向いています。

こうした選び方の変化は、おしゃれの質がむしろ高まっていることを示しています。日常では抑えつつも、「旅行」「外食」「文化体験」といった特別な場では、おしゃれがきっかけとなり消費を動かします。

これからは、商品単体の提案だけでは不十分です。「どこへ」「どんな気分で」着ていくのかまで含めたシーン提案が重要になります。おしゃれは今、「他人のための身だしなみ」から「自分の気分を整えるスイッチ」へと役割を変えつつあります(解説/ハルメク 生きかた上手研究所 所長・梅津 順江氏)

ハルメク 生きかた上手研究所 所長・梅津 順江氏
2016年から現職。年間約900人のシニアへの取材やワークショップを通じて、誌面づくりや商品開発、広告制作に役立てている。時代や世代も捉えて、半歩先の未来を予測・創造している。著書に『消費の主役は60代 シニア市場最前線』(同文舘出版)など。

<調査概要>
調査方法:WEBアンケート
調査対象・有効回答者数:全国の40~89歳の女性1,000名
調査実施日:2026年1月20日(火)~1月26日(月)
※2024年調査:2024年1月22日(月)~1月24日(水)
2022年調査:2022年11月9日(水)~11月10日(木)
調査主体:株式会社ハルメク・エイジマーケティング  ハルメク 生きかた上手研究所

出典元:ハルメク 生きかた上手研究所調べ

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2026年5月15日(金) 発売

映画『正直不動産』と大コラボ!不動産の買い時を徹底検証、住宅価格高騰の今知るべき不動産の「ウソ・ホント」を専門家と解き明かす!最新メンズ美容アイテム特集では頭皮・UV・汗などこれからの時期へ徹底対策!さらにunoオールインワンシャンプーも付録についた充実号!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。