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積読が一瞬で片づく!?電子書籍を5分で要約できる「0秒読書」を試してみた

2026.06.04

生成AIに文章を要約させることは、業務を効率化し、時間がない忙しいビジネスパーソンにとって日常的な行動となっている。

一方で、すべての文書が生成AIに頼れるわけではない。例えば電子書籍については通常、コピペできないため生成AIに要約させようと思っても困難だ。電子書籍を要約したい、もしくは翻訳したいと考えたものの、上手くできず歯がゆい思いをした経験のある人もいるのではないだろうか。

実はその課題はソースネクストの「0秒読書」というソフトで解決できる。今回はこのソフトの体験レビューを通じて仕事や自己啓発に役立てる方法を紹介する。

「0秒読書」とは?

0秒読書」は、電子書籍や資料の画像キャプチャを撮影することで、透明テキストデータを含むPDF化が可能なソフトだ。

いわゆるOCR機能が搭載されている。OCRとは、「Optical Character Recognition(光学式文字読取)」の略称で、画像データからテキストを抽出し、編集可能なテキストデータに自動変換する技術のこと。

このソフトで電子書籍などの画像キャプチャを撮影すると、テキストデータが埋め込まれ、それをPDFデータ化できる。作成されたPDFを開くと、画像内のテキスト部分がテキストデータとして選択し、コピーできる。またPDFをそのまま生成AIに読みこませることで、要約や翻訳などが行えるようになる。

ダウンロード版のみの提供で、価格は、1ヶ月4,980円(税込)、1年12,980円(税込)。対応OSはWindows11/10(64ビット版)とmacOS 14 (Sonoma) 以降だ。

例えば300ページの電子書籍は、約5分程度待てば自動キャプチャできる場合もある(手動で1ページずつキャプチャが必要な場合もある)。画像キャプチャ300枚はまとめて一つPDFとして生成できる。

近年はGemini、NotebookLM、ChatGPT、Copilotなどの複数の生成AIサービスがあり、それらを利用すれば、個人利用の範囲で好きなようにPDFデータを要約することなどが可能だ。

「0秒読書」の利用シーン

「0秒読書」は、次のようなシーンで利用できる。

●電子書籍の要約

忙しいビジネスパーソンなら、電子書籍を素早く読みたいシーンが訪れるだろう。例えば、自己啓発本をいくつか読破したいものの、時間が限られており、読みきれないときがある。そこで生成AIにアップロードして要約したいと考えるが、電子書籍のデータをテキストデータとしてコピーすることは難しい。「0秒読書」ならそれが可能だ。

●資料のインフォグラフィック化

紙書類や画像データなどの資料の内容をインフォグラフィックとしてわかりやすく可視化したいときもある。そんなときは「0秒読書」でPDF化し、生成AIに「わかりやすくインフォグラフィック化して」などと指示すれば実現する。

自己啓発のため、または仕事で個人利用する自分用のマニュアルなどにインフォグラフィックを使えるのは嬉しい。

「0秒読書」を体験レビュー

早速、「0秒読書」を使ってみた。

正直、かなりシンプルで驚いた。

起動すると撮影を開始するボタンが現れるので、撮影したい電子書籍などをブラウザや電子書籍リーダーなどで開く。

その後、撮影を「自動ページ送り」にするか「手動ページ送り」にするかを選ぶ画面が表示されるので該当するほうを選択。

今回は「手動ページ送り」を選択。撮影ボタンを押すと画像キャプチャとして保存される。全部の撮影が終わったら「OK」ボタンを押す。

すると、撮影した画像キャプチャが一覧でカタログ表示される。

画像キャプチャはトリミングも可能。

「PDF保存」を押すと、カタログ内すべての画像がPDFとしてまとめて一つのファイルになり保存される。

PDFを開くと、テキストが選択できるようになっていた。OCRによってテキストデータ化されていることがわかる。

今回は、DIME2026年7月号の、下記の見開きページを生成AIのChatGPTに要約してもらうことにした。

結果、次の結果が得られた。

シンプルにまとめられ、ページの文章を読み込まなくとも、一目で理解できた。これは便利!

ちなみに生成AIへのアップロードをスムーズにするために、画素数の制限やモノクロ化、画質の調整機能もある。

全体を通じて、シンプルすぎるほどの操作感と単一機能で使いやすいと感じた。今後も個人利用の便利なOCRツールとして愛用してみたい。

違法アップロードへの対策

ところで、注意したいのが、このソフトで画像キャプチャを撮影したものは、個人利用の範囲内で利用することだ。

仕事で利用する際には著作権や情報漏洩に注意したい。また各サービスの利用規程や情報漏洩などに注意しながら利用しよう。

販売元のソースネクスト社は次のように注意喚起している。

『本製品は、「自分の本を、自分のために」活用することを前提にしたツールです。画面キャプチャを行なうため、著作権法および各サービスの利用規約を確認のうえ、個人利用の範囲でご利用いただくものですが、私的複製の範囲を超えた不正な配布を未然に防ぐため、本製品で生成したPDFには全ページに作成者の識別情報を付与しています。トレーサビリティ(追跡可能性)を確保することで、不正利用の抑止と著作権法を遵守した安全なAI活用を目指し、またお客様が安心して適正に利用できる環境を整えています』

<搭載している機能>
・生成したPDFの全ページにQRコードを埋め込み(メールアドレス/製品のシリアル番号/デバイスID)
・第三者によるQRコードの削除を防ぐため、編集や印刷は自動でパスワードロックがかかる

「電子書籍だから生成AIで要約はできない」という思い込みはこのソフトで解消。3冊まで無料で試せる無料体験版から始めてみては。

取材・文/石原亜香利

Web業界からライターに転身し独立。メディアのコラム記事執筆や、Webの知識を活かしたSEOライティングを通じ、IT、ビジネスからライフスタイル、グルメまでわかりやすく面白く役立つ情報を読者視点で伝えることを心がけている。

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