「マゴみみチャレンジ by ヨメテル」実施の背景
一般財団法人日本財団電話リレーサービス(総務大臣指定 電話リレーサービス提供機関)は、2025年1月23日から「相手の声が読める電話―ヨメテル―」の提供を行なっている。
ヨメテルは、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人を対象とした、通話相手の声を文字にする電話アプリ。24時間・365日使える、法律(※1)に基づいた公共インフラとしてのサービスだ。
※1 聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律(令和2年法律第53号)
そして2026年5月15日の「国際家族デー」には、家族で「聞こえ」について考えるきっかけとなる「マゴみみチャレンジ by ヨメテル」が発表された。これは孫が祖父母に電話をかけ、簡単なクイズを通じて、家族で楽しみながら「聞こえ」の状態を確かめられる体験型の企画になる。
■気づきにくい「聞こえにくさ」と家族コミュニケーションの課題

一般的に、聞こえにくさは60〜70代以降に生じやすいとされているが(※2)、本人が自覚しにくく、また周囲も指摘しづらいという特徴がある。
特に加齢性難聴は、子どもの声のような高音域から聞こえにくくなるので、「孫の声が実はよく聞こえていない」といったケースも少なくない。孫の成長は祖父母にとって大きな生きがいの一つ。しかし、こうした「聞こえにくさ」が、孫との楽しい会話の支障になることがある。
※2 「JapanTrak 2025 調査報告」(<社>日本補聴器工業会)および「人口推計」(総務省)よリ試算
「孫の一言」をきっかけに知る、聞こえの状態
「マゴみみチャレンジ」のやり方は簡単。孫が祖父、祖母に電話をかけ、絵本の読み聞かせのように話を読み上げ、簡単なクイズを出す。そのクイズへの回答によって、祖父母の聞こえの状態を確かめることができる。
■「マゴみみチャレンジ」のやり方

(1)「マゴみみチャレンジ」のチラシをダウンロード https://www.yometel.jp/files/magomimi_challenge_flyer.pdf
(2)孫が祖父、祖母に電話をかける
(3)チラシに載っている短い話を読み上げる
(4)話に関するクイズを出題
(5)答え合わせで、聞こえを確認
この話には、聞き取りにくい音(無声子音など)が散りばめられており、家族でチャレンジを楽しみながら 「聞こえ」の状態を可視化する設計となっている。
■「マゴみみチャレンジ」イメージ動画はこちらから
■医者でも広告でもない、“孫”による行動変容
近年、高齢者の健康意識は高まりを見せている一方で、「聞こえにくさ」を困りごとと捉えておらず、医療機関への受診を先延ばしにする傾向があると言われている。
こうした背景を踏まえ、本企画では、祖父母と孫のコミュニケーションに着目。主催する日本財団電話リレーサービスでは「身近な存在である孫とのやり取りであれば、無理なく自然に「聞こえ」に向き合えると考えています。併せて孫世代の親にあたる30〜40代にも、将来を見据えた耳の健康意識への喚起を図ることを目的としています」とコメントしている。
<参考:ヨメテルとは>
「ヨメテル」は、通話相手の声をリアルタイムで文字にする電話アプリだ。これにより、聞こえにくさによるコミュニケーションのずれを軽減していく。今回の「マゴみみチャレンジ by ヨメテル」を通じて聞こえの課題に気づいた人には、「ヨメテル」の活用による解決策も提示していく。

関連情報
https://www.yometel.jp/features/magomimi
https://nftrs.or.jp/
構成/清水眞希







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