ブライトリングは、控えめでありながら確かな進化を遂げた新たな「クロノマット」を発売した。
一体型デザインと薄型ケースで進化した名作クロノグラフ
1980年代、イタリア空軍のアクロバット飛行チーム「フレッチェ・トリコローリ」のために誕生した「クロノマット」は、洗練されたデザインと妥協のない機能性を兼ね備えたモデルだ。
コックピットで7Gを超える過酷な環境に耐えうる性能を持ちながら、任務を離れた日常においても快適に、そしてスタイリッシュに着用できるタイムピースとして開発。
ミラノ、ニューヨーク、東京へと広がり、ファッションとポップカルチャーの世界で瞬く間に存在感を高め、『ヴォーグ』誌から「90年代を代表する時計」と称された。
そして今回、クロノマットは控えめでありながら確かな進化を遂げた。特徴的なライダータブと唯一無二のルーローブレスレットというアイコンはそのままに、ひと目でそれと分かる存在感を保っている。
クロノマットのファンがまず気づくのは、セミインテグレーテッド・ブレスレットから、ケースとブレスレットが完全に一体化したデザインへ進化したところだろう。
一体型ブレスレットウォッチの中にはストラップ交換が制限されるものもあるが、新しいクロノマットはラグをケース内に巧みに隠すことでこの制約を回避し、ストラップの交換も可能にしている。
スチールおよびツートンモデルのルーローブレスレットには微調整機構が備わっており、手首に着けたまま、隠しバタフライクラスプの両側でそれぞれ1リンク分延長することが可能になった。
温度や気圧の変化にも対応し、快適な装着感を保つための理想的な機能だ。クロノグラフモデルでは、ベゼルは従来の18パーツ構成から一体化され、ベゼルリング、インサート、ライダータブ、スクリューが単一構造となり、より洗練されたデザインとなった。
カラーバリエーションは、ホワイト、グリーン、ブルー、アンスラサイト、アイスブルー、ブラウンと、厳選されたカラーで展開。
ケースとブレスレットの素材は、オールスチールからツートン、オールゴールドまで幅広く展開されており、アイスブルーモデルには定番のプラチナベゼルが採用されている。
「うまく機能しているものを、なぜ変える必要があるのでしょうか?」と、ブライトリングのデザイン責任者パブロ・ウィドマーは語る。
「今回のアップデートは、クロノマットを作り替えることではなく、そのシンプルさをさらに磨くことにあります。プロポーションはより人間工学的に洗練され、流れるようなケースとブレスレットによって、特徴的な要素が一層引き立っています」
■クロノマット B01 42
クロノグラフモデルでは、ケース厚を15.1 mmから13.77 mmへと薄型化し、装着感を高めている。インナーベゼルから1/100目盛りを取り除くことで、視認性とシンプルさを向上させた。
リューズガードもコンパクトになり、巻き上げや時刻合わせをより快適に行うことが可能。実績あるCOSC認定のマニュファクチュール キャリバー 01を搭載し、約70時間のパワーリザーブを備えている。
■クロノマット オートマチック B31 40
このモデルには、2025年に発表されたブライトリングのCOSC認定マニュファクチュール キャリバー B31を搭載した。
週末をまたいでも駆動する約78時間のパワーリザーブとスリムな設計により、厚さ10.99 mmのケースに快適に収まる。汎用性の高い40 mmケースを採用した、初の時刻・日付表示付きクロノマットだ。
■クロノマット オートマチック 36
この最新デザインは、幅広い手首のサイズに対応できるよう、36 mmケースを採用。COSC認定のブライトリング キャリバー 10を搭載しており、セリタ製をベースとした自動巻きムーブメントで、約42時間のパワーリザーブを備えている。
ケースの厚さは、10.01 mmから9.68 mmに薄型化された。このモデルは、天然マザーオブパールの文字盤と宝石をあしらったベゼルを備えたデザインが特徴。
関連情報
https://www.breitling.com/jp-ja/watches/chronomat-2026/
構成/Ara







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