忙しい日々の中で見落とされがちな、子ども同士の”ただ遊ぶ時間”。放課後や休日に、家を行き来したり、公園で思い切り体を動かしたりする「プレイデート」は、子どもの成長にどのような影響をもたらすのだろう。
BBC Studios(以下、BBC)は、世界的大ヒットアニメーションシリーズ『Bluey』の年間テーマ「Playdates with Friends」に基づき、日本を含む複数国において、3歳~7歳の子どもを持つ保護者を対象に、「プレイデート(友達同士で遊ぶ機会)」に関する意識調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
約36%が「子どもは友だちとのプレイデート経験がない」と回答!世界共通の障壁は「親の多忙」
オーストラリア・英国・米国(いずれも約6%)と比較し、日本の子供は友達と個人的に遊ぶ機会が不足している。
定期的にプレイデートを行う層がいる一方で、過去12か月で一度も招待を受けなかった割合も日本では27%にのぼっていた。
プレイデートができない理由として、世界中の保護者が「仕事との両立」や「スケジュールの過密さ」を挙げている。
「プレイデート」が育むのは、子供の「自信(Confidence)」
調査では、世界の保護者の約6割が「お友達とプレイデートをすることで子供に自信につながっている」と回答している。
調査では、プレイデートの具体的な内容についても明らかに。「どのような活動が理想的なプレイデートか」という質問に対しては、「庭や公園などの外での自由遊び」が55%で最も回答が多く、次いで「ボードゲームやパズル」(43%)が挙げられた。
Dr Martha氏は、自由遊びの価値について次のように述べている。
「自由遊びは、子どもたちにとって非常に価値のあるものです。自然に楽しみながら、想像力を働かせたり、相手と折り合いをつけたり、小さな問題を解決したり、一緒に自信を育んだりする機会を与えてくれます」
また、プレイデートは子どもだけでなく保護者にとってもメリットがある。調査では、45%の保護者が「他の保護者と交流できること」をプレイデートの魅力として挙げていた。
親は、プレイデートの日程調整や自宅に招く際の準備・負担に意識が向きがちだが、子どもたちはもっとシンプルにプレイデートを楽しんでいる。
子どもたちが考える「楽しいプレイデート」とは、おもちゃで遊ぶこと(46%)、友達に会うこと(40%)、外で遊ぶこと(35%)、そしてゲームをすること(33%)であった。
児童心理学者:Dr Martha Deiros Collado氏のコメント
「プレイデートは、いわば“ミニ・ライフスキルの実践の場”です。学校という組織化された場以外で、友達と自由に遊ぶことは、以下のような能力の発達に直結します」
・順番を守ること
・他者とのコミュニケーション
・感情のコントロール
・問題解決力
・共感性
「教室では、子どもたちは空間を共有し、順番を守り、他の子どもたちとの小さな衝突や対立を乗り越えていく必要があります。プレイデートは、子どもたちが学校に通い始める前に、そうしたスキルを身につけ始める機会を与えてくれます」
構成/Ara







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