暑くなる夏は映画館で過ごすのはいかが?
東京でも、5月に30度以上の真夏日を記録し、外で遊ぶのは暑い。とはいえ、家で1日過ごすのももったいない気がする……。
そんな時、映画鑑賞はいかがだろうか。映画鑑賞もお金がなかなかかかるものだというイメージがある人が大半のようだが、この映画鑑賞に使える株主優待もある。中には映画チケットを無料でもらえたりする場合もあり、「だったらええやん(あれ?なんかちょっといい感じやん?)」となぜか関西弁で喜んでしまうに違いない(本当か)。
「映画優待」の定番から応用まで使える銘柄と、もっと見たい人のためにポイ活で見る“ちょいテク”も教えよう。※株価は2026年5月18日終値
■東宝(9602)(株価1,289.5円、12万8,950円)の株主優待は…
株式分割を行い、分割後の100株でも株主優待を受け取れることになった東宝。株主優待では映画株主招待券が受け取れ、100株で1枚、500株で2枚、2,500株で6枚と増えていく。権利月は8月だ。
東宝では、1:5で株式分割をしておよそ1/5の予算でも株主優待を受け取れるようになった。これまで年2回の株主優待が年1回になり分割前の100株とまったく同じではないものの、10万円台で買えるのは魅力的にも見える。
参考:https://dime.jp/genre/2073779/
【株主優待ガイド】株式分割+拡充ニュース5選!東宝やツルハドラッグは約1/5の額で株主優待を受け取れる
増えている!株式分割+分割後100株でも株主優待が受け取れる銘柄 2026年に入っても株主優待の拡充ラッシュは続いていて、代表的なものでは東宝(9602)の株主…
愛知県名古屋市に、2026年6月11日に新しくできる商業施設HAERA(ハエラ)には、TOHOシネマズが入ることも決定している。電話で問い合わせたところ、株主優待が使えるかどうかは決まっていないとのことだったが、新しくできた映画館でも株主優待が使えるなら個人投資家としても嬉しい。
■松竹(9601)(株価10,420円、104万2,000円)の株主優待は…
映画配給会社の松竹でも、映画観賞券が株主優待として受け取れる。松竹の株主優待は、映画の優待ポイントで、対象の映画館で使える。100株では80ポイント(年間160ポイント)、200株では160ポイント(年間320ポイント)と増え、最大2,000株で480ポイント(年間960ポイント)、300株以上からは映画の優待ポイントだけでなく演劇の優待券も受け取れる。権利月は8月と2月。
ただ、約100万円の予算が必要だ。100株でも手数料除き105万円弱はかかる。持っていると「私はセレブ」とにおわせができる。
■東京テアトル(9633)(株価1,638円、16万3,800円)の株主優待は…
東京テアトルでも映画招待券が株主優待で受け取れる。権利月は9月と3月。100株で4枚つづり1冊(年間8枚、4枚つづり2冊)、200株では8枚(年間16枚)、300株では12枚(年間24枚)。利用期間が書かれているので、その期間中に映画を見にいく必要がある。
東京テアトルは対象映画館が少ないのがデメリットで、利用できる映画館は、関東では「ヒューマントラストシネマ有楽町」、「ヒューマントラストシネマ渋谷」、「テアトル渋谷」、「キネカ大森(名画座上映は当日窓口販売、自由席)」、関西では「テアトル梅田」、「シネ・リーブル神戸」。
100株16万程度で買いやすいものの、居住地などを選ぶ株主優待といえる。
■中日本興業(9643)(株価11,100円、111万円)の株主優待は…
東海地方で映画を見たいなら、中日本興業もある。
権利月は3月と9月の年2回。株主優待は100株で映画用の優待券が10枚受け取れ、カフェ用の優待券2枚。200株、300株と増えていくと受け取れる優待券は増えていく。
株主優待券は「ミッドランドスクエア シネマ」、「ミッドランドシネマ 名古屋空港」で使える。1枚で1人1回入場できるが、映画公開後1週間は入場できないなど制約もあり、気をつけなくてはいけない。こちらも松竹と同じく100万円以上の予算が必要なセレブ向きの株主優待だ。
■U-NEXT HOLDINGS(9418)(株価1,536円、15万3,600円)の株主優待は…
さて、映画配給会社の株主優待以外にも、「映画銘柄」は存在する。意外なところでU-NEXT HOLDINGS(9418)はいかがだろうか。
U-NEXT HOLDINGS の株主優待で受け取れるU-NEXTのポイントで映画観賞券と交換できるのだ。100株では「U-NEXT」の利用料90日分と「U-NEXT」で利用できるポイント1,000円分が受け取れる。権利月は8月と2月の年2回なので、100株では利用料は計180日分、ポイントは年間2,000円分が受け取れる。
・対象サイトから「クーポンを発行に進む」を選ぶ
・利用する劇場を選択(TOHOシネマズ、イオンシネマ、松竹マルチプレックスシアターズ、109シネマズなど)
TOHOシネマズを選んだところ、必要ポイント数は1,500ポイント。利用条件を確認して購入する。必要ポイント数が足りなければお金を支払っても購入できる。
実は、執筆時点で確認したところ(2026年5月)、対象映画館には中日本興行の株主優待で使える「ミッドランドスクエア シネマ」もあった。ちょっとしたテクニックだが、中日本興行の株を100株買うなら100万円以上するが、まずはU-NEXT HOLDINGS100株およそ15万円を買って値引き利用する手もある。
また、U-NEXTのポイントがもらえる、デジタルギフトを株主優待にしている銘柄もある。先日、ジオコード(7357)の株主優待を受け取ったが、その中にはU-NEXTのポイントも選べた。映画好きなら、こちらを選んで映画のチケットにする方法もある。
■ぴあ(4337)(株価2,867円、28万6,700円)の株主優待は…
チケット流通会社の大手、ぴあにも株主優待があり、権利は3月。
100株保有で、1年未満2,500円分、1年以上5,000円分が受け取れ、「オリジナルシネマギフトカード」、「オリジナル図書カード」、そして募金のうち、好きな金額で組み合わせできる。1年超保有になると「ぴあ」アプリの有料コンテンツ利用券も追加される。
「オリジナルシネマギフトカード」は全国のTOHOシネマズでの映画鑑賞や飲食、グッズ購入に使える。
■バリューHR(6078)(株価1,392円、13万9,200円)の株主優待は…
バリューHRでも株主優待で映画のチケットを受け取れる。「カフェテリアメニュー」のうち、「エンタメチケット」を選び、「映画 美術展」を選ぶ。
ムビチケカードを買って株主優待のポイントを使うことで、株主優待で映画鑑賞できる。映画によっては2枚以上購入などの条件もある。前売り鑑賞券は1,500円~1,600円。注文すると送料620円がかかってしまうが、全額ポイントで支払えるほか、一部クレジットカードなども選べる。
バリューHRの株主優待は、100株では1年未満2,500ポイント、1年以上3,500ポイント、3年以上で5,000ポイント。200株では1年未満5,000ポイント、1年以上7,500ポイント、3年以上1万ポイント。保有株数に応じて、どんどんもらえるポイントが増える。権利月は12月。およそ14万円で、1年以上3,500ポイントがもらえ、送料込みペアチケット分くらいの金額にはなる。
■イオン(8267)(株価1,421円、14万2,100円)の株主優待は…
意外なところでイオン(8267)も名前を挙げておきたい。
イオンオーナーズカードを持っていることで、自動券売機での大人・大学生の鑑賞料金が1,000円、高校生以下は800円になる。そして、オーナーズカード1枚につき、ポップコーンSサイズ、またはドリンクSサイズももらえる。株主と同じ作品の同じ時刻の鑑賞であれば、オーナーズカード1枚あたり4人まで適用でき、例えば、大人2人、高校生以下2人なら合計3,600円。イオンシネマの料金を調べたところ、一般1,800円で中学生1,000円だったので、5,600円かかる場合もあり、2,000円割引で鑑賞できるわけだ。
しかも、2025年9月1日を効力発生日として1株を3株に分割。分割後の100株でも株主優待を受けられるわけで、株価変動なしと考えると、これまでのおよそ1/3の額で特典が受けられるようになった。







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