イオンが2025年8月31日を基準日とした1:3の株式分割を行い、分割後の1/3でも株主優待の権利を受けられるようになった。もし近くにイオンがあるなら、物価高の現在、半期に1度のキャッシュバックやポイントバックが受けられ、食費が助かる。
イオンのような「物価高に負けないポイントがもらえる株主優待」は、調べると案外とある。どうやってポイントを使ったらよいかも紹介しよう。
※株価は2026年5月15日終値
「物価高に負けないポイントがもらえる株主優待」
■イオン(8267)(株価1,497.5円、14万9,750円)の株主優待は…
イオンの株主優待はイオンオーナーズカードで、これを保有しているとたくさんの特典がある。
・半期100万円までの購入金額に対し、保有株に応じた返金率(1%~7%)で還元
・毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」では支払時5%オフ
・系列店舗では会計時に割引
・イオンラウンジ利用権利保有株数に応じた率でキャッシュバックやポイントバックが受けられる
このうち、オーナーズカードでは、保有株数に応じた率でキャッシュバックやポイントバックが受けられる。100株では1%、200株では2%と上がり、9,000株では7%だ。
現金で受け取ることもできるが、WAON POINTで受け取ることもできる。
イオンラウンジも100株で月4回分利用でき、同伴者1名まで可なので、お買物時のちょっとした休憩に使える(豆から挽いてくれるコーヒーがおいしい)。
ポイ活の賢者実績と使いみちを赤裸々公開!
年間5大ポイント(楽天ポイント、dポイント、PayPayポイント、Pontaポイント、Vポイント)で50万ポイントを獲得するポイ活賢者は、イオンの株主優待をキャッシュバックではなくWAON POINTとして受け取っている。
なぜかというと、1ポイント1.5円相当として使えるからだ。イオンモールのテナント内で1ポイント1円として使えるのは当然のことながら、毎月20日にウエルシア薬局などで行われる「ウエル活」では1ポイント1.5円として使える。
この時は4,732ポイントのWAON POINTとして受け取り、イオンモールの各店舗で1ポイント1円として4,732円相当として使える。しかし、毎月20日のウエルシア薬局で使えば、1.5倍の7,098円相当として使えるわけで、家計の支えにもなってくれていると実感できる。
他にも生活費が削減できる「ポイント優待」はある!!
食費を節約できそうな「ポイント優待」、実は多い。コンビニエンスストアなどで使えるPayPayマネーライトが3万円弱で年間2,000円分もらえる有名通信業の会社の株、dポイントにも交換できるドラッグストアを運営する会社の株、そして、ショッピングセンターを運営する財閥系不動産業の株なども。
銘柄を選べば預貯金よりもリターンを見込めることは間違いなく、もちろん、一方で株価は変動するので買い値よりも下がる可能性は否定できないが、株主優待や配当金を受け取りながら株を保有する投資スタイルだと失敗しにくい。
■ソフトバンク(9434)(株価225円、2万2,500円)の株主優待は…
ソフトバンクの株主優待は、PayPayマネーライトがもらえ、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどのPayPay加盟店で使える。
100株保有、継続保有1年以上で1,000円分のPayPayマネーライトが受け取れ、3月、9月の年2回の権利があるため、年間2,000円分。同一の株主番号の必要があるが、約2万円で年間2,000円分のポイントがもらえるのが嬉しい。配当利回りも3.91%以上ある。
初心者はソフトバンクグループ(9984)と間違えないようにしよう。
■NTT(9432)(株価151.8円、1万5,180円)の株主優待は…
NTTの株主優待は、dポイントがもらえ、こちらはd払い使用時に「dポイントを使う」にチェックをしておけば、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなどのd払い加盟店で使える。100株保有、2年以上3年未満のタイミングでは1,500ポイント、そして、5年以上6年未満なら3,000ポイント。権利月は3月。
ただし、100株保有していると2度のポイントが受け取れるのみ。毎年ポイントがもらえるわけではないため注意しよう。
■マツキヨココカラ&カンパニー(3088)(株価2,291.5円、22万9,150円)の株主優待は…
マツモトキヨシやココカラファインなどドラッグストアで知られるマツキヨココカラ&カンパニーの株主優待もポイントを選べ、権利月は3月、9月の年2回。100株で2,000円分(年間4,000円分)が受け取れる。
受け取れるポイントはマツキヨポイント。マツモトキヨシは大型店では生鮮食品が売っていることもあり、近くにそのような店舗があれば食費節約もかなう。ゴールデンウィーク明けに使い過ぎた分の節約をしたい時にもぴったりだ。
2026年5月13日には株主優待の変更も発表し、1,000株、3年以上の人は1万円分のマツキヨココカラポイントが選べるようになった。これまで、1,000株以上の人は一律5,000円分だったので、所有株式数が多く、長期間保有している人にメリットが多くなる。
■パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)(株価871.3円、8万7,130円)の株主優待は…
「ドン・キホーテ」や最近では「ロビン・フッド」などディスカウント店の展開で知られるパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株主優待は電子マネーギフトのmajica(マジカ)ポイント。
権利月は6月と12月。100株だと300円、300株だと1,000円と増えていく。このmajicaポイント、国内ドン・キホーテ、アピタ、ピアゴなどで使える。
■三井不動産(8801)(株価1,539.5円、15万3,950円)の株主優待は…
三井不動産の株主優待は三井ショッピングパークポイントで、100株ごとに1,000ポイントが受け取れ、200株では2,000ポイントと増え、1,200株で1万2,000ポイントがもらえる。
三井ショッピングパークポイントのメリットは、ららぽーと、三井アウトレットパーク、コレドなどで使えること。対象施設が幅広く、1ポイント1円で使えるのが便利だ。
継続保有期間1年以上が必要なので、2027年3月までに買って保有しつづけると、2028年3月権利で受け取れるので、「修行期間」は少し長いと感じそうだが、3回連続で100株ごとに1,000ポイント(上限1万2,000ポイント)、5回連続で100株ごとに2,000ポイントが受け取れる。早めに1万2,000ポイントまで達成できたら、かなり高額のボーナスポイントが受け取れるとわかる。
2027年3月までに1万2,000株を買って保有した例:
2028年3月権利:1万2,000ポイント
2029年3月権利:1万2,000ポイント
2030年3月権利:1万2,000ポイント+1万2,000ポイント→2万4,000ポイント
2031年3月権利:1万2,000ポイント
2032年3月権利:1万2,000ポイント+2万4,000ポイント→3万6,000ポイント
文/谷口 久美子
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