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大阪・関西万博で22万食以上売れたほっかほっか亭「ワンハンドBENTO」の常設店がついに登場

2026.05.16

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

場所や時間を選ばずに、スマートな食体験を実現するメニューとして、昨年開催された大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展された「ワンハンドBENTO」。

創業から50周年を迎えるほっかほっか亭の伝統を大切にしながら、未来の食体験として提供された片手で持って食べられるスタイルの「ワンハンドBENTO」は、期間中シリーズ累計22万食超の販売を記録。「忙しく展示を巡る合間に助かった」「手軽に本格的な日本の味を楽しめた」と多くの反響を呼んだ。

若者の胃袋をつかめ!想定外を味方につけて生まれた未来ののり弁、ほっかほっか亭「ワンハンドBENTO」のチーム戦略

想定外をも味方につける常務取締役の「逆転の発想」 ほっかほっか亭総本部『ワンハンドBENTO』は、「のり弁当」など定番のお弁当の具材をご飯に載せ、片手で食べられ…

万博会期終了後のイベントでも「ワンハンドBENTO」は好評を博し、イベント時などの野外の食事や、スポーツ観戦中など、場所や時間を選ばず、片手でサクッと満足度の高い、スマートな食体験を提供している。

「ワンハンドBENTO」がついに常設店として登場。出かける前のちょい食べや、仕事帰りなどの新たなタイパ重視のニーズに応えるため、あべのハルカス近鉄本店 地下2階 惣菜エリアのグランドリニューアルに合わせて、ほっかほっか亭の新業態店舗「ワンハンドBENTO by ほっかほっか亭」として4月末にオープンした。

ほっかほっか亭の元祖「のり弁当」がワンハンドスタイルに変身した未来のお弁当

「ワンハンドBENTO」は片手で食べられるコンパクトなメニューながら、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な十六穀米を使用した、主食、おかずを満足感たっぷりに味わうことができる、新しいスタイルのお弁当。

現代の食生活において、時短や簡便化のニーズが高まる一方で、「食事の質は落としたくない」「自分を整える食を選びたい」という健康意識も共存していることから、ほっかほっか亭では未来仕様のお弁当をさらにアップデートし、忙しい現代人のライフスタイルに合った「ワンハンドBENTO」を新たに事業化することにした。

初の常設店を出店した理由として、事業を展開する株式会社ほっかほっか亭総本部の担当者はこう話す。

「大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオンで『未来のお弁当』として販売した際に、当初の販売計画の171%を記録し、18万組以上のお客様にご購入いただくなど、爆発的な人気を博したことが大きなきっかけです。

お箸を使わず片手で食べられるスタイルや、ゴミが少なく済むといった利便性は、決して“未来”の話ではなく、現代のライフスタイルにおいても非常に高いニーズがあるのではないかと考えました。

とはいえ、通常のお弁当店では、安さとボリュームが重視されるため、のり弁が490円で販売されている中、500円以上の価格帯のワンハンド弁当の価値が伝わりにくいという課題もありました。

しかし、閉幕以降の野外での販売等を通じて検証を続けた結果、お箸を使わない利便性や手軽なサイズ感は、特定の利用シーンにおいて極めて高い価値を持つことを再確認しました。

一過性のイベントで終わらせるのではなく、『片手で食べられる』という食文化を日常的に提供できる場所を作りたいという思いから、コンセプトに合致した独自の提供形態として、初の常設店出店へと至りました。

初の百貨店出店となる本店では、大阪・関西万博『大阪ヘルスケアパビリオン』で販売した商品を百貨店仕様にアップデートしています。ほっかほっか亭の元祖『のり弁当』のアレンジメニューや、新鮮な野菜や具材を丁寧に巻き上げた、サラダ感覚の生春巻きも新登場します」

初の百貨店出店となる本店では、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」で販売した商品を百貨店仕様にアップデートした商品やあべのハルカス近鉄本店限定の新商品も登場。

ほっかほっか亭の元祖「のり弁当」をワンハンドにした「ワンハンドBENTO 海苔弁(鱈の天ぷら)」(594円・下記画像左)と、人気の「チキン南蛮弁当」をベースにした「ワンハンドBENTO チキン南蛮(梅入り)」(756円・同右)。

大阪産 銘柄和牛「なにわ黒牛」を使用したすき焼仕立ての和牛と、ごぼうの天ぷらを合わせた「ワンハンドBENTO 和牛(なにわ黒牛)」(1,188円・下記画像左)、あふれんばかりのゆでたまごと、たまごやきを限界まで詰め込んだ、たまご好きにはたまらない「ワンハンドBENTO 海老フライ(Wたまご)」(756円・同右)も。

ごぼうやにんじんを甘辛く炒めた、ほっかほっか亭のオリジナルきんぴらをたっぷり味わえるヘルシーな「ワンハンドBENTO 根菜きんぴら」(540円)は近日販売予定。

【AJの読み】球場メシにも最適!各球場にぜひ出店してほしい

オープンしたあべのハルカス近鉄本店以外にも、5月1日から1ヶ月間、JR新大阪駅新幹線改札内の弁当専門店「PLUSTA Bento新大阪南」にて、「ワンハンドBENTO」を期間限定で販売している。新大阪でのメニューは「海苔弁」(670円)、「チキン南蛮(梅入り)」(890円)、「和牛(なにわ黒牛)」(1,120円)の3種類。あべのハルカス近鉄本店と価格は異なるが、新大阪駅新幹線改札内で買えるので、新幹線の中で食べるお弁当としてもおすすめ。

筆者は贔屓球団の応援で、シーズン中はパリーグの球場に足を運ぶ機会が多い。5月の連休明けに京セラドーム大阪に遠征に行った際に、新大阪駅で期間限定販売中の「ワンハンドBENTO」の海苔弁、チキン南蛮を購入。

京セラドーム大阪は球場内への食べ物の持ち込みは禁止のため、開場前にチキン南蛮を球場外で食べてみた。食べ応えがあるボリュームで、黒酢とタルタルソースの組み合わせや、甘酸っぱいカリカリ梅がアクセントになっていて、最後まで飽きずに食べられる。

外で食べるときはお弁当を広げるのは面倒だし、ごみも増えてしまうが、ワンハンドBENTOはハンバーガー感覚なので、さくっと食べられて、食べ終わったあともコンパクトに片づけられる。

海苔弁はホテルに持ち帰りレンジで少し温めて夜食に。白身フライやちくわ磯辺など、ほっかほっか亭の「のり弁当」の人気おかずぎゅっと凝縮されて大満足。おかかしょうゆをかけた十六穀米のごはんもヘルシーでおいしい。

今は各球場で「球場メシ」に力を入れているが、座席もあまり広くない球場内では、片手で食べられるワンハンドBENTOはまさに球場メシにピッタリ。ほっかほっか亭さん、球場への出店、ぜひご検討ください。

取材・文/阿部純子

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