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eスポーツの世界で成功する人の共通点は?crow氏が語る「人間性の大切さ」

2026.05.15

近年、国内eスポーツ市場の拡大がめざましい中、プロ選手志望のみならず、マネージャーやディレクター職などの需要も高まっている。eスポーツ専用転職エージェントや専門学校の台頭も見られ、今後はeスポーツ業界も一つの就転職先候補となりそうだ。

そこで今回は、eスポーツ業界の人材を育てるスクール開講ニュースをご紹介。さらにeスポーツ業界の転職エージェントに、今後で求められるスキルやマインドなどを聞いた。

eスポーツ分野の専門スクールが開校

(画像はイメージ)

eスポーツ業界では、プレイヤーはもちろんのこと、業界をビジネス的に運営する影の立役者が求められている。それを象徴するかのように、eスポーツ分野の専門スクールが2027年4月に開校予定だ。

専門スクール事業で知られるバンタンが手がけ、日本を代表するトッププロチームやゲーミングライフスタイルブランドを運営する「ZETA DIVISION」が全面監修。eスポーツファンは、狂喜の悲鳴を挙げるかもしれない。

●「ZETA DIVISION GAMING ACADEMY POWERED BY VANTAN」とは?

国内のeスポーツ市場は急成長しており、ファン数も含め、拡大が続いているという。

一方、急成長に対して深刻なのが人材不足。特に大会・イベント運営やスポンサー営業、配信技術・演出、データ分析、コンテンツ制作の分野のビジネス人材が圧倒的に足りていないのが実情だ。

こうした背景から誕生するのが同校。2027年4月に東京・大阪・名古屋での開校を予定している。

学部は高等部・専門部・大学部の3区分で、プレイヤー・クリエイター学部とゲーミング総合学部の2学部を設置。(※大学部はゲーミング総合学部のみ)

目指せる職種は、プロゲーマー、ストリーマー、動画編集者、コーチ/アナリストなどのプレイヤー系のほか、チームマネージャー、イベント運営、配信コンテンツ制作などのビジネス系も含む。

講師には現役選手やスタッフ、クリエイターが参加。実務に直結するカリキュラムに、企業連携プロジェクトやイベント実習など、現場経験を重視した実践的な授業も注目だ。イベントスタッフ体験、施設見学ツアーを通じて、現場で学べる豊富な実践機会を提供。ZETA DIVISIONや関係企業でのイベント現場で実習できるのも本校ならではといえる。

スクール開校発表会には、特別顧問に就任したZETA DIVISION所属 世界大会3位の元プロプレイヤーのcrow氏が登壇。またZETA DIVISION代表で、GANYMEDE株式会社 代表取締役の西原大輔氏が特別授業と題したトークセッションを行った。

スクール開校発表会での西原大輔氏(写真左)、crow氏(写真右)

crow氏は、今、最も需要が高い職種として「動画編集者」を挙げた。自身もかつて必要にかられ、探すのに苦労したこともあったという。

また選手としてプロチームに入るのに必要なこととして「応援してもらえるような人になること。またチーム競技なので人間性や社会性、周囲とうまく向き合う力が必要」と語った。

西原氏は、業界で活躍するためのポイントとして「例えばプロゲーマーとしての価値を考えたとき、勝つことだけでなく、コンテンツの発信力や自分の魅力を伝えることも価値になる。『好きで忠実であれ』という言葉もあるが、好きだからこそ好きではないことも頑張れる。『eスポーツが好き』という強い信念が重要」と述べた。

eスポーツ業界の求人トレンド

(画像はイメージ)

いま、eスポーツ業界の求人や需要はどうなっているのか。

eスポーツ業界に業種特化型求人サイト「eek(イーク)」を運営し、企業向けの人材紹介・採用支援を行う株式会社eekの取締役社長、山上敏哉氏に話を聞いた。

――eスポーツ業界ではいま、どんな職種が人気ですか?

「eスポーツ市場の拡大に伴い、人気職種はプロ選手に限らず多様化しています。特に需要が高まっているのは、チーム運営を担うマネージャーや、イベント・大会の企画運営を行うディレクター、スポンサーとの折衝やPRを担うマーケティング職です。

また、配信・動画コンテンツの需要増加により、映像制作やSNS運用といったクリエイティブ職も人気を集めています。

さらに、ZETA DIVISIONのようなプロチームの台頭により、ビジネスサイドの人材ニーズが顕著に伸びている点も特徴です」

――いまeスポーツ業界で求められているスキルやマインドを教えてください。

●ビジネス視点
「昨今は、ゲームへの理解に加えて『ビジネス視点』が強く求められています。例えば、スポンサー価値を高めるためのマーケティング思考や、ファンコミュニティを育てるための発信力は重要なスキルです」

●柔軟性と学習意欲
「変化の速い業界であるため、トレンドをキャッチアップし続ける柔軟性と学習意欲も不可欠です」

●英語力
「国際大会や海外チームとの連携が増えている背景から、英語でのコミュニケーション力を持つ人材の需要も高まっています」

●成長・価値創造マインド
「マインド面では『業界を一緒に成長させる』という当事者意識が重視されます。まだ発展途上の市場だからこそ、前例にとらわれず、自ら価値を創りに行く姿勢が評価される傾向にあります」

――これからeスポーツ業界に入りたいと考えている人にメッセージをください。

「eスポーツ業界は華やかな印象を持たれがちですが、実際には地道な運営や調整業務の積み重ねで成り立っています。

そのため『ゲームが好き』という気持ちに加えて、ビジネスとして価値を提供する意識を持つことが大切です。

まずは配信や大会、チーム運営などに触れ、自分がどの領域で貢献できるかを具体的に考えることをおすすめします。

未経験からでも挑戦できる機会は確実に増えています。だからこそ、実務に活かせるスキルや経験をいかに積み、どのようにアピールするかが差を生みます。行動した人からチャンスをつかんでいく――成長産業の最前線に関われる、挑戦する価値のあるフィールドです」

これからは、eスポーツ業界への偏見を払い、新たな視点で見据え、自分の可能性に挑戦してみるのもいいかもしれない。

取材・文/石原亜香利

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