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主演の大泉洋と松田龍平も笑顔で交流、12月公開の映画『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』が関係者家族を招き〝ファミリーデイ〟を実施

2026.05.04

アジア最北の歓楽街・札幌ススキノを舞台に、大泉洋演じる便利屋「探偵」と、松田龍平演じる相棒「高田」が、毎度厄介な事件に巻き込まれていく姿を描いた「探偵はBARにいる」シリーズ。

札幌在住のハードボイルド作家・東直己の代表作「ススキノ探偵シリーズ」を下地に、これまで3本の映画が製作されてきたが、2026年12月25日に最新作『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』の公開が決定している。

そんな本作の撮影クランクアップ前日に、大泉洋と松田龍平も参加した〈ファミリーデイ〉イベントが実施されたので、その様子をお伝えする。

日本映画界では希少な「ファミリーデイ」とは

ファミリーデイは、直訳すれば“家族の日”。その仕事に携わる人間の家族やパートナーを職場に招待。職場見学や交流企画を通じて、日頃の支援に対する感謝の気持ちを伝えつつ、家族やパートナーに仕事への理解を深めてもらうイベントのことだ。

日本の映像業界でもいくつかの作品で行われた実績はあるものの、まだまだ始まったばかり。今回、『BYE BYE LOVE』のファミリーデイでは、スタッフ・キャストの家族20世帯・総勢50名を東京練馬区の東映東京撮影所に招待して、探偵事務所のセットが組まれたスタジオ内での撮影見学や、スタッフ・キャストが食しているものと同じ現場メシ(この日のメニューはカレー)を実食したり、記念撮影など、さまざまな企画を通じて交流が図られた。

本作でメガホンを取る白石和彌監督は、「映画を作る仕事は不規則で、長く家を空けることもある。家族やパートナーの協力なしにはできない仕事です。また映画の撮影現場は秘匿性が高く、実際にどんな仕事をしているのかわからない、という家族も多いと思います。そこで、家族やパートナーに感謝の思いを込めてこうして現場に招待し、実際に撮影の様子を見てもらって“こんなふうに仕事しているのか”と安心し、理解を深めてもらえるとうれしいなと。また、こういうイベントを実施しながら、少しずつでも僕らの職場環境をよくしていきたい」と語る。

■家族やパートナーへ感謝の思いを伝え、映像業界への理解も深めてもらう

小道具担当スタッフの母親だという女性は「いつも朝早く家を出て夜遅くに帰ってくる娘が心配でした。でも、こうして実際に働いているところを見たら、『がんばっているんだな。これは仕方ないな』と思い、応援したい気持ちになりました」と納得した様子で語る。

また、照明担当スタッフを父親に持つ12歳と10歳の男の子はそれぞれ、「いつものお父さんとは違う感じで、真剣さに満ちあふれていました」、「今日撮影現場を見てみて、機材を用意するのが大変なんだなと思いました。いつもは面白いお父さんだけど、今日は真剣で格好いいオーラに満ちていました」と、“家にいるお父さん”とは違う、格好いい“仕事中のお父さん”に目を輝かせる。

大泉は見学に来た家族に、「みなさん、楽しんでいってください。みなさんのためにNGを出すかもしれません」などとたびたび冗談を言い、笑わせる。昼休憩の際には撮影部スタッフを父親に持つ5歳の女の子を大泉が抱き上げ、「懐かしいなぁ。娘が小さい頃を思い出す」と穏やかな笑顔を見せた。

■留守を預かる家族同士の絆も深まる

絆が深まったのは、スタッフ・キャストとその家族ばかりではない。本作はその撮影の多くが北海道で行われ、首都圏に暮らすスタッフ・キャストは自宅に帰れない日々が長く続いた。とりわけ、小さな子どものいる家庭ではいわゆるワンオペ育児となり、その間は家族の負担が大きくなったようだ。

撮影担当スタッフの妻で、4歳と1歳の男の子の母親である女性は「同じ年頃の子どもを育てる女性と『(夫が)北海道に行っている時、大変だったでしょう?』と話したり。『私、ひとりじゃない』と思えてうれしかった」と話すと、晴れやかな表情を浮かべた。ファミリーデイを通して、境遇が似ている家族同士の絆も深まったのだ。

すべてのイベントを終え、北海道の人気菓子店「北菓楼」のお菓子をおみやげに、総勢50名の家族は笑顔で帰宅の途に着いた。「やって悪いことはひとつもなかった」と、ファミリーデイの実施に手応えを得た様子の白石監督。このイベントが日本映画界で働く人々と彼らを支える人々の相互理解、職場環境のさらなる改善につながることを期待したい。

作品情報

タイトル:『BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる』 
公開日:2026年12月25日(金)全国公開 
キャスト:大泉洋、松田龍平 ほか
監督:白石和彌
脚本:古沢良太 須藤泰司
原作:「探偵は吹雪の果てに」(2001) 東直己「ススキノ探偵」シリーズ(ハヤカワ文庫)
配給:東映

(C)2026「BYE BYE LOVE 探偵はBARにいる」製作委員会

関連情報
https://tantei-bar.com

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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