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4月24日から始まった航空機内のモバイルバッテリー使用に関する新ルール、正しく理解している人の割合は?

2026.05.11

航空機内でモバイルバッテリーの充電・給電を禁止とする新ルールが4月24日より適用されている。国内外で発火事例が相次ぐ実情を受けての規制強化だが、実際のところ、どれくらいの人がこの新ルールについて正しく理解しているのだろうか?

モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」を運営するINFORICHはこのほど、モバイルバッテリー所有者のうち直近1年以内または今後6ヶ月以内に飛行機の利用経験・予定がある方400名を対象に「バッテリーの航空機持ち込み」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

機内持ち込み・使用ルールの認知状況

具体的なルールの認知状況を複数回答で確認したところ、「預け入れ荷物に入れてはいけない」が250名(62.5%)で最多、以下「機内持ち込みに個数・容量制限がある」243名(60.8%)、「機内で充電してはいけない」210名(52.5%)と続いた。

一方、「機内で他の機器に充電してはいけない」の認知は154名(38.5%)にとどまり、今回の法改正で新たに追加された2項目(機内での充電・給電禁止)については、既存ルールと比べて認知が低い状況が浮かび上がった。また「いずれも知らない」も38名(9.5%)存在する。

機内持ち込みの可否を左右するバッテリー容量(Wh・mAh)の把握状況を尋ねたところ、「正確に把握している」のはわずか78名(19.5%)にとどまった。「なんとなく把握している」が163名(40.8%)、「ほとんど把握していない」が86名(21.5%)、「全く知らない」が73名(18.2%)と、「ほとんど把握していない」「全く知らない」の合計が約4割(39.7%)にのぼり、新ルールの判断基準となる容量を確認しないまま旅行に出かけている人が多数いることが浮き彫りになった。

旅先でのモバイルバッテリーのレンタルサービスに対する利用意向を尋ねたところ、「ぜひ利用したい」が115名(28.8%)、「やや利用したい」が150名(37.5%)となり、合計66.3%が利用意向を示した。

新ルールの施行により機内でのバッテリー使用が全面的に制限されることで、「旅先で借りて返す」スタイルへのニーズがさらに高まることが予想される。「あまり利用したくない」が97名(24.3%)、「利用したくない」が38名(9.4%)という結果になった。特に機内での給電が禁止される新ルール下では、目的地到着時の『充電切れ』を回避する手段としてシェアリングへの期待が高まっている。

4月24日から何が変わる?国土交通省告示改正による新ルール3つのポイント

国内外における航空機内でのモバイルバッテリーの発煙・発火事例の増加を受け、ICAOが2026年3月27日に国際基準の緊急改訂を承認・即日適用。これに準拠し、国土交通省も「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」等の一部改正を行い、令和8年(2026年)4月24日(金)より以下の新ルールが適用される。

(1) 機内持ち込みは「2個まで・160Wh以下」に制限(従来からの追加)

機内に持ち込めるモバイルバッテリーは160Wh以下の製品に限り、2個以内。預け入れ荷物への収納は引き続き禁止。

(2) 機内でモバイルバッテリー自体への充電禁止(従来からの追加)

機内のコンセントやUSBポートを使ってモバイルバッテリーを充電することが禁止に。満充電の状態で搭乗することが必要。

(3)機内でモバイルバッテリーから他の電子機器への給電も禁止(従来からの追加)

スマートフォンなど他の端末への給電も機内では不可。搭乗中は電源を切るか、接続を外した状態での保管が求められる。

これら3つの変更はいずれも、「バッテリーを機内に持ち込む前提」での旅行スタイルに大きな制約をもたらす。一方、「旅先で借りて・返す」CHARGESPOTのようなシェアリングサービスを利用すれば、容量確認・個数管理・充電タイミングを気にする必要がなく、新ルールへの対応と充電の不安を同時に解消することができる。

●旅行前の5分チェック!持ち込み前の簡易確認リスト
□ バッテリー本体に記載のWhを確認した(160Wh以下か)
□ 持ち込みは2個以内に収めた
□ 預け入れ荷物ではなく機内持ち込み手荷物に入れた
□ 搭乗前にスマホへの充電を済ませた(機内での充電は禁止)
□ 膨張・変形・異常な発熱などの異常がないか外観を確認した

■航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏コメント

今回の法改正で、旅行者のモバイルバッテリーをめぐるルールは大きく変わりました。調査では約7割が持ち運びへの不安を感じていますが、まず大切なのは「自分が旅に持参するモバイルバッテリーにおいて粗悪品ではないかを確認すること」です。「通常の形ではなく膨張するなど変形している場合は持参することを避け」、しっかりとしたメーカーの製品を選ぶことが安全の基本となります。

また機内では、座席上の収納棚への収納も禁止されているため、「座席のシートポケットや足元に収納できる荷物に入れるなど自分の目が届くところに置く必要があることを意識」することも重要です。機内でのモバイルバッテリーを用いた充電・給電も全面禁止となったため、搭乗前の準備が鍵です。「残量が少ない場合には搭乗ゲート前の充電スペースや持参しているモバイルバッテリーで搭乗開始ギリギリまで充電を行う」ことを習慣にしましょう。

それでも不安な方や荷物を減らしたい方には、レンタルバッテリーの活用が有効です。「不安であれば旅先でレンタルバッテリーを借りることでモバイルバッテリーを持たないという選択肢もあり、荷物の軽減にも繋がります」。新しいルールのもとで、安心・安全な旅を実現するための手段として、レンタルサービスの活用を検討することも良いと考えます。

<調査概要>
調査名:モバイルバッテリーの航空機持ち込みに関する実態調査
調査期間:2026年4月14日(火)~4月15日(水)
調査地域:全国
有効回答数:400名
調査方法:インターネット調査

出典元:株式会社INFORICH

構成/こじへい

Author
1986年、神奈川県生まれ。ライター歴は15年目で、現在は主にPR、芸能、YouTube関連の記事を執筆しています。

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