手軽で簡単な時短料理がもてはやされる昨今。そんな状況に一石を投じているのが、一汁三菜を基本に、様々な食材を摂取する「1975年食」。当時の食事が肥満解消や血糖値低下、ストレス軽減などに効果があることは、東北大学の研究でも報告済みだ。

「1975年頃の日本の食事は理想のPFC(たんぱく質、脂質、炭水化物)割合に近いのです。主食を中心にした一汁三菜は、食品数が多く栄養のバランスもいい。汁物を先に飲むことで胃が食べ物を受け入れやすくなるのに加え、和食に多い生や、煮る・蒸すなどの調理法は余計な調味料を使わずに済むというメリットもあります」(管理栄養士・望月理恵子さん)
とはいえ、一日三食食べるとなるとカロリー過多も気になる。
「お米には食物繊維も多く、血糖値の急激な上昇を防げるほか、三食バランスよく食べると血糖値が安定しやすくなります。しっかりかむことで少量でも満腹感が得られ、結果的に量も抑えられるはず」

全て手作りは手間だが、コンビニ食でも一汁三菜メニューを選び、よくかんで食べれば「1975年食」に近づけることができるそう。1週間程度で変化に気づく人もいるそうなので、意識してみたい。
取材・文/内野智子 編集/原口りう子







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