東映は、創立75周年という節目に、新たな挑戦としてゲーム事業ブランド『東映ゲームズ』を設立したことを発表した。最初の取り組みとしてPCゲーム領域に挑戦し、世界最大のPCゲームプラットフォーム『Steam』で展開、その後は『Nintendo Switch』や『PlayStation』や『Xbox』などの家庭用ゲーム機の展開も予定しているという。
今回のゲームブランドの設立について、東映の代表取締役社長である吉村文雄は、次のようにコメントしている。「東映は、この度新たにゲームブランド『東映ゲームズ』を立ち上げ、ゲーム事業という新たな領域へ挑戦する運びとなりました。
当社では本事業をこれまで東映が主軸としてきた映画、テレビ、催事などの分野と並ぶ「新たな柱」として明確に位置付け、注力してまいる所存でございます。ゲームは、言語や国境を越えて広がり続ける極めてグローバルなエンターテインメントです。
当社グループの中長期ビジョン「TOEI NEW WAVE2033」では、東映が創り出す「ものがたり」を全世界に届けていくことを目標に掲げており、当社にとって、グローバル市場を主戦場とするゲーム事業への挑戦はビジョンの体現そのものであると考えております」
ブランドロゴと「荒磯に波」ピクセルアニメをカイロソフトが制作!
『東映ゲームズ』のブランドロゴは、これまでさまざまなゲームタイトルを手掛けたカイロソフトが担当。東映映画の代名詞ともいえるオープニング映像「荒磯に波」のピクセルアニメーション版も制作した。カイトソフトは、温かみのあるドット絵と中毒性抜群の経営シミュレーションゲームが特徴のゲームメーカーで、1996年から現在まで多くの熱烈なファンに愛されている。『東映ゲームズ』の発足にあたり、ロゴはどうしてもカイロソフトにお願いしたいというメンバーの強い想いから実現したという。
カイロソフト代表とじまり役・カイロくんも次のようにコメントしている。「ロゴの制作という大役を拝命した日から眠れない日々が始まる夢を見ました。おふとんの中で荒波にもまれるゲーム業界にふさわしいロゴとは何か…すやすやぁ。すがすがしい春の陽気と共にあらたしい門出を祝うロゴが完成したのであった。やっぴー」
東映がゲーム事業で目指すのは、ゲームを起点とした世界を熱狂させる新しいIPの創出だという。「映像制作を通じて培ってきた技術とノウハウを新たなゲーム事業へ注ぎ込み、東映ならではのエンターテインメント体験を世界中のプレイヤーへ届けてまいります。
『東映ゲームズ』は、ゲームを愛し生み出そうとするクリエイターの「これが好き」「これが作りたい」「これが面白い」、そういった唯一無二の『偏愛』を誰よりも信じ、それを世界に届ける共犯者でありたい。また、東映が信じた『偏愛』に共感し、楽しんでくださるお客さまもまた、熱狂を広げていく共犯者となっていただきたいと考えています」(『東映ゲームズ』のコメント)
なお発表予定の初期作品ラインナップは、東映の既存IPを使ったゲームではなく、国内外の才能あるクリエイターによるまったく新しいゲームタイトルになるという。映画会社が作るオリジナルタイトルとIP活用をどのように展開していくのか楽しみだ。
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構成/KUMU







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