最近飲食系のブームが一時期に比べて落ち着いている印象です。タピオカとかマリトッツォとか、どかーんといったのに比べると、これといったものがないと感じています。去年、麻辣湯がブームになっていましたがそれくらいでしょうかね。そんな中彗星の如く現れたのが「ドバイチョコ」。
ドバイチョコとはなんぞや
ドバイって言っているのに韓国でブーム、それが日本で人気という、千葉にある「東京ドイツ村」のような何が何だか感もありますが。
さて、ドバイチョコとはなんぞやといいますと、ドバイ発のブランドが開発したカダイフ(中東の細麺)とピスタチオクリームを詰めたザクザク食感の板チョコ、とのこと。韓国のインフルエンサーがTikTokで紹介したところから火が付いて、韓国のコンビニやカフェで進化系スイーツとして爆発的なトレンドになっているとのことです。まあそこまではいいんですよ。ドバイの美味しいチョコが流行ったんだなあ、くらいに思うんで。でね、今流行っているのがドバイチョコの進化系、「ドバイもちクッキー」らしいんですよ。もちて。ドバイ人もびっくり。(昔「インド人もびっくり」なんていうカレーのCMがあったそうですね。1964年て)確かにアジア人の魔改造グルメは現地の人を驚かせることが多々ありますが、おもちて。ライスにタコスをのせたタコライス、パスタに明太子と海苔を投入した明太子スパ、逆に言ったらお寿司にアボカドやマヨネーズを入れて海苔を逆巻きにしたカリフォルニアロールなど、ローカルグルメ多文化魔改造は往々にしてあるものです。
とまあ若者の中で流行っている文化をブーブー言っていたらラジオスタッフがなんとドバイもちクッキーを買ってきてくれたのです。50過ぎのスタッフが若者の列に並んで。ほんとありがたいですよね、こういうの。マカプレッソの『ドバイもちもちクッキー』。一口食べたら芳醇なピスタチオの香りともちの豊かな食感。そしてザクザクという今までの大福では体験しえない感触が。ああ、美味しい。楽しい。「そりゃ売れるわいな!」と思わず叫んでしまいました。これはきっと大手コンビニの新作スイーツとしてガンガン売り出されると思います。そして年末のトレンドワードに入ってくると思います。まあ勝手な予想ですが。


韓国スイーツもいいけど和菓子も食べよう
しかし、最近のスイーツの流行が韓国からきていることが本当に多いですね。温故知新として振り返ってみましょう。まず屋台スイーツとして人気なホットク。日本でもチーズホットクをビヨーンとさせて写真を撮るのが流行っていましたね。私、揚げ物や脂っこいものが苦手なもんで、一度チャレンジしましたが途中で友達にあげた記憶があります。とほほ。あとパッピンスね。かき氷なんだけどきなことかあずきとか入っているやつ。これは好きでした! 途中でお腹がゆるくなってきましたけどね。とほほですよ。あとトゥンカロン。太ったマカロン、という意味らしいですが魔改造系ですね。マカロンの中に生クリームやらフルーツやらドカンと入れているやつ。やっぱりインスタ映えなのかしら。カフェとかに行って、食べる前にめっちゃ写真撮ってる若者を見ると「さっさと食えよ」と思う老害です。
最近ではクロワッサン生地を伸ばして焼いたクルンジなんかも人気ですが、私個人としてのブームはあずきと甘酒。めっちゃ和。あずきはいいですよ、脂質ほぼゼロ。自分で炊いたりしています。韓国スイーツもいいけど和菓子ももっと食べようよ! ういろうとかインスタ映えするよ。カラフルだし。落雁もおしゃれ。おはぎもヘルシー志向にピッタリ。羊羹食べ歩きとかしようよ。エナドリ代わりに甘酒いこうぜ。和菓子でTikTok上げてよ、BLACKPINK!

ヒャダイン
音楽クリエイター。1980年大阪府生まれ。本名・前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京都大学卒業後、本格的な作家活動を開始。様々なアーティストへ楽曲提供を行ない、自身もタレントとして活動。
文/ヒャダイン 編集/石﨑寛明







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