おじさんが紫煙の中で牌をにらみつけている−。麻雀にそんなイメージを持っているのであれば、アップデートが必要だ。今や麻雀は大きく変わり、新たな娯楽として定着している。
きっかけは2018年に始まった「Mリーグ」。Mリーグはそれまでの不健康なイメージを払拭し、頭脳スポーツとして麻雀の印象を大きく変えた。
認知度だけでなく競技人口も増加
浅井堂岐プロは「Mリーグは子供向けのイベントを行なうなど、層の拡大にも貢献しました。最近は牌効率すらよく理解している子供がいますし、道端で女子高生から声をかけられた時には麻雀がここまで普及したかと感じました」と語る。
認知度だけでなく競技人口も増加しているといえそうだ。Mリーグ開始から2か月後にオープンしたMLスタジアム高田馬場ではMリーグの公式ルールを採用しており、同店の店長・春野和プロによると「賭けなくても麻雀を純粋にゲームとして楽しむ人が増えました。今では男女を問わず、大学生から90歳の方まで幅広い層が来店されます。登録会員数は1万人を超えました」とのこと。
オープン当初から店内禁煙の健康麻雀STUDIO CANDYの店長は、「店内禁煙は多くのお客様に受け入れられたと思います。喫煙される方でも『対局中は吸えないほうがいい』という声があります」と語る。
さらにこうした裾野の広がりは、麻雀店のバリエーションの豊富さにもつながっている。「花サロンはゲストのプロ雀士とワイワイ楽しみながら打てるお店。プロ雀士と同卓したいならここですね。僕もお邪魔したことがあります。MLスタジアム高田馬場は強くなりたい人が集まるバトルフィールドですが、最近は初中級者も多いとか。雀荘飯というとカレーかカップラーメンですが、CANDYのように温かい美味しいご飯をいただけるのは魅力。今や雀荘はコミュニティー形成の場、麻雀はコミュニケーションツールになりました」(浅井プロ)

浅井堂岐プロ
日本プロ麻雀協会所属。Mリーグではセガサミーフェニックスに所属。初代皓王位、第21期雀王。YouTubeチャンネル「浅井堂岐の逆襲ch」を運営。
銀座花サロン
たくさんの生花に囲まれたアットホームな雰囲気

店舗があるビルの1階で生花店を営んでいたことで、店内は花で飾り付けられた大人で絢爛な雰囲気。飾り付けは定期的に変更され、これを目的の1つに訪れる人も。プロ雀士と対局できるイベントを多数開催し、3月は20回以上も行われた。初心者向けの麻雀教室や大会も開かれている。

「Mリーガー来店イベント全国最多」を掲げる同店には、来店告知のポスターがズラリ。推しのプロがいる方はチェック必須だ。
[住]東京都中央区銀座7-3-13 ニューギンザビル一号館8F [電]03・3571・8736 [営]11:00~23:00 [休]月曜日、正月5日間 [料]健康麻雀教室1回3000円(回数券は7回1万7000円)、イベント参加費は8000円前後
MLスタジアム高田馬場
スタイリッシュな空間で気分はMリーガー

Mリーグの公式ルールを採用したノーレートのフリー雀荘。内装もMリーグを意識したシックな作りで、Mリーガーの来店イベントも行なっている。お店独自のアプリを通じて自身の成績を確認したり、お店全体のランキングをチェックできる。
[住]東京都新宿区高田馬場2-16-5 大吉ビル3F [電]03・3205・8033 [営]10:00~24:00 [休]なし [料]1ゲーム600円
健康麻雀STUDIO CANDY
こだわりの食事も楽しめる!

飲食店の営業許可を取得し、こだわりの料理を提供。ランチメニューでは生姜焼定食やかつ丼(どちらも要予約・900円)を熱々の状態でいただける。人気メニューは特製ちゃんぽん(800円)。夜は居酒屋コース料理を良心価格で提供。

[住]神奈川県横浜市西区平沼2-4-19 DSビル2F [電]045・594・9353 [営]10:00~22:00(水・金曜は17:00~、フリー2名様以上または前日までセットの予約の場合10:00~オープン) [休]月曜日(祝日は営業) [料]健康麻雀1ゲーム400円 セット1時間350円
取材・文/金子長武 撮影/小倉雄一郎 編集/轡田緒早
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2026年3月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。







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