印象的なスケルトンボディを特徴とし、日本でも知名度を伸ばしているNothing Technologyが、天王洲のWHAT CAFEにて、新製品発表会「NOTHING 2026 SPRING UPDATE」を開催。新たなスマホとして「Nothing Phone (4a) Pro」と「Nothing Phone (4a)」の2機種が発表された。
発表会に登壇したNothing Technology Japanマネージングディレクターの黒住吉郎氏によると、日本市場における2024年から2025年にかけてのビジネスの伸び率は、オーディオ・スマートフォンの両面で非常に高い数字を記録しているとのこと。楽天モバイルとの提携や、製品ラインアップの拡充などが後押しとなり、急成長を遂げているメーカーだ。
また、チーフ・ブランド・オフィサーのチャーリー・スミス氏も登壇し、日本市場の文化やデザインに対する重要性を強調。。今後の展開として、年内に東京(およびニューヨーク)に直営店をオープンする計画が進行中であることも明かされている。
本記事では、新たに登場した2機種の詳細について見ていく。
スケルトンデザインを踏襲した高コスパモデル「Nothing Phone(4a)」
Nothing Phone(4a)は前モデルからスケルトンデザインを踏襲しつつ、主にカメラ機能を強化したモデル。ミッドクラスながらペリスコープ望遠レンズを搭載するなど、物価高が嘆かれる中でも、コスパが光る端末だ。
直販ストアでの販売価格は128GBモデルが5万8800円、256GBモデルが6万4800円となる。また、新設されたauのSIMフリースマホブランド「au Flex Style」などでも取り扱われる。
前モデルから顕著に進化しているのがカメラだ。メインカメラ、ペリスコープ望遠カメラは5000万画素、超広角カメラは800万画素となる。端末を被写体に近づけることで、自動的にマクロ撮影ができるようになった。
ディスプレイは1.5K解像度の6.77インチ。最大輝度は4500ニトとなる。背面はスケルトンボディを踏襲しつつ、カメラ横にLEDライトが段階的に発行する「Glyphバー」が搭載される。
チップセットはSnpdragon 7s Gen 4で、メモリは8GB。ストレージは128GB、256GBの2モデルが展開される。
バッテリーは5080mAhで、50Wの急速充電に対応。防水防塵はIP64相当。おサイフケータイ機能も利用可能となる。
スケルトンデザインの印象から、尖った印象を受けやすいNothing Phoneシリーズだが、カメラやチップセット、ディスプレイ性能などを見ると、非常に手堅く、コスパに優れているのが大きな特徴。今回もNothingのよさを感じる、お手頃なスマホに仕上がっている。
薄型アルミボディのProモデルも日本上陸
Nothing Phone(4a)Proは、日本向けに初めて展開されるProモデル。Nothingシリーズ内では、ミッドハイと言える立ち位置になるだろう。直販ストアでの価格は7万9800円であるほか、楽天モバイルでも取り扱われる。
上位モデルでは、Nothingとしては初めてアルミニウムのメタルユニボディを採用。厚さ7.95mmという薄さ、ベイパーチャンバーと掛け合わせた放熱性能の高さを特徴とする。
ディスプレイ解像度はこちらも1.5Kで、6.83インチの大画面を採用。ただし、ベゼルはNothing史上最も細く、本体サイズはNothing Phone(4a)よりもコンパクトになっている。144Hzのリフレッシュレート、最大5000ニトの画面輝度に対応した、高性能ディスプレイも武器だ。
背面デザインはスケルトンデザインをあえてカメラ付近の一部に採用。アルミボディとスケルトン部分のコントラストがユニークなデザインとなる。カメラ横には、163個のLEDライトを搭載した「Glyphマトリックス」が搭載されている。
アウトカメラは5000万画素メイン、800万画素超広角カメラ、5000万画素望遠の3眼構成。光学ズームは3.5倍のペリスコープ望遠となっており、デジタルズームは驚異の140倍に対応する。
搭載チップセットはSnpdragon 7 Gen 4、メモリは12GB、ストレージは256GBとなる。バッテリーは5080mAhで50Wの急速充電に対応した。防水防塵はIP65相当で、こちらもおサイフケータイ機能に対応する。
Nothing OSの進化でアプリが簡単に作成できる
搭載OSはAndroid 16ベースのNothing OS 4.1というもの。前モデルで話題を呼んだ、「Essential Key」や「Essential Space」は引き続き利用できる。Essential Keyは、本体左側面に移動しており、電源ボタンとの押し間違い低減に期待ができる。
画面に表示されている情報や、ちょっとした音声データをまとめて管理できるEssential Spaceは、スマホ単体で使う分には便利な機能。まとめたデータをPCや別のスマホから確認できないのが難点だったが、アップデートにて外部デバイスからアクセスできるようになることも発表されている。
面白い新機能が「Essentialアプリ」。現時点ではベータ版として利用できる機能だが、スマホを使う上での「こういう動きをしてほしい」といった情報を入れるだけで、用途に合わせたミニアプリを生成してくれる。日本語でのアプリ生成にも対応しており、アプリはホーム画面に配置することもできる。
幅広い世代に急速に浸透する新進気鋭のAndroidメーカー
そもそもNothingは2020年に創業された、比較的若いメーカーである。日本市場への参入も早く、急速に知名度を伸ばしており、伸び率でいえば他社を圧倒するメーカーでもあるだろう。
先にも触れたが、Nothingは奇抜で目を引くデザインとは裏腹に、堅実で扱いやすい性能を搭載する製品を、高いコスパとともに提供しているのが大きな特徴だ。ほとんどの端末でおサイフケータイを搭載するなど、日本市場へのローカライズにも余念がない。
加えて、Essentialアプリのような、AIを活用した新しい体験も追及しており、一度使い慣れると病みつきになる面白さを併せもっている。楽天モバイル、KDDIと立て続けにキャリアでも端末が採用されていることからも、メーカーの勢いが感じられる。
直近のミッドクラススマホでいえば、廉価モデルと言う位置づけのiPhone 17eやPixel 10aよりも一段階安価な端末ながら、安定感のあるパフォーマンス、新しいAI機能が利用できるなど、Nothing Phone(4a)、Nothing Phone(4a)Proをおすすめしたくなる理由は多数ある。デザインが気に入った人はもちろんだが、そうでない人であっても、一度試してみる価値は十分にあるだろう。
取材・文/佐藤文彦
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