車を生活の必需品と考える人も多いはずだが、購入時にエンジン車、EV(電気自動車)、ハイブリッド車のどれにするかは悩ましい問題だ。Honda車をさらに魅力的・快適・安全にする純正アクセサリーを提供しているホンダアクセスは、自家用車を月に1日以上運転する20歳から69歳のドライバーに『クルマとEVに関する意識・実態調査2026』を実施して、その結果を公開した。
それによると自家用車を購入時に重視したことでは、エンジン車・ハイブリッド車オーナーの1位は価格だったが、EVオーナーの1位は燃費・電費という結果になった。
車はエンジン車・ハイブリッド車オーナー、EVオーナーともに生活に欠かせないが最多
エンジン車・ハイブリッド車を所有している628人とEVを所有している372人に、自分にとって“クルマ”はどのような存在か質問すると、エンジン車・ハイブリッド車オーナーもEVオーナーも「生活に欠かせないアイテム」という回答がエンジン車・ハイブリッド車は44.3%、EVは43.5%で最多だった。
それに「移動するための道具」(エンジン車・ハイブリッド車:41.4%、EV:34.1%)が続いた。車に対して趣味嗜好のためのものではなく、生活の必需品や移動手段と考えている人が多い結果になった。「移動するための道具」では、EVオーナーの34.1%と比較してエンジン車・ハイブリッド車オーナー(41.4%)のほうが7.3ポイント高かった。
そのほかの回答の「自己表現のツール」(エンジン車・ハイブリッド車:1.8%、EV:4.8%)と「ステータスの象徴」(エンジン車・ハイブリッド車:1.4%、EV:4.6%)は、EVオーナーのほうが高かった。EVオーナーは、車に対してステータスを表すものと考えている人の割合が、エンジン車・ハイブリッド車オーナーと比較して多い傾向がみえた。
購入で重視したのは「価格」と「燃費・電費」がそれぞれ1位
現在の自家用車を購入した時に重視したことについては、エンジン車・ハイブリッド車オーナーとEVオーナーで違いがみられた。エンジン車・ハイブリッド車オーナーのトップ5は、1位「価格」(58.8%)、2位「運転しやすさ」(48.1%)、3位「燃費・電費」(47.6%)、4位「ボディタイプ」(32.6%)、5位「乗り心地」(31.2%)だった。
EVオーナーは、1位「燃費・電費」(51.9%)、2位「運転しやすさ」(44.4%)、3位「価格」(39.8%)、4位「乗り心地」「動力源・パワーユニット」(いずれも39.0%)という結果になった。ランキングでは、EVの所有者は長期的なコストを抑えることを優先している人が多い印象だ。
EVオーナーは走行性能、快適性、総合的な満足度で約9割が満足と回答
現在の自家用車に関する総合的な満足度についての質問では、「非常に満足」と「やや満足」を合計した「満足(計)」をみると、エンジン車・ハイブリッド車は81.8%でEVでは87.9%という結果になった。EVオーナーのほうが6.1ポイントほど高かった。
各項目の「満足(計)」では、エンジン車・ハイブリッド車は、走行性能:76.1%、快適性:75.0%、経済性:62.9%、安全性:66.6%、利便性:77.4%だった。EVは、走行性能:87.9%、快適性:88.2%、経済性:80.6%、安全性:84.1%、利便性:77.7%だった。すべての項目でEVがエンジン車・ハイブリッド車を上回り、走行性能と快適性では10ポイント以上、経済性と安全性では15ポイント以上の開きがあった。
EVのイメージトップ2は車両価格が高いとバッテリー残量を気にしなければいけないこと
エンジン車・ハイブリッド車を所有している628人に、EVに対するイメージを質問すると、「車両価格が高い」(42.5%)が最多で、「バッテリー残量を気にしなければいけない」(37.6%)、「充電スポットを探すのに苦労する」(37.4%)、「航続距離が短い」(32.6%)、「充電時間が長い」(30.9%)が上位だった。
EVで困ることの上位はバッテリー関連
EVを所有している372人に利用して困っていることを質問すると、1位「バッテリー残量を気にしなければいけない」(48.4%)、2位「充電に必要な時間が長い」(43.3%)、3位「航続距離が短い」(41.1%)、4位「充電スポットが少ない」(39.5%)、5位「遠出の際に充電計画が必要」(39.2%)という結果になった。EVオーナーは、バッテリーや充電に関する困りごとが多いようだ。性別では、女性は「充電スポットが少ない」(46.2%)と「歩行者に気づかれにくい」(22.1%)が全体より5ポイント以上高かった。
EVオーナーが実感しているEVの良さは走行音が静か。女性3位は環境にやさしい
乗ってみて実感したEVの良さについては、トップは「走行音が静か」(62.9%)だった。2位以下は、「給油の必要がない」(55.9%)、「加速がスムーズ」(55.6%)、「維持費がエンジン車より安い」(50.0%)、「購入時に補助金がある」(47.6%)だった。走行音の静かさや給油の手間や維持費がかからないことなどでEVの良さを実感している人が多かった。
男女別では、男性は1位「走行音が静か」(66.4%)、2位「加速がスムーズ」、(60.4%)、3位「給油の必要がない」(56.0%)というランキングだったが、女性では1位が「給油の必要がない」(55.8%)で、2位「走行音が静か」(53.8%)、3位「環境にやさしい」(49.0%)という結果になり、性別によって良さを感じている点に違いがあった。
ちなみに今後もEVに乗り続けたいと思うかについては、「そう思う(計)」が78.2%で、大多数がEVを今後も乗り続けることに前向きだった。エンジン車・ハイブリッド車オーナーもEVオーナーも車を生活に欠かせないアイテムと考えているが、購入時に重視するポイントに違いがみられた。EVの導入には価格とバッテリーに関する不満がハードルになっているようなので、そのあたりを解消して訴求していく必要性がありそうだ。
『クルマとEV(電気自動車)に関する意識・実態調査2026』概要
調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする、自家用車を月に1日以上運転する20歳~69歳の男女
調査地域:全国
調査期間:2026年2月5日~2026年2月9日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1000サンプル
実施機関:ネットエイジア
出典元:ホンダアクセス調べ
構成/KUMU







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