高速道路で渋滞に遭遇したときに役立つ先進運転機能がACC
間もなくゴールデンウィークだ。高速道路を使ってドライブ旅行、帰省に出かける人も多いはず。しかしゴールデンウィークの高速道路は時間帯にもよるが、大渋滞がつきもの。20km~40kmもの渋滞に遭遇することもある。とくにドライバーにとっては地獄である。
そんな高速道路の大渋滞に役立つのが、今では軽自動車にも装備されているACC(アダプティブクルーズコントロール)だ。ACCとは、高速走行でペダル操作から解放され、ロングドライブや渋滞で威力を発揮してくれる先進機能であり、高速道路、自動車専用道路の走行中、アクセル&ブレーキ操作なしに設定した速度を上限に一定の速度で走行してくれるだけでなく、前車がいれば追従し、前車が車速を落とせば自動でこちらも追従し減速する加減速をクルマが自動で行い、ACCの中にはカーブでのステアリングの支援まで行ってくれる機能もあるため、クルマが流れている場面、渋滞場面の運転にかかわるストレスは大幅に低減する。
ACC任せの走りでは、下手にアクセル、ブレーキを踏む運転よりずっとスムーズに走ることが可能。つまり快適で車酔いしにくい運転、ドライブになるというわけだ。
渋滞追従型ACCは渋滞中の自動停止&発進も行ってくれる
そんなACCの渋滞追従型は、渋滞時にこそ威力を発揮する。渋滞時に自車が停止(保持)したあとも、一定の時間内なら自動再発進を行ってくれるのだ。自動再発進機能がないACCでも、あるいは停止保持時間(車種、機能によって数秒から数十秒、数分まで様々)をすぎても、アクセルペダルをチョンと軽く踏めばACCの機能が復帰。追従走行を行ってくれるのだから、便利この上なしである。さらに、カーブ手前、料金所手前速度抑制機能まであるACCもあるのだから、使わない手はない。※今一度、愛車のACCの機能について確認したい。
ACCを使うと下手なアクセル操作をするより燃費が向上することも
しかも、JAFのユーザーテストによれば、ミニバン(ハイブリッド車)を東名高速道路御殿場IC~新東名高速道路新城IC間の約162kmを時速100km/hでテスト走行した際の実燃費は、ACC不使用時の19.2km/Lに対して、ACC使用時は20.7km/Lを記録したという。つまり、ACCは高速走行でのドライバーの運転ストレスの低減、乗員の快適度につながるとともに、より低燃費で走ることが可能となり(運転の仕方、状況による)、今のガソリン高騰時代にはお財布にも優しい機能となりうる。もちろん、走り終えたときのドライバーの運転疲労低減、体力温存によって、目的地での楽しみ方も違ってくるに違いない。
ACCを作動させるには、基本的にステアリングにあるACCのメインスイッチをONにすればいい。するとメーター画面にACCがONになっていることが示され、巡行速度に達したらSETボタンを押せば、ACCによる走行が始まる(巡航速度に達したときにSETスイッチを押すだけで作動する車種もある)。ブレーキ操作を行うとACC機能はキャンセルされるがRESボタンを押せば機能が復帰する。設定速度は「+」と「-」の上下スイッチで任意に設定することもできる。
せっかくACCのついているクルマを所有していても、まだACCを使ったことがない・・・というなら、事前に予習(運転)体験をしておくといい。操作が分からなければ、販売店に聞けば教えてくれるはずである(もちろん、取り扱い説明書に記載されている)。
高度運転支援機能付きACCならハンズオフドライブも可能
ちなみに、日産のプロパイロット2.0、トヨタのトヨタセーフティセンス+アドバンストドライブ、スバルのアイサイトXなどの高度運転支援機能付きのクルマなら、全車速域、または渋滞時に限ったハンズオフドライブ、自動レーンチェンジも可能になるのだから、渋滞時の運転ストレスはさらに低減されることになる。
もちろん、ACCの作動には限界があり、100%安心安全、ACC任せの運転でいいとは言えないものの(決して自動運転ではない)、高速道路、自動車専用道路ではほぼACCを使っている筆者の長年の経験では、高速道路が空いていても、渋滞していても、ほとんどの場面で大いに役立ってくれる機能なのである。ゴールデンウィークに予想される大渋滞もACCを駆使して(助けを借りて)乗り切ってほしい。付いているクルマなら、使わないと、その機能が車両価格に含まれているので!?本当にもったいない・・・。
文/青山尚暉
写真/雪岡直樹 青山尚暉
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