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Apple Watchを使う時の最適解は「常時点灯オフ」じゃないか?という話

2026.04.18

Apple Watchの弱点として「バッテリー持ち」の悪さを挙げる人は多いだろう。かくいう私も、最新機種のSeries 11ですら、バッテリー持続時間24時間という数字をネックに感じていた。

アイテム系のライターをしている手前、「Apple Watchは最新機を毎年しっかり使っておきたい」と思いながら、毎日の充電の手間からなかなか手が出ずにいたのが現実だ。ほかのスマートウォッチは、散々使っているのに、である。

そんな私だったが、先日、Appleさんから「最新のApple Watchを使ってください!」というありがたいお話をいただき、長期で製品をお借りすることができた。本稿では、そのなかで見えてきたApple Watchユーザーのバッテリーとの付き合い方について、述べていきたい。

Appleのいう「通常使用で最大24時間」を検証

Appleの公式サイトを見ると、Apple Watch Series 11のバッテリー持ちについては「通常使用で24時間」「低電力モードで最大38時間」とある。

あらゆるスマートウォッチにいえる話だが、この「通常使用」という言葉が曲者で、どういった使い方なのかがわかりにくい。「通常使用」の正体を知るべく、別ページにある長々とした注釈を見ると、以下のような記述がある。

「睡眠記録を含むバッテリー駆動時間(一日中)は、24時間の間に300回の時刻チェック、90回の通知、15分間のアプリ使用、Apple WatchからBluetooth経由で音楽を再生しながらの60分間のワークアウト、6時間の睡眠記録を行った場合にもとづきます。(後略)」

これは、本当なのだろうか。

実際にある日のログを取ってみると、以下のような感じであった。なお、日中に30分強のウォーキング(WatchのGPS使用)を行い、アプリ使用および音楽再生はしていない。画面の常時点灯機能はオンにしている。

【バッテリー残量】
0:00/100%

8:17/93%
20:22/47%

この数字を見ると、当然といえば当然だが、Appleの発表はほぼ正しいように見受けられる。

強いていえば、実際の電池持ちは、公表値より少し良さそうな感触だ。だが結局これでは、毎日の充電は必須である。「充電を忘れてしまったら……」と不安が消えることはない。

ウォーキングなどのワークアウトの情報はフィットネスアプリから確認が可能

なお、低電力モードで使えばAppleの公称で最大38時間のバッテリー寿命となり、数字は格段に伸びる。ならばこれも選択肢となるか…といいたいところだが、心拍センサーがオフになる、一部の通知が来なくなる、画面表示が暗くなるなど、スマートウォッチの根幹ともいえる機能に制限がかかるため、あまり推奨できない。

そこで私が最適解として提案したいのが、常時点灯オフでの使用である。

Apple Watchの常時点灯をオフにするとバッテリーが2日持った

Apple Watchの常時点灯をオフにすると、バッテリーの持ちが大幅に改善される。

結論からいえば、2日間なら充電なしでもなんとか電池が持つようになるのだ。以下は、常時点灯オフで使ったある日の電池残量ログである。

【バッテリー残量】
0:00/100%
8:30/94%
20:16/63%

20:16時点での電池残量63%の表示

使い方は、上述した常時点灯オン時と同様で、日中にはGPSを使用した30分以上のウォーキングをしている。

それにもかかわらず、夜の時点で6割以上もバッテリーが残っていた。そこで上記の使用後に充電をせず、翌日まで使用してみると、翌20:00時点での電池残量は21%だった。

ハードな使い方をしなければ、2日間バッテリーが持つのだ。

実際、筆者は2日間の連続使用を5回試してみたが、いずれも2日目夜のバッテリー残量は20%前後であり、電池が切れた日はなかった。

バッテリー消費の調子によっては、2日目の最後は低電力モードを使うことになる。だがそれでも、ほぼ確実に翌日まで充電が持つのは安心感が違う。

スマートウォッチを充電するタイミングはやはり夜。入浴している間に充電するという人が多いだろう。だが飲み会で気持ちよく酒に酔い、夜遅くに帰宅した日には、そのまま寝てしまうなんてこともある。それにつられてApple Watchの充電をし損ねてしまっても、常時点灯オフで使っていれば、2日目の保険がついているというわけだ。

常時点灯オフによるストレスはほとんどない

画面の常時点灯をオフにした場合、表示をオンにするにはウォッチを上に向けるか、ボタンを押す必要がある。基本的には前者の方法を使うことになるが、このときすぐに画面が表示されなければ、ユーザーにストレスをもたらす。

筆者が使っている他社製スマートウォッチでは、画面を上に向けてから表示がされるまで、わずかながら時間がかかる機種もある。だがApple Watchの場合、これが即座にされるから、ストレスはほぼ感じない。

そもそも、画面を常時点灯させているケースでも、画面を見ていない間は、その表示は暗くなっている。時計を見る時にそれが明るくなるという仕組みだが、たとえば昼間に外でウォッチを使っている場合、日差しの影響で常時の暗い画面ではほとんど表示が見えない。バッテリー消費の大きさに反して、常時点灯の恩恵は限定的といえる。

画面の常時点灯をオフにするには、Watchアプリの「常にオン」をオフにすればOKだ

少しずつ〝スマート〟になるApple Watch

通常の時計にはない機能を多数搭載したスマートウォッチ。だがひとつ、スマートでない点があった。それが、充電である。

従来の時計は交換式の電池で長期間駆動する。だが、スマートウォッチは日々の充電が欠かせない。それが毎日必須ともなると、その一点に限ってはスマートとは言いにくいだろう。

Apple Watchもその例に漏れず、バッテリー持ちの悪さはずっとネックになってきた。Series 10まではその数字は公称18時間と、現状より弱かった。だがそれがSeries 11で24時間となり、使い方次第では2日持つようになったというわけだ。

高血圧パターンの検知機能など、機能を拡充し続けているApple Watch。アプリの多彩さ、iOSのヘルスケアアプリとの連動性の高さもあって、iPhoneユーザーのスマートウォッチとしてはこれ以上ない機能性を誇っている。

その一方、バッテリー持ちは唯一ともいっていい弱点であった。だがそれも、デバイスの進化と使い方の最適化によって、克服されつつあるようだ。

取材・文/畑野壮太

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