ビルボードジャパンが、音楽分野の複合チャートで培った算出法を書籍に応用し、日本初となる「紙書籍・電子書籍・図書館貸出・SNS」を統合したブックチャートを公開。総合チャートからジャンル・年代別チャートまでカバーする、これまでにない試みとして話題になっている。
グローバル展開を見据えたジャンル別チャート

ジャンルはすべて英語表記。文芸、コミックから、政治・経済、カルチャー・芸術、昭和以前・平成・令和の刊行時代別まで、ほかでは見かけない個性的なチャートが並ぶ。
Billboardブランドのマスターライセンスを保有する、阪神コンテンツリンク ビルボード事業本部 上席部⾧の礒﨑誠二さんにサービスの狙いを聞いた。
「チャートには過去(図書館貸出・サブスクリプション)、現在(店舗・EC)、未来(ダウンロード・SNS)を反映した〝いま読まれている書籍〟を、より立体的に新たな視点で描き出します。多面的にユーザーの動きを可視化することで共感性や書籍への興味が深まれば、と考えています」
公開後は想像以上に多くの反響があったという。
「出版社、書店、取次など業界各社やメディアから『初めて見るのに違和感がないチャート』と評価されています。海外にもUSビルボード経由でチャートニュースを配信しており、おかげさまで世界中の方々に面白がっていただいています」
チャートは毎週公開!いま日本で最も読まれている書籍は?
※2026年2月12日公開チャート


各方面のデータを合算し、「日本でいちばん読まれている書籍」が分かる総合チャート。月~日曜日までを集計、翌週木曜に公開される。
リアル店舗からEC・電子、図書館やSNSまで含んだ横断的な集計結果は、日本の書籍の価値を再発見することにつながるだろう。新たな角度からの世界に向けたアピールとなりそうだ。
取材・文/石原亜香利 編集/髙栁 惠







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