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なぜ、ChatGPTは医療分野に踏み込むのか?注目の「ヘルスケア機能」で描く未来

2026.04.19

ChatGPT ヘルスケア

 オープンAIは、ChatGPTの健康やウエルネスに関する機能を強化する。同社が1月に発表した「ChatGPT ヘルスケア」ではユーザーの健康情報データをChatGPTと連携することで、よりパーソナライズされた回答が可能になる。

アメリカではすでにローンチされており、今後、全世界に展開される見込みだ。オープンAIに詳しいdentsu JAPAN AIセンター丸山裕史さんは言う。

「現在、世界中で毎週2億3000万人以上がChatGPTに健康相談をしていますが、回答は一般論の内容にとどまります。ここにウエアラブルデバイスなどから取得した個人の健康データをひもづけられれば、一段階上の回答が期待できるようになります」

ChatGPT Health
アメリカでは電子カルテやレセプト(診療報酬)といった情報に医師だけでなく個人でもアクセスできるため、より高度な医療情報をChatGPTと連携させることが可能。

 ユーザーが安心して利用できるようにオープンAIは60か国、260人以上の医師たちと2年以上の歳月をかけて本サービスを開発した。背景にあるのは世界的な予防医療への需要の高まりだ。

「ユーザーが取得できる膨大な健康データを適切に活用できれば個人の医療費や医療従事者の負担は大きく低減します。ChatGPT ヘルスケアは個人だけでなく社会にとっても大きな意味を持つサービスになるでしょう」

ChatGPT Health
「ChatGPT ヘルスケアは医師の代わりに診断してくれるのではなく、医療機関への受診の必要性について適切なレコメンドをしてくれます」(電通・丸山さん)

【DIMEの読み】

ChatGPT ヘルスケアは〝医師の代わり〟になるわけではない。AIが医師のように診断できるようになるためには、ハルシネーションの問題や法整備などしっかりと議論をする必要がある。

取材・文/峯 亮佑 編集/井田愛莉寿

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