日常的にクルマを運転する人にとって、ガソリン価格の急騰は死活問題だ。では、世のドライバーたちは、1リットルあたりのレギュラーガソリン価格、いくらから高いと感じるのだろうか?
パーク24はこのほど、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員4752名を対象に実施した「ガソリン価格とクルマの利用」に関するアンケート結果を発表した。
高いと感じるレギュラーガソリン価格「150円以上」が最多、価格感覚に変化も
高いと感じる1リットルあたりのレギュラーガソリン価格は、「150円以上」が36%で最も多く、次いで「160円以上」が22%、「140円以上」が15%となった。
なお、昨年の調査では170円~200円以上が30%だったのに対し、今回は14%と大きく減少し、140円~160円以上を高いと捉える人が増加していた。暫定税率廃止によりガソリン価格が落ち着き、消費者の価格感覚に変化が見られる結果となった(調査期間は2026年3月2日~2026年3月10日)。
過去10年間の推移をアンケート実施年ごとに見ると、2016年は「130円以上」、2019年は「140円以上」、2022年以降は「150円以上」が最も多く、ガソリン価格の上昇とともに高いと感じる価格も上昇傾向が続いていた。今回も「150円以上」が最多となる一方、昨年より低い価格帯へ回答が分散しており、これまで上昇し続けてきた高いと感じるガソリン価格が少し下がり始めている様子がうかがえる。
毎日クルマを利用する人の約8割は、ガソリン価格高騰でも利用頻度に変化はなし
クルマの利用頻度がガソリン価格によって変わるかを尋ねたところ、「変わる」が12%、「価格によっては変わる」が21%、「変えたいが変えられない」が29%、「変わらない」が38%という結果となった。利用頻度別に見ると、毎日クルマを利用する人は48%が「変えたいが変えられない」、33%が「変わらない」と回答している一方、月に1回以下の利用者では「変わらない」が約半数を占めた。
ガソリン価格の変動に対する受け止め方はクルマの生活への密着度によって大きく異なり、密着度が高く日常での利用が多い層は、価格変動による負担を吸収せざるを得ないという状況が改めて浮き彫りになった。
ガソリン高騰時の工夫、最多は「会員割引・カード特典」と「安いガソリンスタンド探し」
ガソリン価格が高いと感じる時に工夫していることを尋ねると、「給油時に会員割引やカード特典を活用する」「少しでも安いガソリンスタンドを探して給油する」がともに41%で最も多く、多くの人が給油料金の節約に取り組んでいることがわかった。続いて、「急加速・急減速などを避けたエコドライブを心がける」が28%となり、燃費改善による対策を取る人も一定数見られた。
今回のアンケートでは、高いと感じるガソリン価格が近年上昇傾向にあったなかで、久しぶりに下がる結果となった。しかし、世界情勢の変化を受けてガソリン価格は上昇基調となっている。
急加速・急減速を控えたり、車内の荷物を減らしたりする「エコドライブ」は、CO₂排出量の削減による環境負荷の低減に加え、ガソリン消費の節約にもつながる工夫の一つだ。環境省が提唱する「エコドライブ10のすすめ※」ではすぐに取り入れられる具体的な行動が紹介されている。ガソリン価格が変動しやすい今こそ、エコドライブを取り入れ、家計にも環境にも優しいクルマの使い方を考えてみてはいかがだろうか。
<調査概要>
調査対象:タイムズクラブ会員
(2025年3月2日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービス※を利用された方)
※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェアリング・レンタカー
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2026年3月2日~2026年3月10日
有効回答者数:4752名
出典元:パーク24株式会社
構成/こじへい







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