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豪華キャストと製作陣がレッドカーペットに集結、映画「Michael/マイケル」のワールドプレミアを開催

2026.04.15

全27曲におよぶマイケルの名曲が伝説と共に甦る

伝説の“キング・オブ・ポップ”、マイケル・ジャクソンの軌跡を描いた映画『Michael/マイケル』が2026年4月24日から北米で、そして6月12日からは待望の日本公開となるが、それを前に現地時間4月10日、ワールドプレミアが“伝説の地”ドイツ・ベルリンにて開催された。

東西冷戦時代の1988年、マイケルは西ベルリンの壁近くで「バッド・ワールド・ツアー」の西ベルリン公演を開催。壁の向こう側にいた東ベルリンの市民までもが“音”を求めて集まったという。その光景は音楽が国境を越える力を持つことを象徴したと言われ、翌年のベルリンの壁崩壊の兆しとなる歴史的な瞬間として今もなお語り継がれている。

このような背景から今回、ベルリンが本作の世界初上映の地に選ばれたのだ。

■マイケル役を演じたジャファー・ジャクソンはマイケルの実の甥

当日のレッドカーペットには、マイケルを演じたマイケル・ジャクソンの実の甥(※)でもあるジャファー・ジャクソンがシックなブラックスーツで登場。幼少期のマイケルを演じたジュリアーノ・クルー・ヴァルディも赤のスーツにサングラスというスタイリッシュな装いで笑顔を見せた。

※ マイケルの兄、ジャーメイン・ジャクソンの息子

ジャファー・ジャクソン

世界初上映を前にジャファー・ジャクソンは「ここまでは長い道のりでした。だから、本当にここまで来られたなんて信じられない気持ちで、胸がいっぱいになるほどワクワクしていると同時にほっとした気持ちもあります」と素直に明かした後、「まるで夢のようで、皆さんからの愛とエネルギーを感じています。早く皆さんにこれを見てほしいです」と手応えを見せた。

■最も印象に残ったのは「スリラー」MVの撮影シーン

劇中で数々のパフォーマンスも披露しているが最も印象に残ったのが「スリラー」MV撮影だったそうで「東ロサンゼルスでオリジナルのミュージックビデオが実際に撮影されたのと同じ場所だったので、僕が気に入っているシーンの一つです。子どもの頃、僕のお気に入りのミュージックビデオのひとつだったから、その場所に立って、あの光景を目の当たりにし、パフォーマンスを披露できたのは、まるで夢のようでした。本当に素晴らしかったです」と振り返った。

そして日本でも大人気の“キング・オブ・ポップ”の魅力について「マイケルの最大の魅力は、彼の音楽を通じて世界中に広く伝わった“世界をより良い場所にしたい、世界を癒したい”というメッセージだと思います。それは彼がデビュー当初から掲げてきたメッセージであり、音楽やミュージックビデオを通じて常にその実現を目指していたと思います」とその信念に満ちた人間性への敬意を表した。

幼少期のマイケルを演じた若手俳優のジュリアーノ・クルー・ヴァルディは、マイケルについて「仕事熱心なところが本当に素晴らしく、仕事に対する姿勢はすごいと思いました」と明かす。SNSでのマイケルのパフォーマンスを体現する姿が話題を集めているジュリアーノは、劇中でも愛らしさをのぞかせながら、圧巻のステージを披露している。「僕と兄弟(役の俳優)たちで「ABC」のミュージックビデオを再現したのですが、あれは最高でした!」と笑顔で振り返った。

ジャファー・ジャクソンと幼少期のマイケルを演じたジュリアーノ・クルー・ヴァルディ(右)

■共演者に加えて監督、プロデューサーなど制作陣も集結

さらにマイケルの母・キャサリンを演じたニア・ロング、マイケルの長年の弁護士ジョン・ブランカを演じたマイルズ・テラー、さらにアントワーン・フークア監督、プロデューサーグレアム・キングが姿を見せ、豪華キャストと制作陣の集結に会場のボルテージは最高潮に。

マイルズ・テラー
ニア・ロング

ニア・ロングはマイケルの母・キャサリンを演じる上で「地に足をつけ、愛情深く、親切で、私自身もそうであるように、母親としての責任を果たすこと」を意識したと明かす。さらに「母と息子の絆は、本当に大切で、特別なものだと思いますので、私にとって、それは本当に重要なことでした」と役に込めた思いをにじませた。

アントワーン・フークア監督は本作について「一番大事だったのは、ステージを離れたマイケル・ジャクソンを描くことだったと思います。そうすることで、彼がどんな人間なのか伝わり、彼の心の内が理解できるからです。そうすれば、ステージ上の彼を見たときに、より強い絆を感じられるはずです」と明かす。

さらに「感動と楽しさが味わえることは間違いありません。マイケル・ジャクソンのコンサートに肉迫する最高の体験となるでしょう」と圧倒的な没入体験に自信をにじませる。

そして、『ボヘミアン・ラプソディ』を世界的メガヒットへと導いたグレアム・キングがプロデューサーというだけあり、世界的大ヒットが期待されている本作。グレアムは「マイケルが成し遂げたのは、音楽を通じて人々を一つにまとめたことだと思います。私は、この映画が世界中の人々を一つに結びつけることを願っています」とメッセージを寄せた。

■日本からはマイケルのファンとして知られる米倉涼子が参加

さらに、日本からはマイケルのファンとして知られる米倉涼子がゲストとして参加を果たした。

黒いシックなドレスでレッドカーペットに登場した米倉涼子は「誰もが愛するマイケル・ジャクソン、世界中が注目しているマイケル・ジャクソンの晴れやかなプレミアに参加できることになってとてもうれしいですし、やっぱり皆さんがマイケル・ジャクソンを愛しているんだということを肌で感じます」と高揚感をにじませた。「彼のファッション性とか、自由になりたい思いとか、すごく苦しかった思いとか、そういうところを超えて人から注目される、それを励みにしているところが素晴らしいなと思いました」とマイケル・ジャクソンの魅力を振り返った。

米倉涼子

■上映終了後、会場は観客総立ちのスタンディングオベーションに揺れた

世界初上映となったプレミア会場では、本編上映終了の瞬間、間髪入れずに観客総立ちのスタンディングオベーションが巻き起こり、拍手と歓声は鳴りやむことなく会場を揺らし続けた。

米倉は「会場全体がひとつになり、圧倒的な音響とともに、まるでステージを観ているかのような空気に包まれました」と振り返り、観客が声を上げ、拍手を送り続ける熱狂的な空間に「日本で映画を観る環境とはまったく違う体験でした」とコメント。

「本当に(本物の)マイケル・ジャクソンを観ているかのようで、彼に再び命が吹き込まれたように感じました。その時代に自分たちが立っているような感覚でした」と圧巻の没入体験だったことを明かした。

さらにプレミア会場では、マイケル・ジャクソンに関するファン向けの展示や体験型コンテンツも展開された。

劇中で使用された代表的なステージ衣装の展示や、レコーディングスタジオの再現セット、ベルリンの象徴であるバディーベアをモチーフにしたフォトスポットのほか、マイケルと一緒にダンスを楽しめる没入型体験ブースなどが用意されており、来場者は映画『Michael/マイケル』の世界に入り込むような感覚で、その世界観を存分に楽しんでいた。

『Michael/マイケル』の作品概要

■あらすじ

圧倒的な歌唱力と革新的なダンスパフォーマンスで、アーティストの枠を超え、全世界的なアイコンとなった“キング・オブ・ポップ”=マイケル・ジャクソン。野心家の父のもと厳しいレッスンを経て、兄弟グループ、ジャクソン5で幼少の頃から大成功を収めた彼は、やがて青年となり、ソロアーティストとして歴史的名曲の数々を生み出し、全世界の寵児となっていく。しかし、その栄光の裏には、早熟の天才ゆえの孤独感、強権的な父親の呪縛、家族への愛と自分の中に溢れるビジョンとの間で葛藤する一人の人間の姿があった……。

映画『Michael/マイケル』は6月12日(金)より全国公開。

■スタッフ

監督:アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『トレーニング デイ』)
脚本:ジョン・ローガン(『アビエイター』『グラディエーター』)
製作:グレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン

■出演

ジャファー・ジャクソン(マイケル・ジャクソン)
ジュリアーノ・クルー・ヴァルディ(幼少期のマイケル)
コールマン・ドミンゴ(ジョセフ・ジャクソン<父>)
ニア・ロング(キャサリン・ジャクソン<母>)
ケンドリック・サンプソン(クインシー・ジョーンズ<音楽プロデューサー>)
マイルズ・テラー(ジョン・ブランカ<弁護士>)
ローラ・ハリアー(スザンヌ・デ・パッセ<モータウン・レコード エグゼクティブ>)
ケイリン・ダレル・ジョーンズ(ビル・プレイ<セキュリティ責任者>)

(R), TM & (C) 2026 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

関連情報
https://www.michael-movie.jp

構成/清水眞希

@DIMEはサイトローンチ時より編集業務に携わる。現在は雑貨や家電、オーディオなどの新製品に加え、各種の社会調査・統計、話題の新スポットからイベント情報などを担当。信条は正確さとわかりやすさ。最近の趣味は日付が変わる時刻のウオーキング。

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