デジタル旅行プラットフォーム「Agoda(アゴダ)」を運営する Agoda Company Pte. Ltd.は、アゴダの「2026年トラベル・アウトルック・レポート」の一環として日本のZ世代のトレンドを分析したので、結果を紹介しよう。
日本のZ世代:「短く・近く・頻繁に」旅するスタイル
日本のZ世代は、より短く、無理のない旅行スタイルを好む傾向が顕著であった。約67%が1~3日間の旅行を予定しており、これはアジア全体の平均と比較しても短い傾向にある。
忙しい仕事や学業の合間に旅行を取り入れるライフスタイルが背景にあるようだ。旅行頻度も安定しており、約58%が年間1~6回の旅行を計画していた。
これは、年間を通じて複数回の短期旅行を楽しむ「ミニトリップ志向の旅行(Bite-sized travel)」が定着しつつあることを示している。
また、日本では国内旅行が中心となっており、約4人に3人(75%)が主に国内旅行を予定していると回答した。アクセスの良さや安心感を重視しながらも、定期的に新しい場所を訪れるスタイルが広がっていることが伺える。
「行き先」より「体験」重視、食とリラックスが旅行動機に
日本のZ世代は、旅行先そのものよりも、そこで得られる体験を重視する傾向が見られる。旅行の主な目的としては、 リラックス(50%) 食体験(42%) 文化体験(33%) が上位に挙げられた。
意味のある体験とリフレッシュの両立を求める、バランスの取れた旅行スタイルが特徴的だ。
特に日本では、アジア全体の傾向と比較しても、「食」を目的とした旅行への関心が高い点が際立っており、旅行先選びにおいて食体験が重要な役割を果たしていることが分かる。
個人と共有、両方を楽しむ旅行スタイル
アジア全体ではグループ旅行の傾向が強い中、日本のZ世代はよりバランスの取れた旅行スタイルが示されている。
最も多いのは、パートナーとの旅行(33%)一人旅(33%)で、続いて友人との旅行(25%)が挙げられた。個人での探求と、誰かと共有する体験の両方を重視する傾向が見られる。
■猪飼 匡(Agoda International Japan シニアカントリーディレクター)コメント
Z世代にとって旅行は、日常生活のリズムの中に自然に組み込まれるものへと変化しています。特に日本では、年に数回の大きな旅行ではなく、それぞれの目的を持った短期間の旅行を頻繁に楽しむ傾向が強まっています。
こうした変化により、より柔軟で計画しやすく、体験を重視した旅行が選ばれるようになっています。アゴダでは、フライト、宿泊施設、アクティビティを幅広く取り揃え、日本の旅行者一人ひとりのペースやニーズに合った旅行の実現をサポートしています。
データについて
本調査は、2025年10月にアジア9カ国・地域(インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、韓国、台湾、タイ、ベトナム)で実施され、合計3,353名の旅行者を対象に行われた。
構成/Ara







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