国内最大級のペット産業見本市・第15回インターペット東京 人とペットの豊かな暮らしフェアが2日から5日まで、東京ビックサイトで開催された。
今年は会場が縮小され、企業の展示スペースが前回に比べると狭くなったせいか、かえって全体の展示が見やすく、企業と参加者の距離が近くなっていた。今回はシンガポールやドイツなど、国別に海外出展を希望する企業の展示ブースなども設置され、海外からの参加者が特に目立った。
インターペットの目玉の一つが充実したセミナーにある。
今回も飼い主さんやペット業界に向けた様々なセミナーが開催された。企業向けに「SNSで顧客の心を掴み、ブランド価値を最大化する技術」といった、具体的なビジネス戦略などを紹介したものから、一般飼い主さん向けのヘルスケア関連のセミナーまで、内容は幅広く網羅されており、どれも立ち見が出る盛況ぶりだった。
楽しさと学びを取り入れた展示
新サービスや商品を試したり、担当者から直接話を聞けるとあって、今年も多くの飼い主さんが参加した。企業側もいろいろな趣向を凝らした展示を行ったが、特にロイヤルカナンの「真の健康を、専門家とともに。」のテーマで企画されたブースには、一般公開日には長い行列ができた。
入り口はミニシアター風に作られ、レッドカーペットと赤いカーテンをくぐると、映像によるセミナー「真の健康を、専門家とともに。」の上映が始まる仕組み。映像は、3人の著名な獣医師らがフードの選択をどのように考えたら良いかをわかりやすくアドバイスする内容で来場者の眼差しは真剣そのもの。上映後、簡単なクイズに回答すると、フードサンプルがプレゼントされていた。
また、触ってわかる、肥満度チェックのためのダックスフントのぬいぐるみも展示され、触っただけで骨や脂肪が感じられて、どういった状態が肥満なのか、痩せているのかが、理解できるようになっていた。
さらに、肥満度チェックのコーナーでは、ロイヤルカナンの獣医師資格を持つ社員が愛犬・猫の肥満度チェックをサポートしながらフードの悩みや健康相談を行った。1日限定20組だったがどの日も午前中には予約が埋まっていた。
今回はインフルエンサーのルンルンさん(Instagram @todays_runrun)の愛犬アランくん・ベルちゃん・リリーちゃんと、いれぶんさん(Instagram @eleven11neko)の愛猫いれぶんくんの等身大パネルと一緒に撮影できるフォトブースも用意された。
会場にはとびきり素敵ワンコも
インターペットはペットが同伴できるイベントとして大人気で、なかなかチケットが取れないという声も多かった。特に今年から初日のビジネスデーはペット同伴が禁止となり、二日以降の一般公開日には多くのペット連れが参加した。今回会場で出会ったとびきり可愛いワンコを紹介しよう。
イリス君、ロングコートチワワ、1歳
外では全く吠えないという、抜群のマナーをもっている、素敵なジェントルマン。甘えん坊な一面もあり、大・大・大好きなママがいる家では、とてもやんちゃ。食べることが大好きだとか。
ボレロ君、ミニチュアプードル、3歳
明るく家族を和ませてくれる、いつも元気な男の子。飼い主さんに言わせると「ヤンキー系?ぐらいの元気さ?」とか。いるだけで家族を笑顔にしてくれる。ぴかぴか光る愛くるしい黒い目を見つめると、だれでもハートを射抜かれてしまう。
梨太(リタ)君4歳、ミディアムプードル、3歳
おもちゃが大好きな、明るく優しい性格の男の子。岐阜県大垣市のトリミングハウス「ルナ」の店長でもある飼い主さんによると「天然系のかわいらしさ」とか。本人が意図しなくても、何をしていても、どんなポーズでも、周りから「可愛い―!」という声が上がってしまう。
メリーさん、柴、3歳
老舗時計メーカーサン・フレイム(東京都台東区)の看板犬。高級時計の高いデザイン性をペットとの暮らしでも実現したいと、高級ペット用家具分野に進出した。美しいインテリアに囲まれて暮らすメリーさんは、家族思いで優しく、おとなしいお嬢様だが、紙風船でキャッチボールをしたり、ライオンのぬいぐるみと遊ぶのが大好きな、元気な柴犬らしい一面も。
ニコ君、ミックス(オールドイングリッシュシープドック、スタンダードプードル)、1歳
ONE BUDDYが展開する犬用ブランドSFA★STARSの看板犬。人間用のレスキューロープから発展した犬用リードは、最大2トンの重さにも耐えられる。今回は看板犬のニコ君が実際にリードを使って商品を紹介してくれた。ニコ君は他のワンコと一緒に遊ぶのが大好きで、優しい性格の男の子。今回はお仕事中の真面目な姿をパチリ。
混雑する会場の中、飼い主さんたちは快くワンコを撮影させてくれた。インターペットに参加している飼い主さんは、ペットへの愛情はもちろん、ペットの幸せを第一に考える、優秀な飼い主さん達だった。会場設営面でも、犬や猫のトイレが清潔に管理されており、ペットへの配慮が感じられた。飼育頭数は減っているものの、ペット市場そのものは確実に成長し続けているという手ごたえを感じた展示会だった。
文/柿川鮎子







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