Suicaの進化が発表され、今後目が離せない鉄道サービス。現在発売中の雑誌『DIME』5月号では、「シン鉄道ビジネス」を大特集している。
今回、その中から紹介するのは、確実に座れる「有料着席サービス」。
今、鉄道各社で充実してきている大注目のサービス。利用者は通勤ラッシュを避けられ、鉄道会社は収入増と双方に利点があり増加中だ。
西武鉄道の新車両導入でますます注目の着席サービス
通勤列車でも追加料金を支払うことで確実に座る席を確保できる有料着席サービス。一時は減少したものの近年は大手私鉄が続々とサービスを開始し、通勤列車の新たなスタイルとして注目を集めている。さらには先日、西武鉄道が新宿線に新車両「トキイロ」を導入し、有料着席サービスを刷新すると発表。2027年春から運行を開始する。有料着席サービスはますます存在感を増しているのだ。
一口に有料着席サービスと言っても、座席や料金は千差万別。ということで、DIME編集・轡田が首都圏各社の有料着席サービスに乗車し、乗り心地を確かめてきた。
「まず座って通勤できるだけで夢のよう。会社に着いた時にはぐったり…なんてことはありません。膝にノートPCを置いて仕事をこなす方もたくさんいました。料金はほとんどがワンコイン。毎日は難しくても、ここぞという日に利用したいですね」
どれも快適だが、あえて順番をつけるとどうなるのか。
「一番は京王線です。駅構内と車内共に専用のBGMがあり、優雅な雰囲気。シートは十分な大きさで、隣は大柄な男性でしたが、肩が当たることもありませんでした。明大前を出てからは、快調に飛ばすので車窓も気持ちいいです。以下は西武、東急…と続きます。自分に合う列車を探してみるのも楽しいかもしれません」(轡田)
有料着席サービスの有無とその内容が、住まい選びに影響することもありそうだ。

編集・轡田が自らの足とお尻で調査!
ローカル線の古い車両に7時間近く座りつづけた経験もあるため「本音を言えばどの座席も快適」とのこと。身長184cm、体重72kgでシートピッチ(前後の座席の間隔)が気になってしまう体形ゆえ、通路側の座席の方が足を伸ばしやすかった。乗車の際のご参考までに。

各社とも予約はネットで簡単にできる!
有料着席サービスのきっぷは、駅の窓口か券売機、アプリ・ウェブで購入できる。アプリ・ウェブのほうが簡単で、好きな座席を選ぶことができる場合もあるのでおすすめ。JR東日本の有料着席サービスにあたる「普通列車グリーン車」は車内でも購入できるが、事前に購入するより割高になるので、あらかじめ買ってから乗車するようにしたい。販売開始時期は鉄道会社によって異なるので、公式サイトで確認してほしい。
購入方法は主に2通り
券売機
列車が停車する駅の券売機でも購入できるが、発車時刻の直前になると混雑していることがあるので、早めに買っておきたい。

ネット乗車票
頻繁に買うのであれば、どこでも手続きができるアプリ・ウェブが便利。西武鉄道などでは、会員になるとポイントがたまるサービスも。

取材・文/金子長武 編集/轡田緒早
Suica誕生から25年、キーワードで読み解く鉄道ビジネスの最新事情
25年前にSuicaが誕生してから、各鉄道会社は旅客輸送以外の分野を含め、新たなサービスの提供を進めてきた。ここ最近ではさらに進化し、「貨物新幹線」「無人運転」「推し活」など時代に合わせたサービスや事業を拡大している。中でもJR東日本は「Suica Renaissance」を掲げ、Suicaのアップデートを進めている。今月号のDIMEでもそんな進化する鉄道を大特集、注目のキーワードと共に紹介している。
Amazonで購入 7netで購入






DIME MAGAZINE












