犬や猫をペットとして飼っている家庭にとっては、予期しないタイミングで訪れる災害などの防災対策は気になるポイントだろう。「ペットの防災」サイトを3月中旬頃を目途に全面的にリニューアルするアイペット損害保険は、犬・猫の飼育者に2026年度版の『ペットのための防災対策に関する調査』を実施して結果を公開した。避難所の受入れ体制について知らない飼育者は約9割もおり、備えの必要性が課題として浮き彫りになった。
ペット防災の対策率は約2割で避難対策も不十分
この調査では、ペットの防災対策を「かなりしている」と「している」を合わせた回答は20.2%にとどまった。災害時の最寄りの避難所のペットの受入れ体制を「知らない」飼育者は88.4%で約9割が具体的な情報を把握できておらず、有事の避難に対する備えは不十分の状態といえる。
「人とペットの災害対策ガイドライン」、「同行避難の原則」を約9割が知らず
環境省が発行している「人とペットの災害対策ガイドライン」に関する調査では、存在を知っている飼育者は8.0%で認知度はかなり低い状態だ。このガイドラインでは「同行避難」が原則とされているが、それを約9割の飼育者が「知らない」と回答している。ペットを飼っているが、実際に災害に会った時の対応方法の認知は進んでいないの現実だ。
同行避難をしない理由は「避難所に入れない可能性」が約4割
災害時の同行避難に関する意向調査では、76.9%が「同行避難したい」と高い意欲を示していた。同行避難をしないと答えた飼育者の最大の理由は「避難所に行ってもペットが入れない可能性があるため」が44.6%で最多だった。知識不足による受入れ体制への不安が大きな壁になっているといえる。
避難生活での心配事は、他人やほかのペットとのトラブルや慣れない場所のトイレ
同好避難の時に、避難先での心配事は「他人や他のペットとのトラブル」が55.7%が最多だった。それに「慣れない場所でのトイレ」が51.9%で続いた。ペットの精神状態や健康状態を不安視する声もあり、共同生活をする上でのストレスや周囲への配慮は課題として考えられているようだ。







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