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スマホで十分という時代は終わり!?「CP+2026」で見えた〝撮る体験〟を変えるカメラとレンズ

2026.04.04

富士フイルム:15年の歴史を「色」で祝う、ファンとの対話

Xシリーズ15周年を祝うパネル展示は、同社の歩みそのもの。圧巻は、来場者が参加する「フィルムシミュレーション人気投票」だ。私も愛着のある「クラシッククローム」に一票を投じたが、自分の好みが可視化される体験はファンにはたまらない。

最新の「X-T30 III」や、遊び心溢れるインスタックス(チェキ)の体験コーナーも充実。スペック追求だけではない、カメラを通じた「表現の喜び」を再確認させてくれる。また1億画素を超えるラージフォーマットの「GFX」シリーズもボディとレンズが充実のラインナップとなり盤石の布陣を見せてくれた。

Xシリーズ誕生15周年の歴史が年表式で分かる展示がメインだった
同社独自の人気機能、フィルムシミュレーションの歴史も年表化
私はクラシッククロームに緑丸シールを貼って投票した
「GFX 100」が加わって、裾野が広がったラージフォーマット
交換レンズも10本以上あり、プロのニーズに応えられる構成だ
往年の名機フジカシングルエイトを思わせるレトロなデザインの「instax mini Evo Cinema」
フィルムの巻き戻しレバーを思わせるギミックもあり、懐かしいと思う人も多いはずだ

Canon:コンデジ30年の軌跡と、ファンが選ぶ「名機」の肖像

Canonブースでは、歴代コンパクトデジカメの人気投票結果が発表され、改めて「PowerShot」シリーズの根強い人気が浮き彫りになった。

注目は「G7X Mark III」の30周年記念モデル。スマホ全盛時代だからこそ、このサイズ感でしか撮れない世界がある。歴史をリスペクトしつつ、次の一手を期待させる展示となっていた。

メインとなるEOS Rシステムは「EOS R6 MarkIII」をコアにして、仕事も趣味もこなせる隙のない展開、最新レンズ「RF14mm F1.4 L VCM」、「RF7-14mm F2.8-3.5 L FISHEYE STM」も展示され、Canonだけで完結できる世界を構築していた。

Canonはカメラとレンズ以外にも3Dなどの多彩なコンテンツを展開した
歴代コンデジの人気投票の結果発表を見て、タイムスリップした気分に
魚眼から超望遠まで揃ったEOS Rシステムが並ぶと圧巻の迫力がある
EOSタッチ&トライ/カスタム相談コーナーでは、気になるEOSに触れたり、自分のEOSのカスタムについて相談できる

OM SYSTEM:パシフィコ横浜に出現した「森」と、徹底した現場主義

ブース内にリアルな「森」を再現し、隠れた小動物やモニターの野鳥を探して撮るスタイルは、まさに実戦形式。注目の「OM-3 ASTRO」や「ED 50-200mm F2.8 IS PRO」は、フィールドに持ち出してこそ真価を発揮する機材だ。今回、初登場の簡易クリーニングコーナーも体験。過酷な環境で使い倒されることを想定した、メーカーの「機材への責任感」が伝わる、信頼感抜群の展示だった。

天体撮影用に特化した「OM-3 ASTRO」が登場。2000万画素から生成する約5000万画素の手持ちハイレゾショットと鮮やかな発色が特徴だ
実機を使ったデモ撮影では、赤い星が鮮やかに記録された
撮影体験コーナーは森を思わせる構成で鳥や小動物を狙える
「ED 150-400mm F4.5」のスケルトン展示。テレコン内蔵の凝った作りになっている
取材に使っていた機材を簡易クリーニングコーナーでスタッフが素早く清掃してくれた

TAMRON:高倍率ズームの旗手が放つ、旅カメラの最適解

今年のTAMRONは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したタイムマシンのデロリアンを展示! 「35-100mm F2.8 Di III VXD」は、まさにタイパを象徴する一本。フルサイズ用F2.8通しの大口径ズームでありながら、驚くほど軽量。柔らかなボケ味と、機動力を両立させたこのスペックは、旅を愛するフォトグラファーの強い味方になるはずだ。

デロリアンで、わくわくする未来へというコンセプトだ
小型軽量で使いやすい「35-100mm F2.8 Di III VXD」

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