カメラは今、単なる「記録ツール」から、自己表現と効率を極める「知的なガジェット」へと進化した。AIによる驚異的なオートフォーカス、動画と静止画の境界をなくすハイブリッド性能、そして所有すること自体がよろこびとなるクラフトマンシップ。
パシフィコ横浜で開催された「CP+2026」。ビジネス最前線で戦う読者にこそ手にしてほしい、日常をドラマチックに変える最新デバイスの数々をレポートする。
SONY:王者の余裕と、中身まで美しい「職人魂」の展示
ブースの主役は、やはり「α7 V」だった。モデルを撮影できるタッチ&トライコーナーでは、進化したAI AFが素早く確実に被写体を捉える快感を多くのユーザーがかみしめていた。ガジェット好きの足を止めさせていたのは、超望遠レンズ「FE 600mm F4 GM OSS」のスケルトン(内部構造)展示だ。
巨大な鏡筒のほとんどが精密なアルミダイキャストで構成されている事実に驚きを隠せない。外側のスマートなデザインとは裏腹な、堅牢すぎる「メカ」としての実力を見せつけられた。
Nikon:プロ機材への渇望と、所有欲を刺すネオクラシック
開場直後からプレス陣が殺到していたのが「Z 70-200mm F2.8 VR S II」だ。整理券制となるほどの人気ぶりだが、手に取れば納得。三脚座を外した際の外観のまとまりと、驚くほどの軽快さは、機動力重視のフォトグラファーにはたまらない進化だ。
一方で、「Zf」「Zfc」の展示コーナーは、写真機としての機能美を愛でる人々であふれていた。伝統と革新を融合させたNikonの勢いを象徴するような、Z世代を意識したスタイリッシュなブース構成が印象的だ。







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